カイザーノヴァは、8月23日札幌9R クローバー賞(芝1500m)に坂井瑠星騎手で出走します。
-調教時計-
20.08.19 助 手 札幌芝良 5F 66.9-52.9-38.0-12.4(7) 強めに追う
ドレッドノータス(古オープン)馬ナリの外0.6秒先行クビ遅れ
◇矢作調教師のコメント 「札幌入厩後も順調にきており、きのう本馬場で札幌記念出走馬と併せて終いを強めに。相変わらずテンションはやや高めですが悪さをする感じではないですし、動きに問題はなく状態も良さそうですからね。距離延長も含めていい勝負ができるのではないでしょうか」
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最終追い切りは本馬場でドレッドノータスとの併せ馬。札幌記念の調教動画で確認しましたが、直線でだいぶ相手を待つ形になっていましたからね。クビ差遅れたのは追われてからの反応に差があること、あとは(外厩にいる時もそうですが)練習では本気になれない性格も影響していそうです(^^;)
ただし、全体的には矢作先生のコメントどおりで、「動きに問題はなく状態も良さそう」だと感じました。相変わらず頭の高い走法ながら、どこかでスイッチが入れば弾けてくれそうな…。「距離延長も含めていい勝負ができる」との言葉も心強いですしね。
果たして本気で走ってくれるかどうか、現時点では何となくアテにしにくいタイプなのですが、今はそこが不思議な魅力につながっている面もあります。頭数が揃ったのは歓迎材料ではないものの、イザとなったら周りの馬を弾き飛ばすつもりで頑張ってもらいましょう!
**8/23札幌9R クローバー賞(2歳OP/芝1500m)出走馬**
【7/11函館11R メイクデビュー函館でのカイザーノヴァ:公式HPより】
ドゥオーモは前走後は栗東トレセンに戻り、様子見が行われています。
◇矢作調教師のコメント 「今後の方向性を定めていくためにも、まずはしっかりとレース後の馬の様子を確認させて欲しいところ。21日は獣医師にも検査やチェックをしてもらい、その診断結果や回復状況などを踏まえて正しく判断していければと思います」
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簡単に結論を出すのではなく、馬の状態をしっかり確認し、検討してもらえるのは有難いです。どういう方針になるかは分かりませんが、ここまで来たら矢作先生の判断を待つしかありません。
コメントの雰囲気としては、どこかで続戦をさせたい気持ちが出ているようにも感じますが…。いや、今そういうことを考えても仕方がないですね。やはり、来週以降のアナウンスを待ちましょう(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩時のプライムライン:公式HP(7/16更新分)より】
美浦トレセン在厩のアレアシオンは、14日にゲート試験に合格、20日にウッドチップコースで追い切られています。
-調教時計-
20.08.20 蓑 島 美南W良 5F 69.1-53.4-39.6-13.5(3) 強めに追う
◇尾関調教師のコメント 「乗れないほどではなかったため、先週のうちにゲート試験を片付け、20日は前の馬を追いかける形でペースアップ。トモに頼りなさを残している分、じわっと追走する感じになりましたが、最後はイメージしていたよりもついて行けたように思います。あとは2週間後に競馬まで持っていけるかどうか。再来週の出走となれば、来週くらいにはビシッと攻め込んでいかなければなりませんからね。脚元やここまでの良化度が緩やかであることなどを考えますと、はたして時間が足りるのか微妙なところでもありまして…。決して無茶はしたくないものの、ここまでくれば出走させてあげたい気持ちも。来週の様子や状況も含めて、道筋を考えていきましょう」
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まず、不合格をもらっていたゲート試験に受かったのは良かったです。
その上で、尾関先生のコメントを見る限りでは、あと二週間でレースに出る状態に持っていくのは少し厳しい感じでしょうか。ここまで最後の未勝利戦から逆算して進めてきたわけですが、何しろ休んでいた期間が長かったですし、思い通りにならない事があるのも仕方がないでしょう。
「決して無茶はしたくないものの、ここまでくれば出走させてあげたい」とのお気持ちは良くわかります。。難しい判断になるでしょうが、全ては来週以降の状態次第ということですね。
美浦トレセン在厩のグランソヴァールは、20日、ウッドチップコースにおいて単走で追い切られています。
-調教時計-
20.08.20 助 手 美南W良 5F 68.0-53.3-40.0-13.3(7) 強めに追う
◇尾関調教師のコメント 「上がりに時計を要したように、現時点ではまだ終いモタつき気味で重苦しい感じの走りでしたが、馬はリフレッシュできている様子ですし、今はトモを含めて特に気になる点もありません。さらに週末、来週と強めを乗り、9月6日新潟10R 古町ステークス(3勝クラス・ダ1800m)に向けて出走態勢を整えていければと思います」
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ディメンシオン繁殖入り決定のニュースがあったので、何となく気持ちがソワソワしています。考えてみると、ドゥオーモやクレッシェンドラヴが元気なうちに、4歳世代のグランソヴァール、カナロアガールにもっと頑張ってもらわないとイケマセン。
古町Sは久々のレースになりますので、追い切りの動きもまだ本来のものではないですが、あと二週間でしっかり態勢を整えて欲しいです。一戦一戦を無駄にせず大事に戦っていく、これからは、ますますそういうことが必要になりますし、ましてや今度は1800mへの距離延長というテーマがありますからね。
もしも古町Sで1800mに目処を立てることができれば、これから先の展望もグッと広がることになります。手探りなところがあるのは当然ですが、このチャンスをモノにして欲しいです!
【10/5東京6R 3歳以上1勝Cでのグランソヴァール : 公式HPより】