ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

もう投票はいつでもできるよ!14日まで毎日が投票日!棄権をせず、戦略的投票で大人の意思を示そう!

2014年12月06日 | 日本とわたし
日本から戻って休む間も無く、コンサートバイトの曲の練習やら、お腹を壊した仔猫の世話やら、職人さんたちの仕事の後始末やらでてんてこ舞い。
でも、そんな間にも日本のことが気がかりで、あれやこれやと考えているのですが、パソコンの前に座る時間が圧倒的に少ない上に、

どうしてだか、先週1週間、パソコンがフリーズしまくって、強制終了しなければならないことが続いています。

記事の最後の方になると決まって、文字を打ち込もうとするとおかしくなってしまうのです。
書こうとしている記事の内容が内容だけに、もしかして邪魔されてるのかな…などと猜疑的な気持ちがわいてしまったり…。
強制終了して、またスイッチをつけて、やり直せばいいのですが、もうヘトヘトになってしまっていてそれっきり…というパターンが、かれこれ5日以上は続いています。
このパソコンは、今年にやっと買い替えたばかりなので、容量の問題は無いとは思うのですが…。
一度、Appleストアに持ってって、点検してもらった方がいいのかな…。

なので、またフリーズしてしまう前に、あちこちから集めた写真を載せておきます。
無事に最後まで終われますように。


ブルームバーグ紙に載っていた写真
『安倍には、彼のポチ集団ではなく、監視する役割を果たす報道機関が必要』というタイトルで。

http://www.bloombergview.com/articles/2014-12-05/abe-needs-a-watchdog-not-a-lapdog


上記の記事と関連しているのですが、
大手の新聞社は、『自民300議席へ』という言葉を、大々的に流しているのだそうですね。



『先住民族末裔の反乱』というブログを書いておられるfunny kittenさんが、そのことについてとても分かりやすく解説してくださっています。

自公300議席の虚構に騙されるな!嘘のプロパガンダは明白!

300議席報道の発信源は飯嶋、投票率アップで自公有利詐欺を暴く(その2)

↓以下、上記の記事より引用させていただきます。

恐らくこの程度の、陳腐なレトリックであろう。
仮に、投票率が65%を超え70%近くまで行けば、間違いなく自公不正選挙システムは崩壊必至で、
ムサシも、プログラム結果を変更せざるをえないはずだ。
 
つまり、歳川、飯嶋の想定投票率は、50%前後に設定されており、この怪しい結果は、低投票率に誘導するためのトリックネタの位置づけであろう。
しかし、「投票率が低いほうが自公の獲得議席が少ないので、投票は棄権しよう」では、国民は、ネトウヨレベルの低脳集団となる。
それだけに、山本太郎君らの「反自民に1票」キャンペーンは、非常に都合が悪い。
なぜなら、突然の解散で野党の足並みが整わず、棚から牡丹餅流に自公勝利、といった目論見が、大きく揺らぐからである。
つまり、この怪しい結果は、低投票率に誘導するために、敢えて投票率2階建てでアピールする稚拙なトリックに過ぎず、
この数字とは裏腹に、実は、投票率のアップを恐れていることが読み取れるのである。
其の証拠に、ネトウヨ工作員、周辺の電波芸者は、この調査を根拠に、選挙を呼びかけるツールに悉く湧いて、妨害工作を講じている。
その最たる例が、東 浩紀のツイートだ。

東 浩紀 ツイート
15:48 - 2014年12月5日

【重要】低投票率だと自民党有利だとお考えのみなさん。自民党は逆に投票率が高いほど議席数を伸ばすという予測が出ました。必見です。
→ ビッグデータが導き出した第47回衆院選の議席数予測 Yahoo! JAPANビッグデータレポート http://docs.yahoo.co.jp/info/bigdata/election/2014/02/


いったい何を伝えたいのか。
要するに、“低投票率のすすめ”。
 
こういうマスコミ、ネトウヨ工作は、短期間に目まぐるしい変遷がある。


◎野党の足並み揃わずと、白票アピールのサイト出現
⇒ 付け焼刃なれど、自公VS反自公の構図が、各選挙区で完成。
⇒ ネットで白票の本質を突かれ、自然消滅。

◎「反自民に1票」キャンペーン浸透過程 
⇒ 新聞の大本営発表・低投票率と誘導。根拠は、選挙に「非常に関心がある」が、例年に比べ20ポイント低い。 
⇒ ネットで、低投票率誘導と見破られる根拠の希薄さ、調査項目中の「投票行動の高さ80%超」を指摘
⇒ 怪しい調査結果を持ち出し、理解不能な棄権誘導。
⇒ 自公への批判と、投票率アップの呼びかけ進行中。

今までの経緯をまとめると、こんなところであろう。
 
ここでふと、目まぐるしい、あの手この手を使った「何が何でも低投票率」へ、詐欺工作を繰り返す様をみると、自公側に、かなり焦りが感じるのである。
単純に、大本営で50%投票率と豪語し、不正プログラムで予め用意した得票数と議席配分で、強引に進めればよいのでは?とも思うのだが…。
やはり、前回生じた疑惑の念と、前代未聞の売国悪政への怒りを封じ込めるための、必死の工作ともとれる。
また、工作の失敗が続き、十分に誘導できていないとの焦りに加え、実は、自公はかなり追い込まれているのではないか、とも感じるのである。
榊原氏のいう自公大敗、想像するに、100議席以上失う現実が、投票率プレッシャーで起こり得るやもしれない。
それと、歳川予想と飯嶋予想の兼ね合いも、気になるところだ。

いずれにせよ、実体なき略奪支援策、アベノミクスに対抗して、

第一の矢 投票率を65-70まで上げ、自公サイドにプレッシャー!

第二の矢 選挙当日の出口選挙で、発表投票率に関し、自公サイドに動揺を!

第三の矢 開票当日に、不正を監視、特にバーコードマジック、比例表トリックを注視し、不正の抑止を!



↑以上、引用おわり


みなさん、醒めてる場合じゃない!んですよ。



アベノミクス(こちらではアホのミクスと言われています)で景気回復したのは、自民党のふところです。



なにせ、あのアベという男は、公約は破る、デタラメとウソは当たり前、なので子分たちも同様に、





今回の解散で、夏から続けてきた北朝鮮との拉致問題の交渉が振り出しに戻ったのに、新潟の演説では「拉致問題の解決」を連呼した安倍晋三
前回の衆院選の公約「5歳児の保育無料化」を、財源不足を理由に先送りしたのに、兵庫の演説では「子育て家庭の応援」を連呼した安倍晋三
まさに「やるやる詐欺」。


と、きっこさんがツィートされていましたけれども、ほんと、その通りだと思います。

国際の場でも、自分のウソを、しかも、許し難いデタラメを言いふらしたことについて、ヌケヌケと白々しく、こんなふうに言い訳して、


なのにその場で、それについて追求する者がいない!
問い質せる者がいない!


なので、もう仕方がないではありませんか。

『やるやる詐欺』集団を、日本から抹消するべく、今回の選挙はしっかりしないと。

戦略的投票

「自分の好きな政党を投票するのではなく、自分の嫌いな政党が敗北するように投票する」という投票行動です。

この投票行動によって、サッチャー時代に圧倒的多数を占めていた保守党が大敗北し、労働党政権が成立しました。

例えばこれ↓


衆議院議員選挙は、12月14日(日)ですが、投票日はこの日だけではありません。
12月3日から14日までの間は、毎日が投票日です。

↓以下、TAKANOさんのツィートより。

投票日は14日だけではありません。
14日は投票最終日、それまでは『毎日が投票日!』です。
投票先が決まったら、早めに投票所に足を運びましょう。
特に、当日の天気が荒れそうな地域の方にはお薦めします。
低投票率では、組織票に頼る政党が有利になります。
それでは民意は正確には反映されません。




何も書かずに投票したり、投票すること自体を棄権しないでください!
本当の本当にお願いします!


アメリカでも、投開票時に不正が行われています。
けれども、圧倒的な数の人たちが投票すると、その不正ができにくくなります。
誤摩化し様がなくなってしまうのだと思います。

今回も、ムサシを使って、票数を誤摩化すつもりでいるのでしょう。
誤摩化せるはずだと高を括っているのでしょう。
せめて、自分の一票を正しく数えてもらえるよう、市民の力である『数』を、この選挙に向けてぶつけてください。
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黙ってないでNO!と言いたいなら、白票投票は絶対にだめ!こんな写真やマンガに騙されないで!

2014年12月04日 | 日本とわたし
先日、この写真が目に入り、しばらく頭の中で?マークが飛び交っていました。

何度読んでも、大文字の下の文章とつながっていかないのです。



白票が物言う?
意思を表せる?
なんでやねん?

ということで、いろいろと検索すると、BUZZAP!(バザップ)というニュースサイトで、とても分かり易く説明してくださっていました。
しかも、わたしなどには到底できない、この『日本未来ネットワーク』とやらについて、洗い出しを開始してくださっています。

みなさんもぜひ、この元記事に目を通してみてください。

ここに少しだけ、引用させていただきます。

選挙での「白票」を「社会を変える力がある」とミスリードする謎の集団「日本未来ネットワーク」のサイトが突如出現
引用元:
http://buzzap.jp/news/20141127-mirai-senkyo/

公示を間近に迎えた衆議院議員総選挙。
ここで突如、「白票」に「今の社会を変える力があります」と主張する妙に洗練されたサイトが登場し、憶測を呼んでいます。


◆白票を投じるようミスリードする謎の集団「日本未来ネットワーク」
このサイトを作成したのは「日本未来ネットワーク」を名乗る集団。「黙っていないでNOと言おう。」のキャッチコピーの下、投票したい候補者がいなかったら「白票」を投じようと呼びかけています。

黙ってないで、NO!と言おう。 日本未来ネットワーク(魚拓)




↑以上、引用おわり


上のマンガを読んで、どう思われましたか?
わたしはもう、ある意味恐ろしかったです。
白票というものについて、認識があまり無い人などが読むと、そうか、そうだったのか…と思うかもしれません。
マンガには、そういうなにか伝わり易い、しかも印象が濃くなる力があります。

選挙前には、さまざまな運動が繰り広げられるのは世の常ですが、これはかなり歪曲された、洗脳に近いものだと思います。

白票についての、このサイト『日本未来ネットワーク』の考え方が、以下の文章にはっきりと書かれています。

入れたい人がいない、誰に入れていいのかわからない、支持する政党がない、政党は支持するが候補者を支持する気になれない、この思いを政治家たちに伝えましょう。
その思いを込めて、投票場に行って白票を投じましょう
この誰にでもできる、簡単な1人ひとりの行為の積み上げが、国を動かす大きな声になります



あたかも、白票に力や意味があるような書き方をしていますが、白票には全く力も意味もありません。
候補者の当落にも関係がなく、そして政治家への圧力にもならない、顔無しの声無しに過ぎません。
そもそも、入れたい人がいなかったら、誰に入れていいのかわからなかったら、支持する政党がなかったら、政党は支持するが候補者を支持する気になれなかったら、
その思いを解決するために、あるいは緩和するために、自分の足で集会に行き、自分の目でいろいろな情報を読み、誰かの名前を書き込めるよう準備するのが主権者の義務です。
ナイナイ尽くしの幼児のようなノリで投票に行くような、そんな能天気なことをしていられる場合ではありません。
今の今、日本が抱えている問題は、政権を誰がとっても解決しきれないものかもしれません。
けれども、こんな状況に陥ってもなお、原発を再稼働させるだの、隠し事を増やすだの、弱者をさらに蔑ろにするだの、農業などの第一次産業を弱らせるだの、
しかも言うことはウソだらけで、被災者も避難者も放っときっ放しで、完全だの最高だのと、できもしない、ありもしないことを放言するような男が長に立つ党は、
この選挙でもってしっかりと弱らせないと、そしてその分、どの党がというのではなく、党を超えて、日本を立ち直らせようという意欲を燃やす人たちが力をつけないと、
日本という国の先が、どんどんと細っていくような気がしてなりません。


とにかく、この『日本未来ネットワーク』がどのような誘導をしているのか、バザットさんの記事をじっくりと読んでみてください。
そして、白票ということについて、今一度、よく考えてみてください。
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時差ボケの真っ最中に

2014年12月03日 | ひとりごと


日曜日のお昼に戻ってきた空ちゃんと海ちゃん。
一緒に居た赤ちゃん猫たちが、次々と下痢になってしまったそうで、うちの二匹もしっかりとお腹をこわしたまま戻ってきました。
少しの間、朝と晩に、液体の薬を与えながら、様子を見なければなりません。

空ちゃんは重量感ありまくり、海ちゃんもずいぶんと胴が長くなりました。
空ちゃんは、以前から甘えっこで、けれども抱っこすると、まるでうなぎのようにクネクネと動き回り、気をつけていないと床に落ちてしまいそうになります。
しばらく見ないうちに、少し赤ちゃんっぽさが薄れてきた海ちゃんですが、旅行前よりずっと甘えん坊になりました。

彼らはきっと、うーんと混乱しただろうと思います。
いったいあそこの家はなんだったんだ、あれは夢だったんだろうかなどと、思ったかもしれません。
猫も夢を見て、さらに夢というものを認識していれば、の話ですが…。

*******

そして本当は、月曜日から始まっていた合唱の伴奏バイトのリハーサルを、一昨日と昨日、ちょいとキャンセルしました。
ギックリ腰ならぬ、プチギックリ腰ですが、やはりずっと座るのは辛い!
ということを幸いに、全然まだ仕上がっていない曲を練習する時間を稼ぐつもりでしたが、長時間座れないのだから同じです…とほほ。
水曜日と今日の二日間は、なんとか誤摩化しながら弾きましたが、明日の練習までには完全に仕上げていないと超~ヤバい!
なので、気功瞑想をあきらめて、練習に励もうと思います。

*******

時差ボケが、年々酷くなってきたような気がします。
一昨日などはたったの2時間しか眠れず、よく楽譜が読めたもんだと自分でも感心しましたが、昨夜はそのせいもあって11時にはすでにフラフラ。
そのままコトンと寝て、けったいな状況の夢を見ては起き、また見ては起きして、最後に起きたのがお昼前の11時?!
うぎゃ~!!伴奏に行かなあかんや~ん!!
というような、いったい次はどんなことになるのか、予想が全くつかないというメチャクチャっぷり…。
もう今度からは、旅の前後に、大事な用やコンサートが控えているようなことのないようにしないと…と、いったい何度思ったことか…。

*******

2階のお風呂場も、我々が戻るとともに工事が始まりました。
職人さんたちに、いちいち靴を脱いでくださいとお願いすることはできないので、みな土足で家の中に入り、作業に必要な物を取りに外に出たりします。
ここ数日はずっと雨が続いていたので、泥や枯れ草が靴の裏にくっついてしまうので大変。
さらに、工事をしている場所には、部屋の解体から出てくる粉や木のクズ、細かい瓦礫などが散乱していて、今後はそれが靴の裏にくっついて、1階までの通り道にスタンプのようについてしまいます。
なので、玄関から2階のバスルームまでの階段を含む床を、作業が終わる夜の9時過ぎまで待って、毎晩掃いてから拭き取らなければなりません。
おかげでいつもよりピカピカ(次の日の朝まで)!ですが、落ち着いて椅子に座るというような気分になれるのは、夜の10時以降…やはり疲れます。
それにしても、大工のケビンとチャーリーのコンビはいったい、いつ休憩するんでしょうか。
彼らは今、マンハッタンが目論んでいるオリンピック招致のためのプロジェクトを担当していて、朝早くから夕方まで、ロングアイランドで仕事をしています。
なにやら、ここでオリンピックをやろうぜ~とアピールするために、すごい競技場を造っているのだそうです。
そしてその仕事が終わってから、本当なら疲れを癒すはずの時間にうちに来て、夕方から夜まで仕事をするのです。
タフだなあ…。

今日はその工程の中の、配管が始まりました。
案の定、配管工のトムと助手さんは、作業を止めては話し合い、また止めては外に出て、あれやこれやと試しています。
この家に引っ越ししてから5年半経ちましたが、その間に来てくれた配管工さんたちも、こんな難しいのは滅多に無いと愚痴っていたのです。
そして今日、やっとその理由が判明しました。
どうやらこのバスルームは、元はクローゼットだった可能性が高いそうです。
そういえば、旦那が今寝室として使っている場所にくっついていて、大きめのクローゼットならサイズ的にも納得です。
クローゼットなので、床は別に適当で良かったし、床下がパイプだらけでも誰も困らなかったわけです。
その小部屋がバスルームに変身したのは、なんと1948年、今から66年前で、多分初代の家主さんが、移動に便利だからと改装したのでしょう。
そして二代目の家主さんはそのまま引き継ぎ、55年の歳月の間使い続けて、三代目になる我々が今、何も知らずに改装しようとした、というのが、ケビンとチャーリの意見。
道理で、配管の仕事がやりにくいはずです。
誰も、クローゼットでお風呂に入ろうなどとは思いませんもんね。
トムは「また明日の朝から仕切り直して頑張るよ」、と言って帰っていきました。
なにしろ、始めからやりにくい、難しい状況なのに加えて、普通よりうんと狭い場所で、普段見たこともない深くて小さい浴槽の配管をしなければならないのですから…。
「ごめんね」と言うと、「きみのせいなんかじゃないよ」と言って笑ってくれたけれども、ほんでもって、確かにわたしが謝っても仕方がないのだけれども、
とにかく無事に作業が済むよう、祈りたいような気持ちです。

*******

工事が始まってから、家の中に、新しい木の香りが漂っています。
けれども、やっぱり音がすごくて、恐がりの海は、ピアノのレッスン中であっても、すぐ隣のわたしの寝室の、布団の中に潜り込んでいます。
空は普段から、わたしがピアノの練習をしていても平気で、すぐ横で眠っていたりするので、海ほどは困っていないかもしれません。
生徒や付き添いの親御さんも、たまにピアノの音さえも聞こえないようなこともありますが、「改装中はこんなもんだよ」と言ってくれるので助かります。

わたしたちが留守をしている間に、木々は葉をすっかり落としていました。
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文太さんの遺言

2014年12月02日 | 日本とわたし
昨日、文太さんの訃報を聞いて、信じられない気持ちでいっぱいになりました。
この、彼の、「こんにちは」の声を聞きながら、文字起こしをしてから1ヵ月しか経っていないのに…どうしてこんなことにと思いながら、何度も聞き直しています。

この日の文太さんは、どんな思いであの壇上に立ち、前に集まった方たちを見つめていたのでしょう。
体はどれほど辛かったのでしょう。

「国民を飢えさせない。安全な食べ物を食べさせること」
「絶対に戦争をしないこと」
「『仲井眞さん、弾はまだ一発、残っとるがよ』と、ぶつけてやりたい」


そんな中、すっくと立ち、しっかりとした口調で残してくれた言葉は、文太さんの遺言です。

「弾はまだ一発、残っとるがよ」

わたしたちにとって、弾は何でしょう?
一発残っている弾を、どこにどうやって撃ち込むのか。
文太さんの遺言を、今一度聞きながら、考えたいと思います。

文太さんの妻、文子さんが、このようなコメントをされました。
『落花は枝に還らず』と申しますが、小さな種を蒔いて去りました。
1つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。
もう1粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした」


共に声を上げましょう!
一発の弾を一票に込め、投票しましょう!


11月の10日に載せた記事ですが、ここにもう一度、文太さんへの感謝を込めて、載せさせていただきます。



こんにちは。
沖縄は、何度来ても、気持ちがいいね。
カートに乗って、楽をさしてもらったけど、80過ぎたんで、さっきのふたりみたいに走れないよ。
30年前なら、あの倍ぐらいのスピードで走ったけどね。
今日は、自分から立候補して、ピッチャー交替、知事交替、ということで、押しかけてきました。

プロでないわたしが言うんだから、あてになるのかならないのかはわかりませんけど、
政治の役割はふたつあります。

ひとつは、
国民を飢えさせない。安全な食べ物を食べさせること。

もうひとつは、これは最も大事です。
絶対に戦争をしないこと。

わたしは、小学校の頃、戦国少年でした。
小学校、なんでゲートルを巻いて、戦闘帽を被って、竹槍持たされたのか、
今振り返ると、ほんとに、笑止千万です。
もう二度と、ああいう経験は、子どもたちに、子どもたちだけじゃない、
大学生も、雨の中を、大勢の、将来大事な大学生が、戦地へ運ばれて、半数が帰って来なかった。

今の政府と、本土の政府ですよ、仲井眞知事は、まさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に、沖縄を考えていた。
前知事は、今、最も危険な政権と、手を結んだ。
沖縄の人々を裏切り、公約を反古にして、辺野古を売り渡した。

古い映画だけど、『仁義無き戦い』に、その流れにいると、『仁義無き戦い』の裏切り者の山守、覚えてらっしゃらない方もいるかな?
「覚えてるぞー!」(観衆からの声)
「覚えてるかー!」
映画の最後で、
「山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発分残っとるがよ」、
という台詞をぶつけた。
其の伝でいくと、
「仲井眞さん、弾はまだ一発、残っとるがよ」、
と、ぶつけてやりたい。

沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風もすべて、国家のものではありません。
そこに住んでいる、人たちのものです。
辺野古も然り、勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。

まあそうはいっても、アメリカにも良心厚い人々はいます。
中国にもいる、韓国にもいる。
その良心ある人々は、国は違え、同じ人間だ。
みな、手を結び合おうよ。

翁長さんはきっと、そのことを、実行してくれると信じてる。

今日来てるみなさんも、そのことを、肝に銘じて実行してください。

それができない人は、沖縄から、日本から、去ってもらおう。

はなはだ短いけど、終わり!
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楽しかった美味しかった懐かしかった

2014年12月01日 | 家族とわたし
日本から戻ってきました。
滞在した10日間、行き帰りの空港にも会う約束をして、目一杯、これまでの旅で会いそびれていた人、会っておきたい人に会ってきました。
それぞれに過ごした時間はとても短かったけれど、それぞれに楽しく、懐かしく、やっぱり生はいいなあ…という思いでいっぱいになりました。

わたしたちのために時間を割いた上に散財をしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

写真をパカパカと載せておきます。
個人的なものはまた後ほど、個々に送りますので、楽しみに待っていてください。


今回は、良いチケットを買いそびれた挙げ句の、初めてのカナダエアでしたが、座席がゆったりとしていてなかなか良かったです。

あのぶっとい河はなんじゃろか?と思いながら撮っていると、


機長からのアナウンスがあって、ナイアガラの滝へと流れていた河なのでした。


トロント空港は、なんとも芸術的。


そんでもって、待合いの席のすべてが、iPadの無料使用!


そして羽田に着き、立ち食い寿司をじぃ~っとガン見しながら我慢して、


名古屋空港に到着。


名古屋空港まで会いに来てくれた、訪米最多記録を誇るマサコちゃん夫婦と再会!
めちゃくちゃ美味しい焼き魚定食を、うめぇ~うめぇ~と鳴き(泣き?)ながらいただきました。
マサコちゃん、ツトムくん、お土産の超ウマの大福餅+おやつとともに、ご馳走さまでしたぁ~!!

その夜は空港で一泊し、翌日、船に乗って津港まで行き、迎えに来てくれた母と義父と一緒に鳥羽の旅館へ。

ご馳走をたらふく食べて、日本酒をガンガンいただいた後に、なぜか逆立ちをする旦那…。


日の出なりけり。


ホテルが所有するパターゴルフに、体調を崩してた母を無理矢理誘ったら…あらあら、元気が出てきたし…。


なんとも暖かな快晴。


お向かえの島の半分が、セメント工場と化していました。


日の出その2なりけり。


海、大好き!


いやあ、そうか、あんたとこもか…ふんふん…お互い大変やなあ…。


鳥羽から旦那は大阪へ、そしてわたしは母の家へ。
日頃、義父が世話をしている畑。これからお豆さんが生えてくるそうな。


庭の紅葉が始まっていました。


今年80歳を迎えた母は、しんどいしんどいと言いながらも大病もせず、カラオケやグランドゴルフを楽しみながら過ごしてくれています。
遠く離れて暮らすわたしにとって、それがどれだけありがたいことか。
家に居る間は、母が録画したアメリカドラマや洋画を観ながら、3時のおやつを食べたり、適当に料理を作ったり、あっという間の3日間でした。
電車に乗る間際に、2度も、ギュウッとハグをしてくれた母。
これが最後かもしれんからな。
そう言う母の声が、今も耳に残っています。


お祝いに行ったはずが、なんでもかんでも世話になってしまい、なんともトホホな57歳の娘ですが、こんなけったいな親孝行もあるのだと居直るしかありません。


電車を乗り継ぎ、旦那との暮らしを始めた思い出の地、大津に行きました。
どこに行くにもカメラを忘れてしまい、写真は一枚も無し。
仲良しの友人ふたりと会って、ワイワイガヤガヤとおしゃべりをし、その晩は旦那も大阪から戻ってきて、今度は6人一緒にワイワイガヤガヤ。
その後男組と女組に別れて、それぞれに美味いもんを食べに行き、やっぱり奢ってもらってしまいました…およよ。


そして大津から京都に出て、そこから近鉄線に乗り換えて三重県に。
80歳の次は90歳?!父の姉である伯母は今年89歳、来年90歳になります。
弟とわたしの一番大変な時期に、とてもお世話になった人なのに、恩返しができないまま時が過ぎてしまって、本当に申し訳がありません。


なのでせめて食事だけでもと、なんとかしてご馳走させてもらおうと頑張ったのですが、伯母は頑として聞き入れてくれません。
夕飯は懐石料理を、そして翌日の昼食は和定食を、どちらもご馳走になってしまいました。


伯母が少しずつ剪定している庭。


いきなり「お琴を弾きたい~ったら弾きたい!」と、旦那が言い出して、大騒ぎに。
従姉のクミちゃんは、お茶とお花、そしてお琴の師範なのですが、性格に合わないからということで教えたことがありません。
そのことをずっと、「もったいないねんから…」と残念に思ってきた伯母は、久方ぶりのお琴の音色を聞いて、とても嬉しそうでした。


驚いたことに、爪や楽譜の在処を、どの引き出しのどちら側にあるかということまで、明確に覚えていた伯母。
感動しました。


3歳から7歳まで、クミちゃんにくっついて、お琴の教室に通っていたわたしでしたが、これまた不思議、調弦の仕方から弾き方まで、体が覚えていました?!
もう半世紀も前のことなのに…。


旦那が使っているのは、伯母のお手製の爪。クミちゃんの爪は小さ過ぎて自分に合わないからと、何十年も前にセロテープで、見よう見まねで作ったのだそうです。


伯母ちゃん、これからももっともっと、元気で長生きしてね!


伯母の家から歩いて行ける所に、ピアノの師匠が住んでいます。
音楽の基礎を、わたしの体と心に、刻み込んでくださった人です。
行くと必ず、チャッチャと、ケラケラと、美味しくて美しくて、体も喜ぶお料理を作ってくれます。


塩麹に漬け込んだお魚。


翌日は、大阪の弟の所に行くので、京都に用事がある彼女に付いて京都まで行こうと思っていたのですが、
この陽気に加えて紅葉が見頃…というと、京都は人でいっぱいだろうということで、急きょ室生寺に出かけることになりました。

懐かしい田んぼと山の景色。
わたしと佐和子ちゃんが、毎週土曜日に、近鉄線で大阪まで通った電車の窓から眺めた景色です。




初めての室生寺。




もう、のっけから綺麗で綺麗で…動けません。






ふぅ~…やっと正門前。


階段がすごいよ~と聞いていましたが、ふんふん、これなら大丈夫かも…と思っていたら…。


紅葉のじゅうたん。


国宝の仏様がいらっしゃるというのに、なぁ~んもせんとそのまんま、という姿がまたいい!


この時期は特別に、中まで入らせていただけたので、東北の大震災を見舞いに出かけられた際に、埃を払い美しくなった十二神将さまたちも、しっかりと観させていただきました。

そして次は、先だっての台風で破損したという五重塔へ。


大きな杉の木は、時にお堂を守り、時にお堂を破壊するのだと、自然の力のすごさをしみじみと思いました。




「覚悟は良いか?」と、いきなり師匠に聞かれ、ふとその方向を見てみると…。


先が見えないほどに続く階段を、途中で何度も休みながら、なんとか無事に上り、そして下りてきました。




黄色もきれい!


やっぱり日本紅葉が一番だと思う!
  

 



 

旦那の真似をして。



今回の旅の間、ひとつだけ困ったのがインターネット。
『インターネットが使えます』という看板があっても、ソフトバンクと契約してないとダメだったり、予め、メールで手続きしておかないとダメだったり…、
そんなん…不可能やん…というようなことばかりで、やっぱり日本はパソコンよりもケイタイということを痛感しました。
だから公衆電話だって、めちゃくちゃ見つけるの難しいし…。
一所でゆっくり過ごすのではなく、毎日違う人に会い、違うお家に寄らせていただくような旅には、なにか良い連絡方法を考えなくてはなりません。


師匠と別れた後は、最後の〆として、わたしは大阪の弟に、旦那は東京の友人に、それぞれ別れて会いに行きました。

弟は今、坐骨神経痛ともうひとつ、持病の悪化を抱えていて大変!
なのに、こんなご馳走を、福ちゃんと一緒に作ってくれました。


どデカい白子!


ふぐぅ~!


白子の蒸し焼きがまた…滅多に食べられへんので、しみじみといただきました。


ひの菜好きってのを覚えてくれてたことが嬉しい過ぎ!


もうなんちゅうか、顔がついつい…。




一番短い時間しか居れんかったのに、翌日の仕事を休んで新大阪まで送ってくれるという弟に、申し訳ないやらありがたいやら…。
実は、出発当日の朝、すっかりパンパンになった旅行カバンを起こそうとしたら…ギクッ?え?え?え?
最悪のタイミングで、ギックリとまではいかなかったのですが、キックリぐらいの痛みが走り…、

なのに、これだけは撮っておきたかったので、頑張って撮ったネギとお茄子。弟のお手製。




熱帯魚好きだった父の息子だけあって、やっぱりおんなじことしてる…世話の仕方はかなり改善されているそうです。


また来るし、その時までバイバイ。弟と福ちゃんのこと、守ったってや。


新幹線に乗ったら、そりゃ富士山でしょう!


乗ってる途中で大雨が降ってきたわりには、なんとか見えた富士山の胴体。


などと、のんきに写真を撮りつつも、腰の痛みはどんどんと増してきたので、弟からもらった経皮吸収型鎮痛剤のシップをペタンと貼って様子を観る事に。

京急線に乗り換えて、いざいざ羽田へ!腰よ、家に着くまで持ちこたえておくれぇ~!


羽田では、恭平のガールフレンドのお母さん、美保さんと初対面。
先に着いた旦那が、一目見ていっぺんに分かったという美保さん。
だってだって、まなっちゃんとそっくり過ぎな上に、若過ぎ!
わたしたちと1日違いで日本に来た恭平が、北海道に暮らすまなっちゃんのおじいちゃんおばあちゃんに会って、とても気に入られたと聞き、ホッと一安心。
あと1週間、3年ぶりの帰省旅行を、おおいに楽しんでもらいたいと願いつつ、わたしたちは飛行機の中に。

アメリカに戻るまでの時間、痛みを抑えようと、滅多に飲まないアスピリンを一錠だけ飲み、さらに痛みを忘れられるかもと、機内でビールを一口飲んだ後、目頭と鼻柱の間に、ぷっくりとした膨らみを発見。
あれ?眼鏡のせいかな?などと思っていたら、あれよあれよという間に腫れてきて、なんと、アバター顔に変身してしまいました。
これで肌色が緑なら、特殊メーク無しで出演可能間違いなし!
なんてふざけている場合ではありません。
こんなんで税関を無事に通過できるのか…。
それでなくても、呼び止められる率が高いのに…。

などと、最後の最後で腰が痛~い!顔がキショ~イ!と、大変な思いをしましたが、本当に素晴らしい、思い出深い旅になりました。


エンパイア・ステートビルディングが見えてきた。



さあ、また頑張らにゃ~!
コメント (6)
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