ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「チェルノブイリ事故で放射線の影響が出たのは4年後」というまやかしを前提にしているまやかし調査

2014年04月24日 | 日本とわたし

東京新聞『こちら特報部』より

福島原発事故 県民健康調査 八方ふさがり

内部から「評価できぬ」

「がん発症 関連なし」に異論


福島原発事故の健康影響を調べる、福島県の県民健康調査に、内部から「NO」の声が出始めた。
焦点の事故と小児甲状腺がんの関連について、県は一貫して「関連は考えにくい」と否定してきたが、
専門評価部会メンバーである、東京大医学部の渋谷健司教授が、先月の部会で、
いまの検査の仕方では、評価できない」と、県の姿勢に異論をとなえた。

県は無視を決め込むものの、結論ありきの調査は、もはや崩壊寸前だ。(榊原崇仁)

検査の全面的な見直しは避けられない

世界保険機関(WHO)の元職員で、病気の原因の統計分析が専門の渋谷教授は、取材にそう語った。

渋谷教授が委員の甲状腺検査評価部会は、『県民健康調査検討委員会』の専門部会。
昨年11月以降、甲状腺検査の結果などについて、議論している。
3月に2回目の会合があり、渋谷教授は席上、
放射線の影響は、現状のまま検査を続けても、評価できない」と話した。

事故当時18歳以下の全県民を対象にする、福島県の甲状腺検査では、昨年末現在で、27万人が受診し、33人に、小児甲状腺がんが見つかった。

ところが、この調査は、「チェルノブイリ事故で放射線の影響が出たのは、4年後」という話を前提にしている
このため、事故から3年間の目的は、事故前からある甲状腺がんを洗い出す、というもの。
ようやく今月の検査から、がんが事故後に増えたか否かを調べる

渋谷教授は、
『発症は4年後』が必ず正しいと限らないし、放射線以外の要因で増えることもある。
いずれにせよ、この調査では、事故との関連が分からない。

放射線の影響がある地域とそうでない地域を、比べなくてはならない」と訴える。

環境省は比較のため、青森、山梨、長崎の3県で、子どもの甲状腺検査を実施した。
約4500人のサンプル検査で、一人にがんが見つかった。
しかし、渋谷教授は、
「どの頻度で見つかるかは、一例では分からない。
たまたま、少数のサンプルで見つかったかもしれない」と、この比較を批判する。

単純に、検査数を増やせばいい、というものでもないという。
「進行が遅い甲状腺がんは、寿命まで悪さしない例も少なくない。
見つけなくてもいい病気まで見つける『過剰診断』は、余計な不安も与える。
患者の利益を、慎重に考えるべきだ」

不安解消という点では、福島県の取り組みには欠陥がある、という。
県側がやるのは検査まで
がんが見つかった後の対応は、費用を含めて患者任せだ。
健康不安の解消を目的にしながら、なぜこうなるのか」

県側は、3月の部会で、渋谷教授から批判を受けた際、
「原発から遠い会津地域と、それ以外の県内比較で評価する」、と反論した。

渋谷教授は、
会津が事故の影響を受けてないと言い切れず、低線量被ばくも考慮しなければならない」と指摘。
「会津は極めて線量が低い」と県が主張することには、
「会津の住民は『自分は大丈夫』と思い、検査を受けなくならないか。比較どころでなくなる」

渋谷教授は、そもそも県が調査の主体であることを、疑問視する。
深刻な原発事故は、先例がごくわずか。
世界の知見を結集するには、国がやるべきだった
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やっと来てくれた春なのに

2014年04月24日 | ひとりごと
重度の糖尿病を患っている家猫に、毎朝毎晩一回ずつ、インシュリンの注射を打っています。
彼女が餌を食べ、のんびりとくつろいでいる時を狙って、注射器を隠しながら猫なで声で近づいていくと……。
バレバレ……

それでもまあ、マッサージが得意なわたしが、彼女の頭の部分をなで回している間に、鍼師の旦那が注射を打つと、割合スムーズに事が済みます。
けれども、わたし独りしかいなかったり、旦那もわたしもいなかったりする場合は、そのドキドキが向こうにも伝わって、どんどん悪い方に傾いていくのです。
そりゃ痛いよね、8㎜もの針を刺されるのだから。それも一日に2回も……ごめんね。

その使用済みの注射器を、一所に集めたままでいたのですが、そろそろなんとかしなければ、という量になりました。
で、使用済みの注射針はバイオハザードなので、旦那の治療に使った使用済みの鍼を入れる容器に棄てることにしました。
そのためにはまず、注射針を注射器から外さねばなりません。
ということで……。



外では風がびゅんびゅん吹き荒れています。
しかもその風が、とても冷たぁ~い!
せっかく暖かくなって咲き始めた花々を、乱暴に振り回しています。

ポンちゃんもだから、葉桜に変身しつつあります。





でもお日様はやっぱり、冬よりも断然暖かで、たんぽぽがたくさん咲き始めました。


わたしはこのたんぽぽを見るたびに、子どもの頃に画用紙いっぱいに描いた、黄色いお日様を思い出します。
花びらの一筋一筋、葉っぱのギザギザのひとつひとつに、春の息吹が満ちあふれています。
なのでわたしは、たんぽぽの花が大好きです。
コメント (4)
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類い稀なる愚かな協定『TPP』に、日本を巻き込ませないでください!

2014年04月22日 | 日本とわたし
アメリカでも日本でも、そして多分他の国でも、これほどバカバカしい、とんでもなく愚かしい協定を、なんとかしてこの世から消そうと、少なくない人たちが声を上げています。

「守るべきものは守る」「国益を守る」などと、できもしないことを、さもできるように言い続ける大ウソツキの安倍氏。
多分彼は、法律や憲法などと同様、このTPPのことについても、ちゃんと理解ができていないのではないでしょうか。

オバマ氏は、経済に関しては非常に保守的で、ロビー活動に抵抗する素振りさえ見せません。
けれども昨秋、アメリカでも、大手600社に交渉の情報を流して相談する一方、議員に何も知らせないという、
あまりのTPPの秘密性(異常性ともいえますね)に怒り、150人を超える議員が、大統領に抗議の書簡を送りつけていたのです。

そんなこんなのゴタゴタもあって、繊維製品や医薬品、そして国有企業の扱いにも及ぶTPPの交渉は、
実は、グローバル企業と呼ばれる巨大企業団体以外の者にとっては、気味悪い上に意味不明の、なんとも不可解なものなので、
終盤で厳しさがどんどん増してきて、合意が延び延びになっているのです。

知的財産権の取り扱いなどについてもまだ、各国には大きな隔たりがありますし、
仮に妥結しても、TPP宣伝屋が誇らし気に主張する「野心的で包括的な高度の合意」など、本当に実現するかどうか疑わしいのに、
どの国も、それぞれの勝手な解釈で、"TPPの恩恵"を、自国民にアピールしまくっています。

けれども、マレーシア政府は、マレー系を優遇する国内法「ブミプトラ」に抵触するとして、国有企業規制の受け入れに消極的なのです。
日本はどうでしょうか?
希代稀なる阿呆が首長をやっているのですから、期待する方がおかしいのかもしれません。

いずれにせよ、TPPに反対するにしろ賛成するにしろ、内容もわからないのに決められるか!という当然の怒りが、
どうして日本の議員の一部にだけしか、生じてこないのでしょうか?
せめて報道屋の中に、そういう気概と常識を持つ人間が、もっともっと増えてくれたらと、心から願っています。


真実を探すブログ』より

↓以下、転載はじめ

日米首脳会談での、TPP合意を止めよう!
全国各地で、反TPP運動が相次ぐ!
4月23日は、議員会館前で、座り込み抗議!




日本政府は、4月24日の日米首脳会談で、TPPの大筋合意を発表しようとしていますが、
全国各地で、これに反対する運動が、盛り上がっています!

宮崎県の仙台では数千人が、「地域経済、食の安全を守れ」と訴え九州でも、反TPP集会やデモが相次ぎました。
また、22日と23日には、東京での、大規模な反TPPデモが予定されており、
本州のほぼ全土で、国民が、TPPに対して「NO」を突き付けています。

特に、東京で行われる反TPPデモは、日米首脳会談直前ということもあり、非常に重要です。
是非とも、一人でも多くの方が、このデモに参加して、TPPの危険性を、日本中にアピールして欲しい、と私は思います。
4月23日のTPP反対デモは、衆議院第二議員会館前で開催され、10時~15時まで続く予定です。
TPP反対派の議員らも参加するようなので、軽い気持ちで、ドンドン参加してみてください!


☆仙台市青葉区で、TPP交渉の「大筋合意」に反対する集会 (宮城14/04/21)



Published on Apr 21, 2014
24日の日米首脳会談で、焦点となっているTPP(環太平洋経済連携協定)をめぐる交渉­の、「大筋合意」に反対する集会が、宮城・仙台市青葉区で行われた。
青葉区の勾当台公園市民広場で開かれた21日の集会には、JAをはじめ、生活協同組合­や医師会の関係者などが集まった。

代表世話人の宮城県農協中央会・菅原章夫会長は、
「国民の食と命、暮らし、国益を守りき­ることこそが、日本政府、安倍首相としての責務、責任ではないでしょうか」と述べた­。

集会では、アメリカのオバマ大統領が来日後、24日に開かれる日米首脳会談で、
アメ­リカに有利な条件で、TPP交渉が「大筋合意」されることを阻止する、とした決議が行わ­れた。
集会のあと、参加者は、一番町の商店街をデモ行進し、市民に「TPP交渉」の反対を訴­えた。


☆「TPP反対」宮城で県民集会 米大統領来日目前
URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-22/2014042201_04_1.html

引用:
米オバマ大統領来日が目前にせまる21日、
「TPP(環太平洋連携協定)から食とくらし・いのちを守る4・21宮城県民集会」が、仙台市民広場で開かれました。
雨の中、約1500人が参加し、「地域経済、食の安全を守れ」と訴え、市内をデモ行進しました。

主催は、JAグループ宮城、県医師会、県生協連など、27団体でつくる「TPPから食とくらし、いのちを守るネットワーク宮城」。

代表世話人のJA宮城中央会の菅原章夫会長は、
「日米首脳会談でのTPP大筋合意は論外です。米国資本の要求にくみすることなく、国会決議を堅持することが政府の責務です」とあいさつしました。
:引用終了


☆TPP反対集会:「食の安全脅かされる」福岡で800人
URL http://mainichi.jp/select/news/20140419k0000e020196000c.html

引用:
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の日米協議が、大詰めを迎える中、
福岡県内の、農業や医療の業界団体で作る「TPP反対福岡ネット」などは19日、福岡市中央区で「TPP断固反対 福岡県民緊急集会」を開いた。
約800人が参加し、「なし崩し的な譲歩によって食の安全・安心を脅かすことは許さない」とアピールした。
:引用終了


☆反TPPアクション
URL http://tpp.jimdo.com/ 

引用:
●STOP TPP!! 官邸前拡大アクション

日時:4月22日(火)18:00~20:00

場所:首相官邸前(国会記者会館側)
   丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅 3番出口(徒歩1分)

地図:http://yahoo.jp/v1pfet

内容:議員、呼びかけ人、参加者からのスピーチなど

詳細:http://tpp.jimdo.com/2014/04/14/01/
Facebookイベント:http://on.fb.me/1ldNqpK


======================

本アクションは、オバマ大統領のアジア歴訪に合わせ、
米国にて4月22日~5月7日に開催される、「TPP反対、TPA反対」を訴えるキャンペーンとの、共同行動として開催します。

★米国のアクションサイト"Stop the Secrecy"
https://stopthesecrecy.net

======================

主催:STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
http://tpp.jimdo.com/
 
ツイッター:https://twitter.com/TPP_kantei (当日の実施状況は、ツイッターにて告知します)

----------------------------------------
■4月23日(水)
----------------------------------------

●TPP阻止緊急座り込み行動

10時~15時 座り込み抗議活動
12時~13時 政治家等によるスピーチ

場所:衆議院第二議員会館前

主催:TPP阻止国民会議
詳細:
http://twitdoc.com/2US2
:引用終了


関連過去記事

☆自民党、TPP交渉で譲歩案提示へ!
今まで聖域としていた重要5項目(586品目)も譲歩!
甘利大臣「動かないと交渉にならない」

URL http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1841.html

TPPが日本を壊す (扶桑社新書)

間違いだらけのTPP 日本は食い物にされる (朝日新書)

TPPの正しい議論にかかせない米韓FTAの真実

経済大国なのになぜ貧しいのか?

↑以上、転載おわり
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原発は、将来の世代に無責任なエネルギー&反社会的存在。国家ぐるみの壮大な粉飾決算」城南信金理事長

2014年04月22日 | 日本とわたし
極めてまれだと言われる、吉原・城南信金理事長のような業界のトップが、もっともっと出てきて欲しい!
そして、そういう方々が、まれではなく、当たり前の社会に生まれ変わって欲しい!

せめて太文字の部分だけでも読んでみてください。

↓以下転載はじめ

インタビュー:原発は国家ぐるみの粉飾決算=吉原・城南信金理事長
[東京 18日 ロイター]

脱原発路線を強力に主張する、異色の地域金融機関トップとして知られる、城南信用金庫(本店・品川)の吉原毅理事長が、ロイターのインタビューに応じ、
原発コストが安いというのは、将来負担を無視した国家ぐるみの粉飾決算に近い、との見解を示した。

また、新エネルギーの開発が、新しい経済の活力を生み出す、との持論を展開した。


東京・神奈川を地盤に、信金業界2番手の総資産3兆6000億円を持つ同信金は、地銀中位行に匹敵する規模を誇る。
そのトップとして、金融業とエネルギーの政策のかかわりあいに関し、どのような本音を持っているのか聞いた。


―金融機関のトップが、政治的発言をするのが極めてまれだ。

城南信用金庫・吉原毅理事長:
金融は政治にかかわるべきではない、という意見がある。
それは本来、権力にかかわることで、金融が求めるべき理想がねじ曲げられ、利用されてしまう懸念が生じるために生まれた考えだ。

しかし、金融に限らず、企業の目標は、より良い国や社会を構築することだ。
すべての企業は、理想の実現のためにある
経営者は、金儲けだけ考えればいい、というのはおかしいのではないか。


―国論を二分する1つの側に付くことで、顧客からの不評を買わないか。

吉原毅理事長:
消費者のニーズに応えることが企業、つまり、消費者主権という考えは間違えていないか
例えば当社は、投機のためのゴルフ会員権購入のための融資はお断りする。
そういう資金使途には貸せない。
健全性とは何かを考え、顧客にも説明していく
それが金融マンの役割だ。

福島第1原子力発電所の事故で分かったことは、将来の世代に責任を持てないエネルギー、ということだ。
もはや原発は、反社会的存在だ。
原発を造る金を貸せと言われたら、お断りする


―電力債は、金融機関の運用手段としても重要だ。

吉原毅理事長:
東電の株式と社債は、事故後に売却した。
金融機関は、公共的な存在だ。
東電の株式や社債に、投資をするわけにはいかない。



―経済界の中には、コストの安い原発を稼働しないと、日本経済が立ち行かない、という意見が多い。

吉原毅理事長:
原発のコストの方が低いという人で、いやしくもビジネスマンや経済に携わる者ならば、会計の原則ぐらい勉強していただきたい
コスト計算には、直接原価と間接原価があり、そこで総合原価計算が行われる

原発は、今あるウランを使うだけならば、直接原価は低い
では、その結果の間接原価はどうなのか
将来の廃炉費用や、使用済み核燃料の保管料や処理費用、工事費や人件費、地代がカウントされているのか
カウントされていない
われわれは今、時価会計で、将来に発生するキャッシュフローを、すべて現在価値化し、負債計上している
原発にはそれが入っていない

1回事故が発生したら、天文学的なコストがかかる。
貸し倒れ引当金の積み立ての考え方を入れれば、とんでもない引き当てを積まなければならない。
これは、不採算というのではないか。
国家ぐるみの壮大な粉飾決算だ。


―原発の再稼働ができなければ、値上げしなければならない。
顧客の中小企業にとっても、それは、経営上の困難になるのではないか。


吉原毅理事長:
まず、原発の将来に発生する未計上のコストを、ちゃんと計上しなければならない
その上で原発を再稼働させたら、もっと値上げをしなければならない

新しい電力産業が勃興してくれば、新産業として、モノづくりの復活にもつながる。
例えば、石炭ガス化コンバインド発電やソーラーパネル、さまざまサービスも増える
工事やモノづくりに携わるわれわれの顧客たちにも、恩恵がある
原発の再稼働では、新産業は生まれない



―経常赤字を懸念する指摘もある。

吉原毅理事長:
燃料の輸入によって貿易収支が悪化し、経常収支が赤字に陥るのは、日本経済にとってマイナスだ、という指摘は、本当に正しいのか。
経常収支が赤字でも、成長している国はたくさんある
日本は、黒字を溜め込み、結果的に円高になり、デフレから抜け出せなかった。
輸出入のインバランスは、為替で調整される


―大手銀行は、福島第1原発の事故後に、東電に対して巨額融資を行った。
どのように評価する。


吉原毅理事長:
第2の住専問題だ、という気がする。
当時も、政府が保証するからと、みんなが貸して、最後は損失となった。
1980年代のバブル時も、金融機関は公共性という考えを放棄し、その後、大きなツケを払わさられることになった。
金融機関は、引き返す勇気を持つ必要があると思う。



―大手行は、公共性を考えて貸しているのではないか。

吉原毅理事長:
それは、公共性を勘違いしている
東京電力を生かすことが、公共性ではない
安全でコストの安い電力サービスを、継続的に、安定的に、保証することが公共性なのではないか。
もっと見識を持たなければならない

(インタビュアー:布施太郎 浦中大我)
(布施太郎 編集:田巻一彦)
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米国『さくらまつり・2014』事情

2014年04月22日 | 米国○○事情
リビングの窓から、ポンちゃんを眺めるショーティ……。


今年の冬は、本当に厳しかったんです。
寒くて冷たくて、それがもうほんとに長かったんです。
なので、大人も子どもも動物も、みんなみんな、この春を待ちこがれていました。
そしてやっとやっと、4月も半ばが過ぎた今、春がどっしりと腰をおろしてくれました。
んじゃ~いきますよぉ~!さくらまつりだぁ~!

あ、ちょっとその前に、男前のカエデの爺さんをちょっと。


爺さんのコブや穴蔵は、ちっちゃな動物たちの遊び場。どれもこれもとっても渋い!




ではでは、もうゲップが出るほどいきまっせ~!
2014年版・まうみのさくらまつりぃ~!

























玄関ポーチのベンチに座って見えるポンちゃんは、こんな感じ。




この家をネットの画面で見つけ、見に来た時、この桜の花が、ケラケラと笑って迎えてくれました。
なんという可愛さ、なんという明るさ、なんという無垢さ。
わたしは一目惚れして、家の中に入る前にもう、ここに住もうと決めていました。
ポンちゃんは、つぼみがほころびかけると、みるみるうちに、『坊さんが屁をこいた』遊びをしているかのように、
まるで米菓子がはじけるように、花びらを寄せ集めて、まあるいボンボリを作ってくれます。
だからポンちゃん。
旦那は、木に名前をつけるなんて……と、ちょっと呆れているようですが、気にしない気にしない。


↓そしてここからは、近くの公園の桜たち♪





















イタリアンのおっちゃんたちが楽しむボールゲーム。今だに名前知らず……。


ちょっと一呼吸。


ここにも男前のカエデさんがいたので。


木肌がめちゃくちゃ渋い。






















この桜は、ちびっ子たちの木登りに最適!たくさんのちびちゃんたちが登って、写真を撮っておりました。












春を告げる鳥ロビンは、食い気専門。


ロビンのお腹は、きれいなオレンジ色。













以上、さくらまつりでしたぁ~
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米国『イースター2014』事情

2014年04月21日 | 米国○○事情
イースター、感謝祭、クリスマス、このみっつのお祭りには、親族一同が集まって、一緒にご馳走を食べながらおしゃべりします。
イースターは初春のお祭りで、小さな子どもたちがいるお家では、卵の殻に好きな絵を描き、それを庭や部屋のあちこちに隠し、子どもたちがそれを見つけるという遊びをします。
我が家の息子たちは、こちらに越してきた時にはもう、11才と13才になる年だったので、イースターはただの、面倒な親戚の集まり、という印象だったのかもしれません。

いつもだと、ただただイースターのためにだけ、フィラデルフィアの郊外まで車を走らせていたのですが、
今年は初めて、親戚の家の近くに引っ越した、旦那の大学時代の友人一家の所に泊めてもらう計画を立てました。

双子のおとうさんのジャンと、おかあさんのサラ。
そして息子のユーイくんと娘のアリーナちゃん。
4人と3匹のにゃんこたちが引っ越したのは、通り全体がまるで森の中のような、それはそれはすてきな所でした。
だから庭も、なんだか公園みたい。


ユーイくんとアリーナちゃんは2才になるところ。
前に逢ったのは、彼らがまだ生まれて間もない頃でした。


ちっちゃな彼らにこの庭は、いったいどんなふうに見えているのかなあ。


ジャンとサラも、うちと同じく、子どもの物はお古を活用するという主義のようです。
こちらの一軒家には、プラスティック製の大型の遊具がよく置かれています。でも、こういう遊具って、本当にもったいない。
すべり台が特にお気に入り。




おうちは石でできています。


にゃんこがノシノシと、挨拶をしに来てくれました。


もう何をしてたって可愛すぎるふたり!




押し車を、ユーイくんに先に取られたアリーナちゃん……、


電動だよ、ふふふ……。


ユーイくんが教えてくれた、ちっちゃい松ぼっくり。


台所に案内してくれました。


この花もきれいだから撮っといて、とユーイくん。


ソメイヨシノの赤ちゃんも。


ここにもきれいな花があるよ~。


猫ちゃんたちの出入り口も。


最近よく見かけるようになった、プラスティックでできているみたいな、ツヤツヤした花。


マグノリアの老木も満開寸前。




ここもすべり台みたいなもんなんだよな、とユーイくん。そうそう、とアリーナちゃん。


春の野草。


にゃんこに戯れてもらってる旦那。


ちびっ子たちの隠れ家。


トラックもお気に入り。


あ、見たなっ!



彼らの家も、うちと同じくらいの百才。


階段や窓枠、そしてドアが、同じ感じで落ち着きます。




ユーイくんはとっても本が好き。アリーナちゃんもかならずくっついてきて……。




サラは切り絵の作家&大学の先生。ジャンは映画のCGなどを手がけるデザイナー。彼のお父さんは画家さんです。
なので、お家の中には、宝物がいっぱい。



これは、クランベリーをすくう道具だったような……説明を聞き流してしまいました。


飾ってあるものが渋い。


子どもたちの椅子までもが渋い!


う~ん、これはどこの国のものでしょか?



翌日、イースター本番!
イースターバニーからの贈り物だよ~と、サラがふたりにバスケットを運んできて、




クレヨンでお絵描き。


ふたりはなんと、ジェリービーンがなんであるのかも知らなかったぐらいに、お菓子を食べ慣れていません。あっぱれサラとジャン!

昼前から、イースターの会食用に、ほうれん草のゴマ和えとタイ風キュウリサラダを作るべく、台所を占領。
量が量だけに、大鍋いっぱいのお湯を、なんと4回も沸かすことに……。
しかも、ゴマ和えのソースに使う練りゴマが見つからず、タヒニソースを使って誤摩化す?!という暴挙に出てしまいました。
まあ、元々の味を知っているのは、旦那と旦那の両親ぐらいなので、なんとか乗り切れるでしょう。
キュウリは、薄切りを塩でもみ、そこに絞ったライムジュースとハチミツ、そしてフィッスソースと擂ったニンニク、塩少々を加えて終わり。
ジャン一家にも、キッチンや用具を貸してもらったお礼にお裾分け。

お昼ご飯をちゃっちゃと食べて、近所の散策。




出発ぅ~!


この通りの気持ち良さといったらもう……。




庭なのか公園なのか……。


とぉっても名残惜しかったけれども、みんなとお別れ。
でも、どうやらうちから車で15分くらいの所に、ジャンのいとこが家を買ったので、そのお祝いに来るのだそうな。
また逢えるからって……わたしが忘れた物の数といったらもう……上着から包丁から調味料まで……いつになったら治るのでしょか……。


こちらもフィラデルフィアの郊外、旦那の従妹、エミリー一家のお家です。
イースターははじめ、祖母と叔母一家が暮らすワシントンD.C.に集まって祝っていました。
祖母が亡くなり、叔母の家から子どもたちが巣立ってからは、叔母の長女のエミリーの家ですることになりました。
息子のアンソニーくんは、もう4才。早いなあ……。


これも定番のおもちゃ、ミニハウス。




ちっちゃな子がいる家っていいな~なんて……すっかり親業を終えたから言えるのですよね。
息子たちが幼かった時は、遊んだおもちゃを片付けさせようと、あれこれと頭を悩ませていたのですから。




イースターのメインディッシュはハム。


お料理を待つテーブル。


並びました。


エメラがすっかりおねえちゃん♪赤ちゃんだったエリーちゃんもしゃべり始めています。


ちょっと心配だった似非ほうれん草のゴマ和え、そしてタイ風キュウリのどちらも大好評!
よかった……日本の人がひとりもいなくて……なんちて……。

とにかく無事に、そして楽しく、イースターを終えた週末でした。
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鹿児島二区選で、原発再稼働・TPP・消費増税・集団的自衛権をゴリ押しする安倍政権に引導を渡そう!

2014年04月18日 | 日本とわたし




<斉藤まさし氏>
本番突入に当たって、あの、勝手ながら、この選挙をどうやって勝とうとしているのか、ということを、みなさんにお話ししたいと思っています。

今回、この選挙を、太郎君と最初にやろうと思ったときに、はっきりこの選挙は勝てる、と。
「勝てる選挙だ」という判断を、2人で、一致しました
それは、三つの条件が整ったから、ですね。
その条件と言うのは、

第一に、
この選挙は、徳田毅さん、徳洲会事件を発端にして、徳田さんの辞職に伴って行われる選挙である、ということ。
で、このことによって、徳洲会が、少なくとも現時点まで、この選挙に関しては一切動いていない、という事態になっています。

で、この鹿児島2区というのは、全国でも本当に独自の選挙で、まあ、南北が600キロあるんですね、南北だけで。
で、沢山の離島がある
もう、本当にお金がかかるんです。
この移動だけでも、大変な費用がかかる
あのー、別に違反でもなんでもなくて、普通に選挙をちゃんとやろうと思ったら、それだけで大変なお金がかかる選挙なんですね。

だからこそなんですが、国会で今、『一強他弱』といわれていますけれども、
全国で、この鹿児島2区というところは、ずーっとこの三十何年『一強他弱』、まあその頃はまだ、小選挙区なんですけども、
鹿児島2区が独立して以降は、完全に、『一強他弱』な選挙区なんです。

で、この『一強』というのは何か、っていったら、自民党ではありません
自民党は弱いんです。
徳田さんが自民党へ入ってからは、自民党が強くなったんですが、
徳田毅さんが自民党に入るまでは、徳洲会が断然、そのあらゆる意味で、組織力、資金力含めて、第一党だったんですね。
徳洲会『一強』自民党含めた『他が弱』という、『一強他弱の選挙区』という特徴があるわけです。

で、今回、その徳洲会、第一党が、事実上選挙をやれない、という状況の中で、
この選挙区でも、全国の他の選挙区と同じような状況が生まれています。
それは何か。

自民党以下、どの政党も支持できない、そういう人たち、いわゆる無党派層、あるいは支持政党なし、といわれる層が
私の判断では、今回、すでに有権者の5割をここでもう越えた、という風に思っています。
ということは、私たちが他の、例えば、知事選や市長選挙で今までもやれたように、
この、支持政党なしの人たち、今の政党ではダメだ、と思っている人たちが、一つになれる候補者、
それがハッキリしさえすれば、第一党に確実になれる
、ということなんですね。
勝てる、ということなんです。

客観的条件は、そういう条件があきらかに生まれた、と、いうのが一つ目の条件。


二つ目。
二つ目は、この選挙を、安倍政権は、党内を含めた求心力は今弱まっている。
これを回復するために、この選挙をやろうとしています。

で、そのために、あえて、消費税が施行直後の、この4月27日の設定
で、さらに、集団的自衛権問題が、いよいよ正念場にかかろうとしているこの時期

そこへ、さらに、あえて伊方ではなく、この、川内原発、鹿児島県の原発を、再稼働の最初に持ってきた
ここが一つ、大きなポイント。
原発再稼働という問題が、大きな争点に浮上した、ということです。

そして、消費税、TPPも、ここは農業県ですから、非常に大きな問題

私たちが基本的に掲げている、原発再稼働消費増税、そしてTPP集団的自衛権
「これらは絶対に許してはならない」という、新党ひとりひとりの結集軸にしてるものが、全部、明確な争点として浮かび上がった

で、特に、川内原発が再稼働のトップに持ってこられたことで、
新党ひとりひとりの代表、山本太郎、脱原発の象徴的人物の一人である、ということも含めて、
私たちが非常に戦いやすい、争点を明確にしやすい、という条件が、ここの選挙区には生まれた


つまり、ハッキリ言います。
無所属で出る野党連合の人たちは、この基本的な争点、政策のところでバラバラです。
だから、政治と金の問題に絞る、というようなことを言っている。


だが私たちは、本質的に、今の野党連合と自民党は同じ極だと思っているので、本質的な二極、対立軸を、この選挙区で作ることを、向こうがやってくれた。
非常に戦いやすくなった、ということですね。


で、三つ目。
じゃあ、その客観的な条件を生かすためにはどうするか、というところで、昨年から出来るようになった、ネット選挙の解禁

これが自由にできるようになった、ということで、今までは、東京を含む一都三県でしかできなかったことが、
まあ僕が言う全国選挙、これがこの、日本の南の、一番南の選挙区の一つ、しかも一地域、27万しか有権者がいないこの選挙区、
ここで、全国選挙が可能になった、ということです。

この小ちゃな、全国でたった一つのこの選挙を、でもこの選挙の結果に、
原発の再稼働も、TPPも、消費税も、そして集団的自衛権問題も、この選挙の結果で、どうなるかが決まります
ハッキリ言えば、「安倍政権がどうなるか」ということも、ここで、隣にいるありかわさんが勝てば、安倍政権は揺らぎます

ということを含めて、この、全国選挙にするべきだし、で、全国選挙が出来る条件が、これによって出来た。
具体的に言えば、人手、お金、ここで、ずーっと第一党だったのが、徳洲会。
徳洲会が、全国から千の単位の人たちをここに集中させ、あれだけの資金力があって、自民党にも大差で勝ってきたわけですね。

で、私達には、お金もない。
で、その地元に。そんな組織があるわけでもない。
だけどそれは、ほかのところの一人区で勝ったように、一人を争う選挙で勝ってきたように、
ボランティアがたくさん生まれ、で、カンパが集まったらできるんですね。
自民党よりも、人手も、お金も、上回ることが、できるわけです。
全国から、このネットによって。ボランティアとカンパを集めることで、自民党を凌駕する運動量を作ることが出来る


これと、さっき言った二つの条件を結びつければ、必ず勝てるはずなんです。
だから、これから、明日から始まる選挙の中で、どうやったら勝てるか。

幸い、わずか10日間でした。
彼女は。1日に記者会見をして、出馬表明をして、それから急きょ、印刷物、ポスター、二連ポスター、選対ポスター、チラシその他を作って、実際動き始めて、10日しかありません。
しかし既に、例えば、政治活動用のポスターの数、完全に他陣営を圧倒しています。

与論島から鹿児島市内まで、全ての奄美を含む地域でポスターの数、もう一番です。
そして、チラシも、どの陣営よりもたくさん、全戸に戸別に配送され、 今日で、今日の夜の12時までやってもらってますけど、ここでももう、凌駕しています。
と、15日までは山だと言いましたけど、幸い15日までは、完全に勝ったと思っています、今日までは。

で、供託金も、昨日の時点で、みなさんからのカンパで集めて、今日、供託することができました
だから明日、もう、立候補が出来るんです。

で、これから。

自民党が、昨日から急に、空車(からぐるま)というんですが、誰も運転手しか乗っていない、であとはテープで、テープで候補者の声を収録した車、昨日から急に増えました

そして、これは民主党もそうなんですが、「誰々来たる」という、まあ、はっきり言えば、石破幹事長来るとかそういうですね、違法な立て看板
これ電柱、もう、ほんとにたくさん、立ってます。
違法ですこれ、明らかにね。
選挙法違反ではないですけど、違法なんですね。


これは、業者がやるわけですから、設置にもお金がかかる。
看板だけ、それ合わせたら、僕の経験では一枚千円かかるものが、それこそ、万あるんじゃないかと、言われています。
これは残念ながら、民主党、野党の方も、それやっています

僕らはそういうことは、一切していません、全く。
ボランティアの皆さんが、ひとりひとり一軒ずつ歩いて、政治活動ポスターを貼らせてもらっています
今日、その張り替えも、無事終わりました。

で、問題は明日から。
自民党は急に、空車をたくさん走らせ、で、それまでの女性の声とは変わって、男性の絶叫の声に、昨日から変わってます。
明らかに、焦っていると思います。
このあと、おそらく、党本部指導で、たくさんの人を外から入れてくるんです。
間違いありません。

で、初日に、石破幹事長は入ります。
そして19日には、安倍総理自身が、入ります、と言っています。
入ることを決めたと、予定だと、言っています。

で、これはすごく、ウエルカムだと思います。
僕らは、これは非常にありがたいことだと思ってます。
ハッキリするから。

与党自民党、政権党のNo.1・総裁と、幹事長・No.2が、直接乗り込んで、ここを、全国の勝負の選挙区にしてくれる
しかもそれを、政権信任選挙と位置付けてやる、といっています
つまり、ここで負ければ、総理、幹事長が入って、ここで負ければ、政権の信任が失われた、ということを、
彼ら自身が今、設定してくれている
わけです。

新党ひとりひとり、党員は二人しかいません。
何故なら、新党ひとりひとりの党員は、議員とその予定者、あるいは候補者、以外は党員とは認めていない、ということになっているんですね。
で、今、だから、山本太郎議員、党代表の山本太郎と、で今回、明日公認候補として立候補する予定の、ありかわさんの二人しかいないんです。

まあ、この二人はコンビで、No.1もNo.2もないんですが、でも二人しかいないこの党、二人の総力戦です。
向こうのNo.1、No.2入ってくる。
こちらはふたり、No.1が二人、一緒に頑張る。
ガチンコの勝負です。
これ、どっちが勝つか、決めるのはみなさんです。


一人でも多くのボランティアの皆さんが、今まで以上に増え続けるかどうか。
向こうがどんどん金に当たって、金は向こうはいくらでもつぎ込める。
人も、だから、それだけつぎ込むでしょう。
で、その、入ってくる、向こうがつぎ込んでくる人を上回るだけ、こちらのボランティアが増え続けることが出来るかどうか
そして、最小限、その増え続ける人たちが、活動できる費用、カンパを、ぜひみなさん、全国から集中していただきたいんです。

供託金、納めちゃいました。
だから、このあとの活動はまた、これからのカンパです。

で、新党ひとりひとり、山本太郎と、ありかわ美子はすでに、この選挙は必ず、カンパとボランティアだけでやりきる
一切の団体、企業から、一円の献金ももらわないし、1人の人材派遣も求めない、ということを、はっきりと表明しています。
記者会見の時から。
で、今回、政治とお金の問題が、問題になってますけど、この問題を解決するためには
本当にボランティアとカンパだけで、一円たりとも企業や団体からもらわない。支援も受けない。

ありかわ美子が勝つこと、なんです。
それをやるだけでは、金権選挙、あれ、やっぱり、こんだけ、あんだけ頑張ってても勝てなかったら、やっぱり金の力、っていう話になっちゃうわけです。

この選挙は、自民党の、この大金権選挙に勝てば、もう、「政治とカネの問題」は、この国からなくなります

ということを含めて、みなさんぜひ、少しでいいですから、出来る範囲でいいんで、カンパが出来る人は、ぜひカンパして下さい
で、一日だけ来ても中々出来ないと思うので、一日二日来るんだったら、その分をカンパしていただいた方が、より有効だと思います。

で、18日以降は、18、19、20と、イベントも予定しています。
三宅洋平君も、「選挙フェスをこっちでやろう」って言ってくれてます。
広瀬隆さんも、こちらで講演会をやってくれることにもなってます。

18日からの一週間、最後のラストスパート。
ここで、どれぐらいの急カーブで運動量増やせるか、ここに勝負がかかっていると思ってます。

ぜひみなさん、カンパとボランティア、全国から集中してくださるように、お願いをしたいと思います。

あつかましいお願いですけど、この選挙に、機運と、この国の未来がかかってます

力貸してください!
お願いします!

――――――――――――――――――――――――

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日本を『原発ランド』にした自民党と原発ムラは、これからも今まで通り、棄民を貫きます!ど~ん!

2014年04月17日 | 日本とわたし
山本議員の、この質疑応答のビデオを観て、仰天しました。

国は、そして原子力規制委員会は、

拡散予測に基づいて避難行動を起こす、あるいは防護活動を行う、ということは基本的には行わない。
あくまでも、実測のモニタリングの数値、それをもって避難行動、あるいは防護活動を行う。


と決めているそうです。

みなさん、知っておられましたか?

だから、SPEEDI(106億円もの税金を使った)も、100キロ~地球の半分程度までという、広範囲における放射能の拡散予報ができるWSPEEDI(ワールドスピーディ←元々からある)も

放射性物放出を伴う事故が起こった際の、避難行動や防護活動において今後も使うつもりはありません!と、断言してるんですよ。

それが国や原子力ムラの世界では、正しい避難&防護計画なんですよ。

毎日どこかでグラグラ揺れてるような地震まみれの小さな島を、巨大な核施設で取り囲んだ挙げ句に、
あれだけの重大で深刻な事故が起きて、3年以上経った今も、事故処理は泥沼状態から脱せず、毎日桁外れの放射能汚染をまき散らしている国の、
その異様な状況を危惧する議員からの警告にも質問にも、まともに答えず、「重大事故など起きる訳が無い」と豪語していた現首相。

世界が危惧する『原発ランド』を、何十年もの歳月をかけて造り上げ、後は知らんとしらばっくれている……。

原発再稼働なんかもっての他です。
あんなもの、電力会社の不良債権にしたくないから動かすだけで、いったん動かしてしまうと、せっかく冷却が進み安定した状態になった燃料に、また熱を入れてしまいます。
そして、どこにも持って行きようのない核のゴミを、また増やしてしまいます。
停止中の、いわゆる冷却が始まって約1年ほど経過すると、万が一の事故が起こっても、炉心溶融まで6日くらいの時間があります。
って……なんでこんなことを、我々のような者が、あれこれ思案しなければならないのでしょう?

とにかく、事故の反省もしない、検証もしない、改めるつもりもない、
再び、古ぼけたウソの塊の『安全神話』を引っさげて、原発を再稼働させようとしている連中に、わたしたちは大声で、ノー!を突き付けるべきです。
いつまでも、後手後手のまま、やりたい放題を眺めている場合ではありません。

内閣委員会にて、国家公務員制度改革&鹿児島・川内(せんだい)原発再稼働について質問しました!
2014年4月3日




186-参議院・内閣委員会-007号 2014年04月03日

山本太郎:
よろしくお願いします。
新党ひとりひとりの、山本太郎と申します。
新党ひとりひとりは、政党要件満たしておりません。
ですが、一昨日、鹿児島県庁で、記者会見いたしました。
4月27日投開票の衆院選、鹿児島県第二区の補欠選挙に、公認候補擁立を決定したことを、予定候補者とともに発表させていただきました。
「議題と関係ない話をするんじゃないよ、おまえ!」とのお叱りを頂戴するその前に、申し添えておきたいんですけれども、
この後、この話の流れは、今回の改正法ともつながってまいりますので、どうかお許しください。

新党ひとりひとりは現在、現職議員、私、山本太郎独りぽっちでございます。
ですが、近い将来、近い将来です、政権を担当したいと、本気で思っているんです。
今回の、国家公務員法等の一部を改正する法律案につきましては、私、というか未来の仲間、私たちが政権を担当する場合は、この法律をどう生かしていけるんだろうかと、
もっと市民、この国に生きる一人一人の命と生活を守って、平和と民主主義を大切にする社会を実現するためには、公務員制度ってどうあるべきなんだろうなど、
前向きな方向性で、新党ひとりひとりが政権与党になったときのことも考えて、できれば賛成する、応援したいという気持ちで、質問をしてまいりたいなと思っている所存でございます。
 
この改正案のポイントなんですけれども、幹部職員人事の一元管理等、そして内閣人事局、内閣総理大臣補佐官、大臣補佐官の三つということなんですけれども、
まずこの三つ目、内閣総理大臣補佐官、大臣補佐官について質問いたします。
 
最初に、大臣に伺わせてください。
本法案なんですけれども、平成19年4月24日の閣議決定文書、公務員制度についてと、平成20年6月に成立した、国家公務員制度改正基本法に基づいて提案されている、ということでよろしいでしょうか。


国務大臣・稲田朋美: 
今回の国家公務員制度改革は、平成19年の第一次安倍内閣において始めた、国家公務員制度改革の延長上、
そして、平成20年に成立をいたしました、国家公務員改革基本法に基づいて、提出をしたものでございます。


山本太郎:
ありがとうございます。
基本法第五条の方に、国家公務員制度改革の基本方針として、政府は、議院内閣制の政治主導を強化する、と書いてあります。
一方、昨年6月28日の、国家公務員制度改革推進本部決定の、今後の公務員制度改革についてという文書には、
誤った政治主導を是正し、政と官の役割を明確にすることにより、相互の信頼の上に立った、本当の意味での政治主導を確立する必要がある、と書いてあるんですけれども、
この、誤った政治主導って何なんだろう、本当の意味での政治主導とは何なんだろう、ということなんですけれども、
中学生でも山本太郎でも理解できるように、大臣、説明していただいてもよろしいでしょうか。


国務大臣・稲田朋美: 
私が考える誤った政治主導というのは、政と官の在り方において、官僚をうまく生かすことができず、
むしろ、官僚を排除する形で政治主導を発揮するということは、かえって国益を損なうことになると思います。
反対に、中立、公正に行政を行っていく官僚の能力を、うまく発揮していただき、
そして、政治家が、きちんとその方向性を示し、最終的な責任は政治家が取る、というのが、真の意味での政治主導だというふうに考えております。


山本太郎:
ありがとうございます。
もう話を聞いているだけでも何かこう、これから政治が変わるのかなというような、何か気持ちになってきてしまうんですけれども。
 
基本法第五条に、
内閣官房に、内閣総理大臣の命を受け、内閣の重要政策のうち、特定のものに係る企画立案に関し、内閣総理大臣を補佐する職、国家戦略スタッフを置く
各府省に、大臣の命を受け、特定の政策の企画立案、及び政務に関し、大臣を補佐する職、政務スタッフを置く、と規定されています。
 
この、国家戦略スタッフが法案の内閣総理大臣補佐官政務スタッフが大臣補佐官ということでよろしいでしょうか。


政府参考人・川淵幹児:
お答え申し上げます。
国家公務員制度改革基本法におきましては、国際化の進展、社会情勢の複雑化の中で、
国政全体を見渡した総合的、戦略的な政策判断や、迅速な意思決定の必要性がますます増大しており、総理、及び各大臣の指導性を強化する必要があることから、
第五条におきまして、総理を補佐する職として国家戦略スタッフを、また、各大臣を補佐する職として政務スタッフを、設けることとされたところでございます。
 
今回の法案におきましては、基本法に規定する、国家戦略スタッフを措置するに当たり、
現行の総理補佐官が、現在の政権において活用されている状況等に鑑みまして、内閣総理大臣補佐官という名称で、措置することといたしました。
また、政務スタッフを措置するに当たりましては、国家戦略スタッフについて、内閣総理大臣補佐官として措置することとしたこととの関連から、大臣補佐官という名称として、措置することとしたところでございます。



山本太郎: 
ありがとうございました。
大臣補佐官は新しく規定されるということなんですけれども、民間人が任命される場合、これ、給与、報酬、幾らぐらいになりますかね。
常勤の場合、非常勤の場合、それぞれ幾らぐらいになるのか、教えてください。


政府参考人・川淵幹児: 
今回の法案で措置する、総理補佐官、大臣補佐官については、総理、また各大臣の直属のスタッフとして、
自らの高度な知識、経験等に基づきまして、総理、各大臣を補佐する職でございまして、その職責は重いものであることから、
常勤の方につきましては、民間等から入られる場合、事務次官級の給与水準、俸給月額でいいますと、119万8千円を基本とし、
また、国会議員から就任される場合は、大臣政務官と同様の給与水準、俸給月額でいいますと、122万2千円を支給することも可能
、という設計にしております。
 
また、非常勤で任用される方につきましては、勤務1日につきまして3万4千9百円
特別の事情がある場合には、10万円までですけれども、を超えない範囲で、
所管の各省の長が、総務大臣、この現在御審議いただいております法案の成立後は、内閣総理大臣と協議をして、定めた額を支給するということになっております。


山本太郎: 
ありがとうございました。
内閣官房には、内閣官房参与という方々が任命されています。
現在、何人いらっしゃるんでしょうか。
この方たちは、国家戦略スタッフなのか、報酬は幾らなのか、教えていただいてもいいでしょうか。


政府参考人・由木文彦:
お答え申し上げます。
内閣官房参与の身分でございますけれども、内閣総理大臣の諮問に答え、意見を述べることを任務といたします、内閣官房に置かれます、非常勤の一般職の国家公務員でございます。
現在は十二名が任命をされております。
給与につきましては、勤務1日につき、4月からでございますけれども、2万6千9百円日額で支給をいたしているところでございます。
 
それと、この内閣官房参与が国家戦略スタッフに当たるのか、というお話でございますが、先ほど御答弁ございましたように、
国家戦略スタッフにつきましては、今回の法案におきましては、総理のスタッフといたしまして、総理大臣補佐官として措置することとされておりまして、
これは、法律に基づいた常勤を基本といたします、特別職の国家公務員でございます。
国会議員の任用も可能、の制度設計になっているところでございます。
 
一方、先ほど申し上げましたように、内閣官房参与は、あくまでも非常勤の一般職の職員でございまして、
国家戦略スタッフとして設置される内閣総理大臣補佐官とは、その位置付けを異にするもの、というふうに認識をいたしているところでございます。


山本太郎:
ありがとうございました。
この内閣官房参与、何人まで任命できるんですかね、教えてください。


政府参考人・由木文彦: 
内閣官房参与につきましては、任命の人数の制限はございません
現在12名の方々は、それぞれ優れた識見を生かしながら、総理を適切にサポートいただいているもの、というふうに認識しております。


山本太郎: 
ありがとうございました。
総務省の公表資料で、平成25年4月1日現在における、委員顧問参与等職員の数、という資料があります。
39省庁で、合計2万3千627人の委員、顧問、参与等の方々がいらっしゃるわけなんですけれども、
このうち顧問は、各省庁ごとに何人で、合計何人なのか。
顧問は、各省庁ごとに何人、合計何人いるんですか。
参与は、各省庁ごとに何人いらっしゃるか、合計何人ぐらいになりますか、ということを教えていただけますか。


政府参考人・笹島誉行:
お答え申し上げます。
総務省といたしましては、顧問、参与に加えまして、審議会の委員などを合わせた委員顧問参与等職員、という形で人数を把握しておりますが、
御指摘の、顧問あるいは参与、それぞれの人数については、把握してはおりません


山本太郎:
ありがとうございます。
39省庁全部に、質問をする時間はないので、代表して、厚生労働省にお伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
顧問が何人、参与が何人いらっしゃって、それぞれどんな仕事をしておられるのか、どのような趣旨、目的で任命されるのか、
いずれも非常勤の方々なんですけれども、報酬は幾らなのか、教えていただいてよろしいでしょうか。


政府参考人・生田正之:
お答えいたします。
厚生労働省本省におきます、平成25年7月1日現在の、顧問の数はゼロでございまして、参与の人数は71人でございます。
 
参与につきましては、多くは労働保険審査会、あるいは社会保険審査会の参与でございますけれども、一応全部申し上げますと、
労働保険審査会の参与が16名でございまして、日額の単価が2万円でございます。
それから、肝炎対策国民運動特別参与というのが1名でございまして、単価が1万8千8百円でございます。
それから、医薬食品局食品安全部参与、コーデックス担当という方がいらっしゃいまして、1名でございますが、これが2万3千2百円でございます。
それから、大臣官房国際課参事でございます。
これは1名いらっしゃいまして、2万100円でございます。
それから、国際参与、これも1名いらっしゃいまして、これは無報酬ということになってございます。
それから、社会保険審査会参与が18名でございまして、日額単価2万円
それから最後に、医療技術参与、これも保険の審査をする方なんですけれども、33名いらっしゃいまして、日額単価2万円でございます。


山本太郎: 
ありがとうございます。
人事院に伺わせてください。
各省庁の非常勤の顧問、参与の方々の報酬には規定がある、と聞きました。
報酬は幾らなんでしょうか、説明してください。


政府参考人・古屋浩明:
お答え申し上げます。
各府省の常勤を要しない顧問、参与の報酬につきましては、一般職の職員の給与に関する法律の二十二条、それからそれに基づきます人事院規則9―1の規定によりまして、
勤務1日につき3万4千9百円、その額により難い特別の事情がある場合には10万円というこの額を上限といたしまして、
勤務1日につき2万6千9百円以上である場合には、人事院の個別の承認を得て、手当を支給することができるという規定になっているところでございます。
 
この規定を受けまして、各府省におきまして、顧問、参与の職務の内容等を考慮して、個別に手当を定めている、ということになっているところでございます。


山本太郎:
何か、質問ばっかりして、たくらんでいるんちゃうかこいつ、と思われているかもしれないんですけれども、決して何か文句を付けようとして質問をしているわけではございません。
先ほども申し上げましたとおり、もし私たちが、まあ今は一人なんですけれども、私たち未来の仲間も一緒に、何といいますか、政権を担当することになった場合、
各府省庁に、本当の意味での、政治主導を確立するための戦略スタッフ、政務スタッフを、何人任命することができるのか知りたいということで、今日はたくさんの質問をさせていただきました。
(発言する者あり)済みません。
 
この法案についてですけれども、まだ質問する機会というのが与えられている、という話を聞きましたので、今日はこの件についてはここまでとさせていただきます。
 
次に、3月17日の本委員会で質問させていただきました、鹿児島県川内原発再稼働問題について、質問させてください。
 
今年の2月に提出されました、衆議院議員菅直人さんの、原発の再稼働と地域防災計画に関する質問主意書に対して、
政府は、新規制基準には、地域防災計画に係る事項は含まれておらず
同計画については、原子力発電所が再稼働するか否かにかかわらず、住民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的として、
災害対策基本法に基づき、都道府県及び市町村において作成等がなされるものである
と。
政府としては、原子力防災会議の関係府省庁による、同計画の作成の支援等を行っている、と答弁がありました。

 
まず、鹿児島県と、川内原発三十キロ圏の市町村の、原発事故に対する地域防災計画の作成状況について、教えていただいてよろしいでしょうか。


政府参考人・黒木慶英:
お答えします。
薩摩川内市を始めとする、川内原発からおおむね30キロメーター圏内にある九つの市町でございますが、
地域防災計画及び避難計画が、策定済み
となっております。
以上であります。


山本太郎:ありがとうございます。
ちょっとあっさりした感じで寂しかったんですけれども。
例えば、これ、原子力防災会議の関係府省庁による支援等を行っている、ということだったんですけれども、
具体的に、その、薩摩川内という地域であったり、鹿児島という部分に対しては、どのような支援というのを、政府から、政府というかこの機関から送られたかということを、お聞きしてもよろしいでしょうか。


政府参考人・黒木慶英:
御指摘のとおり、原子力防災会議の方針に基づきまして、地域ごとに、国のワーキングチームがつくられておりまして、
そのワーキングチームと地方自治体、あるいは関係の地方のいろんな機関が、会議を行いまして、いろんな問題点が出てきております
その問題点について、一個一個、一つ一つ、個別に解決するよりは、その場において会議をし、論点をはっきりさせ、一気に解決していくというふうな問題でありまして、
まさにそういった形で、論点の明確化と解決方法明示といったことが、一番ポイントであります。

 
したがいまして、いろんな論点がございます。
例えば、離島の場合はどうやって、それを逃がすのかという問題もありますし、様々な個別の事情もありますし、
また、共通の問題としては、やはり、いわゆる避難が大変困難な方がいらっしゃいます。
その人たちの避難はどうするか、の問題等々、様々な問題がございまして、
それについて、共通の認識の下に、国としてできる支援をきちんとやっていく、といった趣旨で会議を持って、
徐々に、135市町村のうちの58ございますけれども、避難計画ができておるところでございます。
以上であります。


山本太郎:
ありがとうございます。
たっぷりと説明していただきました。
この、地域防災計画で示される、原発事故時の住民避難計画が適切なものなのかどうなのか、誰が評価するんでしょう
計画作成の支援等を行っている関係府省庁とは、一体どこなんでしょうか。
担当課の名前も含めて教えていただけますか。


政府参考人・黒木慶英:
原子力防災会議において決定した方針の下で、そういう対応をいたしておるところでございますが、
関係省庁につきましては、地域ごとの多様な課題に応じて、適切な担当者に、ワーキングチームに出席していただいておりますので、
ここで、個別に列挙するのは、なかなか難しゅうございます
 
それから、先ほど、妥当性ですか、それについて誰が確認するんだという話でございますけれども、
先ほども申し上げましたけれども、妥当性ということではなくて、原子力防災会議におきまして、それぞれの計画の、各自治体の計画の進捗状況について、確認を行うといったことを行っております。
以上であります。


山本太郎: 
この住民避難計画の作成には、SPEEDI、これ、活用しないという手はないですよね。
もう欠かせない、と言っても過言ではないんじゃないかと思うんですけれども。
もう皆さん御存じのとおり、SPEEDIのことは、僕から説明されることはないと思うんですけど、あのカメラで、ネットで見られている方がいらっしゃるので、一応言わせていただいていいですか。
済みません。
 
御存じのとおり、放射性物質が放出したよ、それがどういうふうに拡散していくんだろうねということを、シミュレーションするものですよね。
風速だったり、風向きだったりとか、地形だったりというものを、計算するよ、シミュレーションするんだ、飛ぶ範囲をね、という話なんですね。
税金106億円使った
当然ですよね。
原子力災害というものがあったときに、国民の命、この国に住む人々の命を守るものなんだから、当然です
シミュレーションするものが必要です。
 
さて、この川内原発三十キロ圏の避難計画作成には、SPEEDIの活用というものは義務付けられていますか


政府参考人:黒木慶英
原子力災害対策指針におきまして、地域防災計画作成の際にSPEEDIを活用するよう、位置付けられてはおりません


山本太郎:
済みません。
とても頭の回転の速い方は、すごく早口になられるので、ちょっとよく聞き取れなかったので、済みません。
とにかく、義務付けられてはいないというお話でしたよね。
済みません、ありがとうございます。
 
これ、義務付けられないのはどうしてなのかな、と思っちゃうんですよね。
例えば30キロ圏、避難計画というものにおいても30キロ圏、SPEEDIの試算も30キロ圏みたいな話になっちゃう理由が分からないな、と思うんですよね。
 
質問したいんですけれども、事故を起こした福島東電原発から福島市の福島県庁まで、そして事故を起こした東電原発から郡山市役所まで、それぞれ直線距離で何キロぐらいあるんですか。
また、川内原発から鹿児島市の鹿児島県庁まで、何キロぐらいあるんですか、直線距離で。
また、熊本市の熊本県庁まで、川内原発から直線距離で何キロぐらいあるんですか。
教えてください。

政府参考人・黒木慶英:
まず、東京電力福島第一原子力発電所から福島県庁までは、直線距離で約60キロメートルであります。
郡山市庁舎までの直線距離も、約60キロメートルでございます。
あと、九州電力川内原子力発電所から鹿児島県庁舎までの直線距離は、約45キロというところでございます。
熊本県庁舎までの直線距離は、約120キロメートルと承知しております。
以上であります。


山本太郎:
ありがとうございました。
そうですか、近いんですね。
川内原発から鹿児島の県庁までも近いし、意外と熊本までもすごく近い距離だ、ということがすごく分かりました。
ありがとうございます。
 
福島東電原発事故では、福島市、先ほどおっしゃいました60キロ、郡山市も直線距離で60キロだよと。
離れているんですけれども、住民は、この放射能、放射性物質が広がっていることも知らなかったと。
その間に、何の発表もなかったから、水をくみに行っていたんだよと。
断水していた、水をくみに行った。
そのほかにも、食料を求めて外出したりとか、子供たちは外遊びを続けていた
これ、無用な初期被曝しているんですよね。
これ、もし、SPEEDIの情報というのを住民が知ることができていたら、注意できたのになと、避難できたのになと。
屋内退避だったり、分からないですけれども、今、何も知らされないよりかは被曝量を減らせた、ということはもう確実だと思うんですよね。
 

60キロという範囲だけじゃなくて、例えば安倍総理が、オリンピックを日本に呼ぶときに、海外でプレゼンされました
250キロ離れていますからね、福島からはと。
原発から250キロ離れている東京、大丈夫ですというような、のようにも取れるような発言もされていましたよね。
 
でも、東京、全く影響を受けていないんですかね。
ホットスポット存在していますよね。
それはそうですよ、放射能プルーム来たんですものね、東京にも
東京都民も情報があれば、屋内退避の必要、人々に伝えることができたわけですよね。
東京都民も、無用な被曝をさせられた、ということなんですよね。

 
いやいやいや、山本君、SPEEDIは100キロまでしか無理なんだよ、しかも、これ予測、もっと範囲が広がれば精度が落ちちゃうんだよ。
でも、そんな言い訳はもう効かない、と思うんですよね。
だって、この国には元々、100キロという距離から地球半分程度まで、広範囲に、放射能の拡散予測ができるワールドSPEEDI、WSPEEDIというものがあるんですからね。
当時、もしも行動できるのであれば、日本原子力研究開発機構に、WSPEEDIで試算を出すように要請することだってできたわけですよね。
同心円で止まるか、放射性物質が。
県境で止まるか。
そんなわけない。

 
放射能の広がりを住民に知らせる、これ当然ですよね。
人々の命を守る、国の役割ですものね。
どうしてそれができなかったのかというのが、すごく残念なんですけれども、
とにかくできることをせずに、無駄に人々を被曝させた事実というのは、どんな言い訳をしても消せない
と思うんです。
 
そのこともありますけれども、じゃ、その過去からどうやって学んでいくか、ということが大事だと思うんですよね。
とにかく再稼働だ、とにかく再稼働なんだと、原発を。
今、原発、一基も動いていないですね。
2013年の9月の15日から、一基も動いていないよと。
でも、電気は安定供給されていますと。
あれ、電気が足りないから再稼働って話だったのにな、みたいな。
南海トラフ、東南海、首都圏直下と、大地震が来ること、分かっているんですよね。
いつかは分からないけど、必ず来ると言われている中で、地震に耐えられない、福島東電原発が証明しましたよね。
 
これ、どうしても再稼働させるんだ、ということだったら、最低限、これ住民の避難計画には
これは屋内退避指示なども含めて、30キロ圏より広範囲の予測、シミュレーション、絶対必要ですよね。
だとするなら、広範囲の予測ができるWSPEEDIの拡散予測を基にした、全ての風向きを考慮したシミュレーションを、住民避難計画作成時の義務にするって、
これ、当然のことじゃないかなと思うんですよね。
いかがですか、何かありますか。

政府参考人・黒木慶英:
福島の反省をどう取るかと、一つ問題がありますけれども、
SPEEDIの問題に関しましては、今、原子力規制委員会が考えておりますのは、
そもそも、いわゆる拡散予測に基づいて避難行動を起こす、あるいは防護活動を行う、ということは基本的には行わないと。
あくまでも、実測のモニタリングの数値、それをもって避難行動、あるいは防護活動を行う、というのが原則として決められております。
 
理由は、福島の場合、確かにソースターム、要するに、どのくらいの放射性物質の放出がそもそもあったか、ということが分かっていれば比較的容易でありますが、
元々は気象情報ですから、かなりのまた、いろんな誤差もありますけれども、
少なくとも、それが分かっていればいいんでしょうけれども、現実問題分かっていなかった。
したがって、要するに、提供はできなかったわけであります。
もっと言えば、シビアアクシデントの際に、そういう情報がたちまち、意味がある時間内に入手ができる、という保証は何もないんですね。
したがいまして、これはもう、現実的には実測で勝負するしかない、といったことで、緊急時モニタリングという制度を設け、
その際には、現実の放出がある前から、そういったモニタリングのチームが展開し、
放出に備えて頑張っていくというふうな手しか、基本的には、住民の防護措置に関してはないと思います。
 
それとは別に、全般的な、要するに放射性物質の、要するに拡散の状況というのはどうなのかというのは、
これは一つ、大きな大事な情報でございますから、それについては、当然のことながら、国民の皆さんに提供するということでありますけれども、
それに基づいて、直ちに、それをもって防護措置を取るというのは、かえって非常に危険であるというのが、現在の今原子力規制委員会の考え方でございます。
それに基づきまして今、指針ができ上がっているところでございます。
以上であります。


山本太郎: 
ありがとうございます。
福島のときもそうですよね。
実際の線量というもの、どれぐらい放出したのかという、分からないから、値が分からないから、一ベクレル、という値で計算したんですよね。
でも、今あの事故があって、次再稼働するという前に、過酷事故という例があるわけですから、
福島の第一、第二の放出がどれぐらいだったかということは、数字に入れられるじゃないですか
 
何のためのシミュレーションなんですかって。
何のための避難計画なんですかって。
広がりがばれたらまずいのかって。
住民の命を守る気があるのかって。
絶対再稼働ありきなのかって話なんですよ。
何のために、じゃ、SPEEDIつくったんだって。
事故が起こって、その後にモニタリングをしていって、遅いじゃないですか、それじゃ。
少なくとも、一ベクレルの段階で数値を出したとしても、
それはどっちの方向に逃げればいいか、風向きだけで、どっちの方向に逃げるべきなのかといったざっくりとした指針になるわけじゃないですか。
それをもしもやっていれば、北の方向に逃げた人たち、風下に逃げた人たちが、実際に福島の東電原発事故の後にあったんですものね。
 
これ、再稼働する前に、避難計画の中に義務として入れるって、もしものときにどうするんだ、という話ですよね。
どうしてその部分、全くタッチしないというか、それはもう、何か再稼働しづらくなるんですかね、そういうシミュレーションを出してしまえば
何か不思議だなと思うんですよ。
生命、財産、身体を守る、とかという文言だけは分かるんですけれども、でも、実際やろうとしていることはどうなんだ、という話だと思うんですよね。
 
ごめんなさい、済みません。
皆さんが決めたわけじゃないですものね。
そうです、それぞれの省庁を代表して、来られただけなんですけれども、
是非、本当に、このSPEEDI、そしてWSPEEDIというものをどんどん活用して、避難計画というものを立てていただかないと、本当に、人々の命というのは守れないと思うんです。
是非よろしくお願いいたします。
 
今日はもう、時間がなくなってしまったので、そろそろ終わりにしたいと思います。
 
とにかく、福島東電原発の一号機、二号機の放出量データを使って、同様の過酷事故が川内原発の一号機、二号機で起こったと仮定して、
このようなシミュレーションを活用するべきだ、ということを私からお願いして、質問を終わらせたいと思います。
 
ありがとうございました。


委員長・水岡俊一:
本日の質疑は、この程度にとどめます。
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もう誤摩化されんぞ!原発事故の放射線は『無主物』じゃない。まき散らした加害者は賠償の『責任』を負え!

2014年04月16日 | 日本とわたし
昨日、ちらちらと覗き読みしていたツィッターで、見つけた写真を数枚、掲載してくださった方々のお名前と一緒に紹介します。

これらは、ほんの一部のものですが、これを読んだり見たりしているだけでも、
小さな領土に、とても多くの人たちが暮らしている日本が、この先いったい、どういう国になろうとしているのか、
そのことそ思うと、暗澹たる気持ちになります。

なんとか、せめて、方向だけでも正したい。

以下は、先日の記事「僕は『アトムの子』」を書かれた、にいみまことさんからいただいたコメントと、それに答えたわたしの思いです。

「1945年、地球上ではじめて核実験が行われて以降、僕ら人類をはじめ、地球上の生物は、みんな『アトムの子』です。
それ以前にも以降にも、大地と宇宙から、自然放射線は降り注ぎ続けていますが、それらは「無主物」で「責任」がありません。
しかし、人工放射線にはその「責任」があって、それがもたらすあらゆる影響や被害は、まき散らした主が加害者として、賠償の責任を負うべきものです。
戦後史の中で、ことごとくごまかされ続けて来たこの問題に、決着をつけるためにも、
私たちの目の黒い間、人工放射能拡散開始100年となる2045年までに、この星から核をなくしたいものです。


まことさんへ (まうみ)

自然のものと同じような格付けをして、今回、事故によってぶちまけられた人工放射線を、『無主物』で『責任問わず』として逃げているのですね、加害者たちが。
この誤摩化しとの決別。
もう誤摩化されないぞ、という強い態度。
これが、今の大人の、特に酷い被害を被ってきたわたしたち『アトムの子』が、今こそ立ち上がって決着をつけるべきことなのだと思います。





靍田延彦 ‏@takada_nobuhiko 4月11日
去年は、スクリーニングエリアで防護服を着ての花見。
今年は防護服無し。
周辺は除染済みだが、線量は以前と大差無し
手持ちの線量計が、高い数値を示す。




くみこ 4/27鹿児島2区選挙へGO!
‏@kumiko_sekioka
東京新聞が、「東電 海外に200億円蓄財」とスクープ。
公的支援1兆円の裏で、税逃れをしている、と。
そしてその隣、というか、その記事の一部のように、「仮設3年 1人の年越し」と題し、
家族と離れて一人暮らす71歳の女性を紹介。
東電、恥を知れよ。




村上和巳
‏@JapanCenturion
福島県双葉郡大熊町大川原地区の、除染土仮置き場
過去見た中でも、最もフレコンバッグが多い場所だった。
付近の線量は、毎時2マイクロシーベルト



(本名)弓場清孝
‏@roro101577
今朝の東京新聞一面によると、千葉県白井市、つまり、私の住む隣の街だが、政治的色彩があるとされる、憲法や原発の集会は、させない方針を打ち出した
(船橋市 自宅より)
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2014年4月15日・雪とアラレが降りました……ど~ん!

2014年04月15日 | ひとりごと
4月のど真ん中で、ようやく暖かくなって、桜やマグノリアの花が咲き始めた矢先に、



なんでやねぇ~ん!?



めっちゃさぶいがなぁ~!?



お月さんも冴え冴えと……。

ポンちゃん、寒かろう……。
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