栗東トレセン在厩のプライムラインは、13日に坂路で53秒台を消化しています。
-調教時計-
20.08.13 助 手 栗東坂良 1回 53.2-38.0-24.3-12.3 馬ナリ余力
ランクアップ(三未勝)一杯の内0.2秒先着
20.08.09 助 手 栗東坂良 1回 57.0-42.0-27.8-14.0 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「一週延ばした分、しっかりと調教を積むことができており、その後もテンションや脚元は大丈夫。追い切りを詰めてきたことによる馬体減、体つきに逞しさを欠いている点が不安材料ではありますが、何とかうまくケアしつつ、少しでも良い状態で盛岡に持っていければと思います。レースは8月17日盛岡 エメラルド賞(芝1700m)、鞍上は坂井瑠星騎手の予定です」
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水曜ではなく木曜追いになったのは、単純にレースが月曜日だからですね。
追い切り時計だけを見ると、馬なりで53.2-12.3秒なら全く水準以上ですし、併せた古馬1勝クラスの馬を問題にしなかったようなので、一応の態勢は整ったのだと思います。身体つきの話など贅沢を言えばキリがないのでしょうが、出走を一週間スライドして追い切った作戦は今のところ成功していると言って良いでしょう。
あとは、盛岡への輸送をクリアすること、そして当日しっかり自分の力を出し切ること。。実戦から遠ざかっているためレース勘が鈍っているのは心配ですが、まあ、もともとキャリア一戦のみの馬ですからね。あまり細かい駆け引きなどせず積極的な競馬で勝負をするしかないと思います。
厳しいスケジュールの中、勝利が期待できる状態まで戻ってこれたのは、それだけでも素晴らしい事だと思います。ただ、能力だけなら楽勝してもおかしくないものの、世の中そんなに甘くない気もしたり。。どうやら他のJRA組はそんなに弱くないみたいですし、いろいろ考えてしまいますが、とにかく17日は勝利を信じて仕事をしたいと思います(^^;)
美浦トレセン在厩のアレアシオンは、12日、坂路で55秒台を計時しています。
-調教時計-
20.08.12 助 手 美南坂良 1回 55.4-40.0-26.5-13.7 一杯に追う
キルケニー(三未勝)馬ナリに0.7秒先行0.6秒遅れ
20.08.07 助 手 美南坂良 1回 56.4-41.5-27.8-14.0 一杯に追う
リライトザスターズ(三未勝)馬ナリに0.1秒先行0.1秒遅れ
先週は木曜日にゲート試験を受けて不合格、金曜(8/7)に一本目の速めを乗って(56.4-14.0秒)、日曜日に再び美浦坂路で調整程度のキャンターで様子を窺う流れでした。今週は水曜(8/12)に追い切られて55.4-13.7秒。まだ無理をしていないとは言え、2歳のデビュー前と比べても物足りない時計ですし、あと3週間でどこまで状態を上げていけるのかが勝負になってきそうです。
という事なのですが、今のところ右前が持ってくれている中、右トモに疲れの兆候があるとのことで…。当たり前の話ではありますが、不合格をもらったゲート試験にも合格しなければいけませんし…。一応、準備が進んでいるのは確かですが、かなり厳しいギリギリの状況なのは明らかです。
ここまできて泣きごとを言っても仕方がありませんが、正直、楽観する要素は今のところあまり見当たりません。救いは尾関先生が「何とか切り抜けていきたい」と仰ってくれていることですから、こちらも切り抜けてくれることを祈りつつ、引き続き見守りたいと思います。
グランソヴァールは、入厩検疫が確保できたことから、13日に美浦トレセンに帰厩。9月6日新潟10R 古町ステークス(3勝クラス・ダ1800m)に向けて調整を進めていく予定になっています。
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前回の記事で、「これなら9/6新潟の古町ステークスに充分間に合いそう」と書きましたが、早くも美浦トレセンに戻ってくれて、古町ステークスに向けた準備に入ることになりました。
これで分かったことがひとつありますが、尾関先生が「そろそろ帰厩日を具体化させていきたい」と仰る時は、今すぐにでも入厩させてOKぐらいの時なんですね。だから何だという話ではないのですが、今後、尾関先生の近況コメントを読む際に少しだけ参考にしたいと思います(^^ゞ
あ、そんな事はどうでも良くて、グランソヴァールにとっては前走のBSイレブン賞から久しぶりの競馬になりますので、今から3週間でしっかり調整に取り組んでもらいましょう!