ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

体罰オッケーやった自分が非難される前に、スルッと非難する側に回る無責任男!ど~ん!

2013年01月21日 | 日本とわたし
この人、なんもわかってへん。
本人はわかってると思いこんでるみたいやけど、誤解も甚だしいし、自分が言うたことしたこと棚に上げすぎ!
っていうか、なんでもかんでも、なんかっちゅうたらアホの一つ覚えみたいに中止やの廃止やの、予算取り上げやの、
そういうことさえしたら解決する、改革になるって思い込んでる頭の空っぽさが恐ろしい。
なんでその子が自殺をしてしもたんか、その現場で何があったんか、それまでの経緯の中で見えてくるもんは何か、
今後、教育の世界で、同じようなことが起こらんようにするためにはどないしたらええか、
広く、まんべんに、立場や年令の違いを超えたところで、何回も何回も、それもだらだらせんと効率よく、話し合うていかなあかんのとちゃうの?

ほんまにこの男は、自己弁護や保身のためやったら、ありとあらゆること考えて、それをゴリ押ししようとするやつやから。
外から見てたら滑稽なほどにアホらしいけど、すぐそばにいて振り回される人間はたまらんやろなあ……。

いつまでこんな好き放題させとくん?

いつまで放っとくん?

あんたが大阪の恥やで、橋下さん。


↓以下は、秋葉さんがブログの中で書いてはった彼女の意見から、ちょっと抜粋させてもらいました。

橋下氏はスポーツ指導での体罰件を一切認めないと方針を変えましたが、
その他の生徒指導の現場での「手を上げる指導」については「ルール」が必要、などと頓珍漢なことを言っています。
ルールって、具体的にどうするんでしょう?
忘れ物したら頬をつねるのはokだがビンタはダメとか、廊下を走ったら耳をひっぱるのはOKとか、詳細にマニュアル化するんですか?
そんな非現実的な馬鹿馬鹿しい事、出来るわけないでしょう。
失笑するしかありませんね。
スポーツと生活指導で、手をあげて良いかどうかを分ける理由も意味不明。
なんとか体罰容認を取り繕おうと、適当な思いつきをポンポンと言うのはやめてもらいたいものです。

橋下氏の頭の中では、許されない体罰と許される体罰に色分けされてるようですが、そもそも体罰=暴力=違法です。
許される体罰など存在しないことが、この人にはまだわからないのでしょうか?

↓そしてこれは、その記事の中に掲載させてた、想田監督のツィート

・それにしても、橋下徹という男は、本来ならば責任を追及される側であるはずなのに、
いつの間にか追及する側に身を置くことにかけては、当代きっての天才だと思う。
この希有の才能が尽きない限り、橋下徹はいかなる失政や失態を積み重ねても、決して失脚しないであろう。

・橋下は「泥棒はやめました」と改心したフリをしたわけだが、
昨日まで泥棒だった奴が「自分は泥棒だったことなんぞ一度もない」ってツラして他の泥棒を袋叩きにするってのは、泥棒の風上にも置けん。
まあ、他の泥棒を袋叩きにするからこそ、奴が泥棒だったことをみんな忘れちゃう仕掛けなんだが。

・つーか、橋下徹は、市長として体罰を容認して来た張本人だろうが。
なんで学校や教師や生徒や教育委員会を、非難する側に回れるんだよ。
自分が泥棒のくせに、泥棒に入られた学校を非難している図だろう。
そういう厚顔無恥なことを、平気でやってのける輩は普通はいないから、みんなもコロッと騙される。

では、そのコソ泥男の行動をまとめてくれた記事を紹介しときます。

桜宮高問題巡る橋下市長の発言過熱…批判の声も
 
大阪市立桜宮高校で、体罰を受けた男子生徒(17)が自殺した問題を巡り、今春の入試で、同高体育系2科の募集中止を求める橋下徹大阪市長が、発言をエスカレートさせている。

同高教員の総入れ替えや、廃校の可能性まで言及
在校生や受験生の思いをなおざりにした対応に、批判が上がる。

炎の源は教員であり、生徒の意識であり、保護者の意識だと思う。この炎を消すために、まずは教員を入れ替え、生徒、保護者の意識を改めていく

18日に開かれた市議会文教経済委員協議会で、橋下市長は、体罰問題を火事に例え、意識改革のために、教員の総入れ替えを訴えた。

高校時代に、自らも厳しいラグビー部生活を送った橋下市長は、問題発覚後も、「試合中にビンタすることはあり得る」などと、体罰を容認する発言を続けた。
だが、12日に遺族宅を弔問した後、「スポーツ指導での体罰は一切認めない」と一転。
3日後には、同高の体育科とスポーツ健康科学科の募集中止を打ち出し、「場合によっては廃校もある」とまで踏み込んだ。

入試が2月下旬に差し迫った時期だけに、市議会からは、「市長の発言が事態を混乱させている」と批判が相次ぎ、
教員を入れ替えろと言うなら、まずは、体罰を容認してきた自分が責任を取るべきではないのか」との声も上がる。

募集継続を求める市立中学校長会の動きには、橋下市長は「教育者失格。そういう校長はいらない」と一蹴した。
ある中学校長は「桜宮高校を目指してきた受験生たちの夢を、一方的に摘み取るのは、暴力そのものだ」と憤る。

梶田叡一・前兵庫教育大学長は、「解体的な出直しが必要な問題で、橋下市長の発想は間違っていない」としながらも、
この時期に募集を中止すると、受験生の選択が大きく狂う。感情的に対処すべきではない」と懸念を示す。

市教委が募集を中止しない場合、市長権限で、関連予算を執行しない可能性を示したことにも反発が大きい。

大嶽秀夫・同志社女子大教授(政治学)は、
予算を盾にした手法は汚い。これを機会に、教育委員会をたたいておこうという考えなら短絡的すぎる」と指摘する。

波紋は、東京・永田町にも広がる。
17日の自民党文部科学部会では、
橋下マジックに引っかかってはいけない。頑張ってきた子どもたちのことを全く考えず、教育委員会に責任転嫁しても問題解決はできない」などと批判が続出した。
下村文部科学相も18日の記者会見で、
良く言えば発信力があるが、厳しく言えば、騒動を起こすきっかけになっている」と橋下市長に冷静な対応を求めた。

ただ、当の橋下市長はどこ吹く風だ。
19日、記者団に、「新しい教育方針が固まっていない段階で、新しい生徒をお迎えする方が無責任だ」と語るなど、一歩も引く構えは見せていない。




「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」 桜宮高在校生ら

在校生は「まだ覆せる。できることは何でもやりたい」と憤り、受験生は「詳しい情報がほしい」と困惑した。
21日、大阪市教委が決定した、市立桜宮高校の体育系2科入試の募集中止は、大きな波紋を広げた。

「本当に残念。言葉が出ない」
「納得できない」。

同校の運動部を引退した元主将ら3年生の生徒8人は、21日夜、市役所で記者会見して、涙声で訴えた。

制服姿で臨んだ会見。
同じ時間、市役所の同じフロアで、橋下徹市長は記者団に、「すばらしい決定」と称賛していたが、
生徒たちは、「市長は何も分かっていない」「生徒の話を聞いてくれなかった」と、強い不満を漏らした。

同校では、運動部が活動停止の状態。
さらに、橋下市長が、同校の教員総入れ替え人事を求めている。

生徒の1人は、「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」とうなだれた。

同校体育系2科を志望している受験生や保護者からも、戸惑いや憤りの声が上がった。
大阪府内の中学3年の女子生徒(15)は、「行きたいという思いは今も変わらない。(市教委の決定内容の)詳しい情報がほしい」。
別の高校の受験も選択肢に入れているが、願書の提出期限まで情報収集して、決定するという。

生徒の母親(43)は、「どういう教育方針になるか、早急に説明会を開いてもらいたい」と要望した。

橋下市長は同日午前、同校を訪問。
在校生に「(学校のあるべき方向性が決まる前に)入試を継続するのは大阪の恥」などと理解を求めたが、
在校生からは「受験は人生に一度。受験生から機会を奪ってほしくない」「市長の発言で苦しむ人がいる」などの意見が上がった。

市長はこの際、物議を醸した自身の「(受験生は)生きているだけで丸もうけ」という発言については、
「生きていれば回り道をしても、自分のやりたいことに向けて進める。大きな人生で回り道をすることもあるという意味だ」と釈明したというが、
市役所で会見を開いた生徒は、「自分をかばっている釈明で、私たちには何の謝罪もなかった」などと批判していた。






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水から空中に引き出してしまうと、周囲の人達がバタバタと死んでしまうほどの危険物にまみれた国の未来

2013年01月21日 | 日本とわたし
きーこさんが文字起こししてくれはった小出先生のひとことひとことを読みながら思た。
これまでにも、この使用済み燃料のことについては、わたしも何回も記事に書いてきたのやけれど、
書くたんびに、どないなるんやろうと、逃れようのない迷路に迷い込んだみたいな気持ちになる。
けど、きーこさんも最後に言うてはったように、なんとかできるはずやとも思う。

それにしてもこの原発いうもんは、いっぺん建ててしもたらとことん、生き物にとって迷惑極まりない存在になるんやなあと、あらためて思う。
これがこの先、危険や迷惑の量が減ると、今だに夢見てる人間がいる。
専門家でもない、科学にも疎いわたしやけど、こんだけの年月を経てどうにもならんかったもんは、この先もどうにもならんと思う。
そんなことにお金や頭脳を使いまくるぐらいなら、一世一代の失敗作を、世界のみんなで協力し合て、廃棄することに心血注ぐ方がなんぼか賢いと思う。

そやけど腹立つなあ。

こんなもんを無責任に建てまくって、今みたいな世界を作ってしもた連中と企業に、なんとしても責任取らせたい。
これぐらい実現してもええのんとちゃうの。

↓以下、転載はじめ

【ペイフォワード環境情報教室】「2号機温度上昇・MOX燃料の3号機・4号機の展望」1/19小出裕章先生(文字起こし)



Sawada:
新年初めてという事ですけれども、昨年末ですね、福島第一の2号機の温度の上昇というのが、いろんなところで報道されたという事がございましたけれども、
この2号機についての現状と今後の見通し、危険性についてお話しいただけますか?

小出:
はい。
2号機の原子炉圧力容器のあちこちの温度が、昨年の暮れに上昇データがあるのです。
それが何故か?という事で、従来と同じように、2号機の原子炉圧力容器の中には、水が注入され続けていますので、
もし、その温度の上昇が正しいということであれば、これまでとは別の発熱源が生まれた、と考えなければいけないと思います。
これまでの発熱源は、炉心の中に溜まっていた放射性物質そのものですけれども、それが増える事はありませんので、
別の発熱源があるという事は、原子炉が再び臨界状態になった、という事以外にはあり得ないと思います。

ただし、私自身は、原子炉が再び臨界になるという事は、限りなく可能性が少ないと思ってきましたし、今もそう思っています。

そうすると、温度計が上昇するという物理現象を、「これだろう」と推定することができませんので、
私としては、「多分、温度計の故障だ」と、今は思っています。
ただし、データの推移を注意深く見なければいけない、という状態です。

Sawada:
ありがとうございます。
またですね、別な話で、3号機というのが、もともとMOX燃料を使っているというようなところで、
1号機2号機と比べてですね、またさらに注意が必要か否か?というようなところはいかがでしょうか?

小出:
はい、3号機はモーレツな爆発を起こしたので、その爆発についても、「核爆発ではないか?」という指摘をしている方もいらっしゃるわけで、
3号機は、1号機2号機と少し違う事故の経過をたどったという事は、多分そうだと思います。
ただし、MOX燃料というのはどういうものか?というと、
もともとは、ウランを燃料に使っていた燃料に、プルトニウムという物質を混ぜて燃料にした、というのがMOX燃料ですが、
プルトニウムは、ウランに比べれば、大変危険性が高いものですから、
MOX燃料を使うという事は、それだけで危険性が増えているという事は確実なのです。

しかし私は、ウランが核分裂して出来る核分裂生成物というものが、途方も無く危険なものだと思っていますので、
その途方も無く危険なものの中に、プルトニウムの危険がなにがしか加わったとしても、
被ばくという意味で、大きな危険の増加にはなっていない
というふうに思います。

ですから、みなさん、MOX燃料を使っていたという事で、たとえば、
「プルトニウムが大量に噴き出してきたのではないか」というご心配をされているかもしれませんが、
おそらく、「あまり関係ない」と私は思います。

ただ、事故の経過自身が、1号機2号機3号機全て、少しずつ違っていますので、
3号機独自の危険あった、大きな爆発が起きたとか、という事があったわけですから、
もちろん、その事の意味がどういう事なのか?という事は、今後検証しなければいけませんし、
これからも、3号機の事故の進展が1号機、2号機と違う、という事はあり得ると思いますので、
データをしっかりと見ていくという事が必要だと思います。

Sawada:
それに続きまして、4号機が、常に言われているようなところでありますけれども、
4号機の今後ですね、数年かけてという中で、足場を組んでキャスクに入れてというような中で、
取り出すのも難しい、また、保管する受けての方も難しい、というような話がありますけれども、
これについて、今後の展望という所と、あと、体制としてもですね、先生からのアドバイスとして、
先生は、本当なら、僕らの願いとして、先生に是非アドバイザーとして入っていただいて、
もう少し、先生以上にもっといろんな方も集めてと思う中、
ずーっと東電1社を見守るような形で経産省がやって来た、というようなところがあるかと思いますけれども、
今後どういう形をとっていけばいいのか?という、なんか、先生の知見も含め、アドバイスいただけるところはありますか?

小出:
4号機の使用済み燃料プールの中には、既に使用済みとなった燃料、
つまり、もう「ウランが燃え尽きた」、それだけ大量の放射性物質が含まれているという燃料が、1331体、
沈んでいるのです、プールの底に。
その他に204体「まだ燃やしていない」という燃料が、プールの底に沈んでいました。
そして東京電力は、まずは、燃やしていない新燃料というものを2体だけ、プールの底から引き出してみたという作業をしたのです。
それは、もうすでに行われましたし、「大きな危険を伴わずに、とにかく取り出す事が出来た」ということになりました。

しかし、使用済みの燃料というものは、実は「吊りだせない」のです。
それをプールの水から空中に引き出してしまうと、「周辺の人達がバタバタと死んでしまう」というほどの危険物ですので、
新燃料と同じように、釣り出す事が出来ない。


どうするか?というと、
私たちがキャスクと呼ぶ、鋼鉄と鉛でできた巨大な容器を、先ずプールの底に沈め、
そのキャスクと呼ばれる容器の中に、使用済みの燃料をいれて、蓋をして、
それ…そうしたことで初めて、水面につりだすことが出来るという、そういうものなのです。
ただ、キャスク自体は、重さが100トンもあるという、そういう重量物ですので、
簡単に吊り上げたり吊り降ろしたりという事ができない。
巨大なクレーンが必要だったりするわけですが、
すでに原子炉建屋は爆発してしまっていてボロボロになっているし、クレーン自体も壊れてしまって「ない」んですね。

だからどうするか?と言えば
まずは、キャスクを吊り降ろしたり吊り上げたりできる、クレーンを設置しなければいけない。
そのためには、クレーンを支えるためのしっかりとした建物を建てなければならないという、
そういう事になっているんですね。
東京電力は今、新しい建物を、4号機の壊れた建屋の上にもう一度つくりなおして、
そこに巨大なクレーンを設置して、そしてキャスクを吊り上げたり吊り降ろしたり出来るようにして、
それから作業を始めようとしている訳です。
でも、その作業が始められるようになるまでに、今年の暮れまでかかると言っているわけです。

私はまぁ、そうだろうと思います。
大変な作業ですし、時間がかかるだろうと思います。
そして、実際上できる事はそれしかないだろうと思いますので、
東京電力には一刻も早くその作業を早めてでもやって、使用済み燃料を吊りだしを始めて欲しいと願います。

しかし、吊りだしが仮に始められたとしても、
1331体もある使用済み燃料を、キャスクに入れながら、吊りあげて、そして別の場所に持っていく。
まぁ、今、東京電力は、隣にある共用燃料プールという所に持っていこうとしている訳ですけれども、
そしてまた、次のキャスクを沈めて、そこにまた、使用済みの燃料を入れて、吊りあげて、
それをまた、共用の燃料プールに移動するという事をやるわけですけれども、

もうすでに、4号機の使用済み燃料プールの中には、がれきが崩れ落ちて散乱している訳ですね。
先ずは、そのがれきも片付けなきゃいけないし、
崩れ落ちたがれきで、使用済み燃料がすでに破損をしているかもしれない。
上手く吊り上げたり、キャスクに入れたりすることが出来ないかもしれない。という、
そういう状態になっているという訳です。

1331体もある使用済み燃料を、完璧に…外に出さなければいけないという、
大変に困難な作業だと私は思いますし、
そのためにまた、沢山の労働者が、被爆をしていくだろうと思います。
「注意をしてやるしかない」ということです。

その上に、また、
1号機から3号機の使用済み燃料プールの中にもまだ、燃え尽きて使用済みになった燃料が沈んでいて、
「それらはどうやって釣りだせるかすらがまだ分からない」という状態で、
これから何年何十年という苦闘が、被ばく作業とともに続く、という事になります。


Sawada:
大変厳しいお言葉で、なかなかこう、希望が見いだせるタイミングではないんですけれども、
私たち国民の意識は、だんだん遠のいている中にあるんですけど、
やっぱりこれを持ち続けて、監視し続けて、どうあるべきか?という事を僕らが考えていって、
力にして、やっていくしかないと思うんですけど、
先生からそんな、一生懸命考えているリスナーのみなさんへ、一言アドバイス、エールを頂けますか?

小出:
皆さんもう、福島の事故は終わった、というふうに思っていられる方もいらっしゃるかもしれませんし、
国にしても東京電力にしても、積極的にそういう宣伝を流しているわけですね。
マスコミはもう取り上げないし。
福島の人達が、いまだに故郷を奪われて、10万人を超える人々たちが流浪化している、という事実も伝えないというなかで、
みなさんが忘れようとしているんですけれども、
でもいまだに、福島第一原発の敷地の中でも事故は続いていますし、その周辺にいた人々の苦難も未だに続いているわけで、
私は忘れて欲しくないし、これからも見まもって欲しいと思います。

Sawada:ありがとうございます。今年1年もまたぜひよろしくお願いいたします。

小出:こちらこそよろしくお願いいたします。



――チョ~個人的にきーこが書き出しながら感じちゃったこと――

何度も何度もお聞きしている内容です。
何度も書き出した内容です。
書くたびに思います。
不可能だろうと。

日本では、トンネルの屋根が落ちました。
海外では橋が落ちました。
道路も陥没しました。
老朽化です。

マンションは10年ごとに大規模修繕を行い、それでも老朽化により、40年位で丸ごと建て替えます。

自分の周りの景色を見渡せば、もう崩れてもおかしくないものばかりがこの地上にあります。
頭の上に天井が落ちてくるかもしれない、足の下が崩れて自分が下に落ちるかもしれない。

高度経済成長期に土を覆い、山を崩し、川を埋め自然を壊しながら造ってきたものが、
かつて近代的だと言われていた構造物が、今どんどん壊れ始めている。


原発は?
事故が無くても、コンクリートが崩れてくる頃、
事故が無くても、なかの鉄骨がさびている頃
それがもっと、事故で無残な姿になっていて、
なおかつ、これから先何十年もたたなければ、使用済み燃料棒も取り出せない。
メルトダウンして溶けてしまったものなんか取り出せるはずもなく・・・・

今日は書き出しながら、不謹慎にも私は笑ってしまいました。
どう考えても無理だと思って、
どうしようもない事が本当にあるんだという事を、改めて目の前に叩きつけられたような気がして、
…笑ってしまいました。

私は、無事に、1~4号機すべての燃料を取り出すことは、不可能だと思います。
あと何十年も、あの建物が無事に残っているとはどうしても思えません。

もっと別の視点から、常識的ではない解決の方法で、使用済み燃料棒を眠らせる方法は無いのでしょうか?

宙づりにしたら、バタバタと人が死んでしまうような使用済み燃料棒が、
福島だけではなく、全国の原発にあるという事も忘れてはいけません。

そして、
現在から未来へ向かって、日本人の命は、東京電力の手の中にある。
そんなことも改めて…もう考えたくもない事実を、また噛みしめました。

あぁ~、
あまりにも悲惨な状態で、手も足も出ないと思うと、
人間って、笑っちゃうものなんだっていう事も、改めて確認しました。

でも、こんなこと言ったらいけませんね、しかられますね、ごめんなさい。
現場で闘って下さっている人が沢山いるのに。

「できる」んですよね、
「出来るようにする」のが人間ですよね。
人間だもの。出来ない事はない。
自分で作ったものだもの、きっと何とかできるはず。

↑以上、転載おわり
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霞ヶ関流復興資金⇒まず大幅に水増し⇒余ってるんがバレたらヤバい⇒足りんと言い訳して陰で使いまくる!

2013年01月21日 | 日本とわたし
NEWSポストセブンで報じられていた記事です。

↓以下、転載はじめ

『八重の桜』のキャンペーン費用3.4億円 復興予算から拠出
2013.01.21 07:00

復興予算が、霞が関の庁舎改修から役人の福利厚生費まで流用された問題は、昨年来大きく報道された。
 
流用額そのものにもごまかしがある。
NHKや朝日新聞など、大メディアは、19兆円の復興予算のうち、被災地以外に流用されたのは、「全国防災事業」と「企業の立地補助金」を合わせた約2兆円と報じているが、本誌の調査ではそんなものではない。
 
例えば、復興予算からは、震災で被害を受けた役所の施設改修費(官庁営繕費)に、総額約137億円(2011年度)が充てられ、そのうち、被災地向けの「復旧費用」は、4億5000万円となっている。
だが、その内容を調べると、実際に被災地で使われたのは、約3600万円のいわき地方合同庁舎改修1件だけで、残りは、人事院がある東京・霞が関の中央合同庁舎5号館別館の改修に充てられた。
 
国土交通省の担当者は、「東京も被災地です」と説明したが、施設改修費のうち、被災3県に使われたのは全体の5%だ。
他の復興事業でも、東京などで実施された事業が、「被災地向け」と計上されたケースは枚挙に暇がない。
 
つまり、2兆円どころか、19兆円の大半が、被災地以外で消えている可能性が高い
 
菅内閣の内閣参与を務め、復興増税の経緯を知る五十嵐敬喜・法政大学教授(公共政策)は、こう指摘する。

「役人が、これだけ確信的に流用できるところを見ると、被災地の復興資金が、本当に19兆円も必要だったのか疑問になる。
当面の復興に必要なのは、6兆円程度でよかったという、経済学者の指摘もある。
霞が関は、最初から、復興予算を大幅に水増ししていた可能性が高い。
しかも、復興予算が十分余ってしまうと、決算剰余金を増税削減に回せ、という声が強まる。
だから霞が関は、どんどん流用して、復興財源を早く使い切ろうとしているのではないか。
そうすれば、復興予算はまだ足りないと口実をつけて、剰余金を公共事業に使える。
今回の補正予算が、まさにそうなっている」

 
その他の復興予算流用の実態は、すでに本誌が詳細に報じたのでここでは繰り返さないが、
流用問題を大きく報じたNHKで、今年からスタートした大河ドラマ『八重の桜』のキャンペーン費用も、国交省の復興予算(復興調整費3.4億円)から出されていたことを付け加えておく。


↑以上、転載おわり


いやもう、そら、NHKがボコボコに言われてもしゃあないな。
復興予算使てるって……それも3億4千万円も……。
そのお金で、いったい何人の、被災地の人らの暮らしが賄えたやろか。

ほんま、怒らなあかんと思う。
そろそろ真剣に怒らなあかんと思う。
それも、部屋の中と違て、怒る相手がいるとこ行って怒らなあかんと思う。

けど、ただ行って怒るだけやったら電車賃とエネルギーの無駄使いになってまうから、
なんか作戦考えて、知恵を分け合うて、専門家の人とかも一緒に、それからできたら、まともな報道屋さんも一緒に、

『19兆円の大半が、被災地以外で消えている可能性が高い』って……。

もう、被災地の人に限らず、放射能汚染に苦しんでる人に限らず、日本人ならみんな、
とにかく、怒らなあかんとわたしは思う。
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