ミスペンバリー'19は、初期馴致を開始するべく1日に北海道・浦河のシュウジデイファームへ移動しています。
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ステラリード'19同様、こちらも早いタイミングでのシュウジデイファーム入りとなりました。
2年先輩となる、17年産の半兄パンサラッサの場合は、7月5日に谷川牧場の中期育成部門へ移動、二ヶ月間の昼夜放牧によるワンクッションを挟んで10月初めにシュウジデイファーム入りをしましたから、やはり丸二ヶ月間の短縮になります。
確かパンサラッサの時は、ミスペンバリーの系統特有の弱さと晩成傾向を矢作先生が警戒し、あえて始動を遅らせる意味もあったと記憶していますが、本馬の場合は(募集時のコメントにもあったとおり)父がキズナに替わった所為なのか、今までどこにも(ミスペン仔らしい)弱いところがなく、早めの始動にも対応できる感触が満々という事なのでしょう。
しかしアレですね、19年産版矢作厩舎セットの2頭は同じ木村秀則牧場産馬ですし、良くも悪くもカイザーノヴァとバスラットレオン以上に比較されることになりますかねぇ。。個人的には『息の長い活躍を願ってどちらも精一杯応援するっ!』だけなのですが(^^ゞ。。まあ、デビューまでにはあと約1年はありますし、当面は、『元気であればそれで十分』という気持ちで見守りたいです(^^)
【木村秀則牧場在厩のミスペンバリー'19:公式HP(7/16更新分)より】
ステラリード'19は、初期馴致を開始するべく、1日に北海道・浦河のシュウジデイファームへ移動しています。
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早くもステラリード'19がシュウジデイファームに移動をしました。
あえて『早くも』と書きましたが、先月デビュー勝ちをした半兄カイザーノヴァがシュウジデイファームに移動をしたのは10月初めですから、丸々二ヶ月も早いシュウジデイファーム入りとなります。
この早い移動が何を意味するのか、本当のところは矢作先生に聞かなければ分かりませんが、『むやみに始動を早めれば良いわけではない』みたいなことは、先生は百も千もご承知ですからね。馬の現状を確認したうえで、『これなら早い始動に耐えられるし、その方が効果的』と判断されたのは確かです。
となると、(かなり気が早い話ですが)やはりデビューは来年の函館開催になるのか…。カイザーノヴァ同様に1200m戦デビューから函館2歳を狙っていくのか、それともミスペンバリー'19とのガチンコ対決も辞さずに中距離路線を選ぶのか…。
いやぁ、まだ馴致も何も始まっていない1歳8月初めから、こんなに具体的に1年後を心配するようでは、とてもこちらの心身が持たない気がしてきました(^^ゞ
ちなみに1歳7月時点の測尺を比較すると、カイザーノヴァが体高154cm、胸囲171cm、管囲20.5cmだったのに対し、ステラリード'19は体高159cm、胸囲175cm、管囲20.5cm。現時点でも、「母の産駒の中で最も大きくなる」との木村さんの感触を裏付ける立派なサイズになっています(^^)
【木村秀則牧場在厩のステラリード'19:公式HP(7/16更新分)より】
アレアシオンは、7月31日に美浦トレセンへ帰厩。2日より坂路入りしています。
◇尾関調教師のコメント 「長期の休養後でゲート試験を受ける必要がありますし、脚元にも細心の注意を払っていかないと。ある程度の時間をかけて、手元で慎重に進めていきたいと思います」
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アレアシオンが先週末にトレセンに帰厩をしていました。多少意表を突かれた部分はありますが、新潟最終週(9月5日か6日)から逆算して進めていく方針のもと、「トレセンでもある程度の時間をかけて」とは先週も伝えられていましたし、そう遠くない時期に帰厩をさせる雰囲気はありましたからね。
いずれにしても、これからはゲート試験、出走を見据えた追い切りと、これまでとは違ったレベルで負荷をかけられることになります。脚元がしっかり持ってくれるのは大前提で、さらにレースで結果を出すためのトレーニングをするわけですから、本当に厳しくなるのはここから先ということでしょう。
泣いても笑ってもあと一ヶ月…。引き続き、この挑戦が成功することを祈るのみです。