■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【大阪杯】アルアインが皐月賞以来となる勝利でG1・2勝目飾る』
第63回大阪杯(G1、芝2000m)は、北村友一騎手騎乗の9番人気アルアイン(牡5歳、栗東・池江寿泰厩舎)がインの好位3番手から抜け出して、2017年の皐月賞以来となる2度目のG1制覇を飾った。タイムは2分01秒0(良)。
北村友一騎手はデビュー14年目でG1初制覇。
クビ差の2着には2番人気のキセキが2番手から粘り、さらにクビ差遅れた3着に後方から追い込んだ昨年のダービー馬ワグネリアン(4番人気)が続き、1番人気に支持された昨年の有馬記念馬ブラストワンピースは6着に敗れた。
大阪杯を勝ったアルアインは、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父エッセンスオブドバイという血統。通算成績は16戦5勝。重賞は2017年毎日杯、皐月賞に次いで3勝目。大阪杯は池江泰寿調教師、北村友一騎手ともに初優勝。
◆北村友一騎手(1着 アルアイン)「枠順が良かったので展開が読みやすく、理想的な競馬ができました。馬の気分を害さないように心がけて、ステッキもあえて入れませんでしたが、追ってからの反応が良かったのでなんとかしのいでくれました。いいタイミングで勝たせてもらいましたし、これからも次のステップに向けて努力していきたいと思います」
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古馬一線級がドバイ遠征中にしては好メンバーが集まった大阪杯は、アルアインの勝利で幕を閉じました。
厳しい流れの皐月賞を勝った時は、これほど勝利から遠ざかるとは思いませんでしたが、ディープインパクト産駒らしからぬ勝ち味の遅さ、スパッと切れる決め手不足が響いていたのか、G1となると掲示板が精一杯のイメージがついていました。
今日は内枠から先行し、ジッと脚を溜めて直線で抜け出すこの馬のパターンが見事にハマり、キセキの追撃を見事に凌ぎ切ってのG1勝利。 たとえ勝てなくとも、自分の形をもっていること、それを信じて継続することの大事さを改めて認識させてもらいました。
あとはですね、やはり、キセキがエポカドーロとやり合わず、1000m通過61.3秒とスローになったのが、あまり古馬中距離G1らしからぬレースの流れを作ってしまった感がありますねぇ。。
キセキとしては逃げなくても、或いは溜め逃げでも勝てると思ったかもしれませんが、切れ味勝負に持ち込んでどうこうの馬ではないですし、そもそもの持ち味は、平均ペースで逃げて、後半さらにペースを上げて後続を封じるところにあるわけで…
番手で折り合い、それなりの競馬をしたのは確かですが、自分の形をつくるという意味で、力を出し切るレースではなかった気がします。
そんな事はないと思いますが、ドバイに行ったメンバーがいないレースならこれでも勝てる、みたいな感じがあったんですかね(^_^;)
1番人気のブラストワンピースにとっては、最も嫌な展開になってしまいました。
ペースが落ち着いて馬群が固まり、4コーナーで大外を回ってからのヨーイドン。
こういう形が十分にあり得るメンバー構成だっただけに、逆に1番人気は見込まれ過ぎだったのかもしれません。
でもまあ、毎度こういう展開になるとは限りませんし、今日も脚を使ってソコソコ追い込んで来てはいますので、持久力、底力勝負のレースになれば、きっとまたいい競馬を見せてくれるのではないでしょうか。
ちなみに今日の上がり最速は、後方から4着に入ったマカヒキの3F34.9秒。
当然ながら、この場に立つためには越えなければならないハードルがありますが、今日ぐらいのレースになるのであれば、クレッシェンドラヴもソコソコやれてしまうのではないか…。 そんな事を考えさせるG1レースでした。
いや、現時点では生意気なのでしょうが、来年も多くの一線級がドバイに行ってくれるのであれば、そして、レースに出させてもらえるならば、掲示板ぐらいは普通にありそうな気がしないでもありません(^^ゞ
■3/31阪神11R 大阪杯(G1・芝2000m)・良
第63回大阪杯(G1、芝2000m)は、北村友一騎手騎乗の9番人気アルアイン(牡5歳、栗東・池江寿泰厩舎)がインの好位3番手から抜け出して、2017年の皐月賞以来となる2度目のG1制覇を飾った。タイムは2分01秒0(良)。
北村友一騎手はデビュー14年目でG1初制覇。
クビ差の2着には2番人気のキセキが2番手から粘り、さらにクビ差遅れた3着に後方から追い込んだ昨年のダービー馬ワグネリアン(4番人気)が続き、1番人気に支持された昨年の有馬記念馬ブラストワンピースは6着に敗れた。
大阪杯を勝ったアルアインは、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父エッセンスオブドバイという血統。通算成績は16戦5勝。重賞は2017年毎日杯、皐月賞に次いで3勝目。大阪杯は池江泰寿調教師、北村友一騎手ともに初優勝。
◆北村友一騎手(1着 アルアイン)「枠順が良かったので展開が読みやすく、理想的な競馬ができました。馬の気分を害さないように心がけて、ステッキもあえて入れませんでしたが、追ってからの反応が良かったのでなんとかしのいでくれました。いいタイミングで勝たせてもらいましたし、これからも次のステップに向けて努力していきたいと思います」
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古馬一線級がドバイ遠征中にしては好メンバーが集まった大阪杯は、アルアインの勝利で幕を閉じました。
厳しい流れの皐月賞を勝った時は、これほど勝利から遠ざかるとは思いませんでしたが、ディープインパクト産駒らしからぬ勝ち味の遅さ、スパッと切れる決め手不足が響いていたのか、G1となると掲示板が精一杯のイメージがついていました。
今日は内枠から先行し、ジッと脚を溜めて直線で抜け出すこの馬のパターンが見事にハマり、キセキの追撃を見事に凌ぎ切ってのG1勝利。 たとえ勝てなくとも、自分の形をもっていること、それを信じて継続することの大事さを改めて認識させてもらいました。
あとはですね、やはり、キセキがエポカドーロとやり合わず、1000m通過61.3秒とスローになったのが、あまり古馬中距離G1らしからぬレースの流れを作ってしまった感がありますねぇ。。
キセキとしては逃げなくても、或いは溜め逃げでも勝てると思ったかもしれませんが、切れ味勝負に持ち込んでどうこうの馬ではないですし、そもそもの持ち味は、平均ペースで逃げて、後半さらにペースを上げて後続を封じるところにあるわけで…
番手で折り合い、それなりの競馬をしたのは確かですが、自分の形をつくるという意味で、力を出し切るレースではなかった気がします。
そんな事はないと思いますが、ドバイに行ったメンバーがいないレースならこれでも勝てる、みたいな感じがあったんですかね(^_^;)
1番人気のブラストワンピースにとっては、最も嫌な展開になってしまいました。
ペースが落ち着いて馬群が固まり、4コーナーで大外を回ってからのヨーイドン。
こういう形が十分にあり得るメンバー構成だっただけに、逆に1番人気は見込まれ過ぎだったのかもしれません。
でもまあ、毎度こういう展開になるとは限りませんし、今日も脚を使ってソコソコ追い込んで来てはいますので、持久力、底力勝負のレースになれば、きっとまたいい競馬を見せてくれるのではないでしょうか。
ちなみに今日の上がり最速は、後方から4着に入ったマカヒキの3F34.9秒。
当然ながら、この場に立つためには越えなければならないハードルがありますが、今日ぐらいのレースになるのであれば、クレッシェンドラヴもソコソコやれてしまうのではないか…。 そんな事を考えさせるG1レースでした。
いや、現時点では生意気なのでしょうが、来年も多くの一線級がドバイに行ってくれるのであれば、そして、レースに出させてもらえるならば、掲示板ぐらいは普通にありそうな気がしないでもありません(^^ゞ
■3/31阪神11R 大阪杯(G1・芝2000m)・良
■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【ドバイターフ】アーモンドアイが海外デビュー戦を快勝!』
アラブ首長国連邦・メイダン競馬場で3月30日(現地時間)に行われたドバイ国際諸競走の8Rドバイターフ(G1、芝・左1800m)はC.ルメール騎手騎乗のアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が海外デビュー戦を危なげなく勝ち切った。
好スタートを切ったアーモンドアイは中団の外を追走して、直線は馬場の真ん中を伸び、ラスト300メートルで先行勢を並ぶ間もなくかわし去った。勝ちタイムは1分46秒78(良)。未勝利勝ちから7連勝、桜花賞からG1を5連勝。
◆C.ルメール騎手(1着 アーモンドアイ)「もちろん勝つと思っていたし、勝てると思って乗っていた。今後が楽しみになりました。ゲートの出がよかったし、いいポジションを取ることができました」
日本馬のドバイターフ(2014年までドバイデューティーフリーの名称)制覇は2007年アドマイヤムーン、2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティール、2017年ヴィブロスに次いで5頭目。
アーモンドアイから1馬身1/4差の2着には中団から抜け出したヴィブロス(牝6歳、栗東・友道康夫厩舎)=M.バルザローナ騎手=が入り、日本調教馬のワンツー。ヴィブロスはこれがラストラン。2017年1着、2018年2着に次いで3年連続での好走。
3着には中団から伸びたイギリスのロードグリッターズ。昨年3着、2年連続の挑戦となったディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)=J.モレイラ騎手=は後方追走から4着に追い込んだ。
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スタートしてからゴールまで、(最後はヴィブロスに少し詰め寄られましたが)全く危なげないレースでした。
相手が格下馬だけだった事はありますが、こうやって休み明けでも安定して力を出せるのは本当に素晴らしいです。
国枝先生は戦前からエネイブルを意識しておられたようで、C.ルメール騎手ともども、このレースを負けるとは1ミリも思っていなかったようですが、いざレースを終えてみると、これだけ安定して強いならそれも当然といったところでしょうか。
同じく期待をされていたドバイシーマクラシックのレイデオロは、対照的に残念な大敗を喫してしまいましたが、アレですかね、ルメールさんはアーモンドアイの勝ちで使い果たしちゃった感じですかね?
いや、もちろんそんな話はないでしょうが、レイデオロのまさかの逃げ、そして大敗みたいな事が起きるほど、海外競馬というのは不確定要素が尽きないものです。 それを休み明けで涼しい顔で勝ってしまうのですから…
どうやらこれで秋のフランス遠征は確定的ですから、引き続き日本を代表する馬として頑張って欲しいと思います。
にしても、シュヴァルグラン、ヴィブロスの兄妹も良く頑張りましたねぇ。
いずれも大魔神佐々木オーナーの持ち馬ですが、個人でドバイに馬を持っていき、そこで2着を揃えるなんて凄すぎます。
また、ディープインパクト、ハーツクライ、ロードカナロアといった日本のトップサイアーの破壊力、これは相当なものですね。
考えてみれば、私の出資馬たちも血統だけなら世界レベルって事ですから、諦めずに続けていれば、いつの日かスーパーホースに出資する可能性もあるわけです。。みたいな妄想を抱きつつ、これからも広尾TCで頑張ろうと思います(^_^;)
アラブ首長国連邦・メイダン競馬場で3月30日(現地時間)に行われたドバイ国際諸競走の8Rドバイターフ(G1、芝・左1800m)はC.ルメール騎手騎乗のアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が海外デビュー戦を危なげなく勝ち切った。
好スタートを切ったアーモンドアイは中団の外を追走して、直線は馬場の真ん中を伸び、ラスト300メートルで先行勢を並ぶ間もなくかわし去った。勝ちタイムは1分46秒78(良)。未勝利勝ちから7連勝、桜花賞からG1を5連勝。
◆C.ルメール騎手(1着 アーモンドアイ)「もちろん勝つと思っていたし、勝てると思って乗っていた。今後が楽しみになりました。ゲートの出がよかったし、いいポジションを取ることができました」
日本馬のドバイターフ(2014年までドバイデューティーフリーの名称)制覇は2007年アドマイヤムーン、2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティール、2017年ヴィブロスに次いで5頭目。
アーモンドアイから1馬身1/4差の2着には中団から抜け出したヴィブロス(牝6歳、栗東・友道康夫厩舎)=M.バルザローナ騎手=が入り、日本調教馬のワンツー。ヴィブロスはこれがラストラン。2017年1着、2018年2着に次いで3年連続での好走。
3着には中団から伸びたイギリスのロードグリッターズ。昨年3着、2年連続の挑戦となったディアドラ(牝5歳、栗東・橋田満厩舎)=J.モレイラ騎手=は後方追走から4着に追い込んだ。
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スタートしてからゴールまで、(最後はヴィブロスに少し詰め寄られましたが)全く危なげないレースでした。
相手が格下馬だけだった事はありますが、こうやって休み明けでも安定して力を出せるのは本当に素晴らしいです。
国枝先生は戦前からエネイブルを意識しておられたようで、C.ルメール騎手ともども、このレースを負けるとは1ミリも思っていなかったようですが、いざレースを終えてみると、これだけ安定して強いならそれも当然といったところでしょうか。
同じく期待をされていたドバイシーマクラシックのレイデオロは、対照的に残念な大敗を喫してしまいましたが、アレですかね、ルメールさんはアーモンドアイの勝ちで使い果たしちゃった感じですかね?
いや、もちろんそんな話はないでしょうが、レイデオロのまさかの逃げ、そして大敗みたいな事が起きるほど、海外競馬というのは不確定要素が尽きないものです。 それを休み明けで涼しい顔で勝ってしまうのですから…
どうやらこれで秋のフランス遠征は確定的ですから、引き続き日本を代表する馬として頑張って欲しいと思います。
にしても、シュヴァルグラン、ヴィブロスの兄妹も良く頑張りましたねぇ。
いずれも大魔神佐々木オーナーの持ち馬ですが、個人でドバイに馬を持っていき、そこで2着を揃えるなんて凄すぎます。
また、ディープインパクト、ハーツクライ、ロードカナロアといった日本のトップサイアーの破壊力、これは相当なものですね。
考えてみれば、私の出資馬たちも血統だけなら世界レベルって事ですから、諦めずに続けていれば、いつの日かスーパーホースに出資する可能性もあるわけです。。みたいな妄想を抱きつつ、これからも広尾TCで頑張ろうと思います(^_^;)