【七夕賞】セイウンハーデスが直線力強く伸びて快勝!サマー2000シリーズ開幕戦制す:サンスポZBAT!
第59回七夕賞(G3、3歳以上オープン、ハンデ、芝2000m)は、幸英明騎手の2番人気セイウンハーデス(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎)が外枠の15番から好スタートを決め道中は3、4番手を追走、3~4コーナーをスムーズに回ると直線では鞍上の左ステッキに応えて力強く伸び快勝。サマー2000シリーズ開幕戦、福島の名物ハンデ戦で初の重賞制覇を飾った。タイムは1分59秒8(良)。
1馬身1/4差の2着にはククナ(9番人気)、さらにクビ差遅れた3着にホウオウエミーズ(13番人気)が入り、3連単は27万超となった。なお、4連勝中だった1番人気のバトルボーンは逃げて4着に敗れた。
七夕賞を勝ったセイウンハーデスは、父シルバーステート、母ハイノリッジ、母の父マンハッタンカフェという血統。通算成績は11戦4勝。重賞は初勝利。橋口慎介調教師、幸英明騎手ともに七夕賞は初勝利。
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それなりのペースで流れるだろうと思っていた今年の七夕賞は、逃げ予想のフェーングロッテンが後方からになり、押し出されたバトルボーンがまさかのスローペース逃げ…。1000m通過60.7秒では後方の馬にチャンスはないものの、逃げたバトルボーンもキレ負けする形で4着に沈み、好位追走から地力を発揮したセイウンハーデス、ククナが1、2着という結果になりました。
七夕賞と言えば、あのクレッシェンドラヴが制した重賞ですから、同じ林厩舎のバトルボーンにも期待をしていたのですが、7ヶ月半ぶりだったことが影響した面もあったのでしょうか、想定以上に緩い競馬にしてしまったのは失敗だったかもしれません。
それにしても、セイウンハーデスとククナは良い競馬をしたと思います。バトルボーンの外で折り合って抜け出しを図るセイウンハーデスに対して、ククナはバトルボーンの後ろ、内ラチ沿いをピッタリ回って脚を溜めるカタチ。同じスローペースでも、それぞれの特徴を活かした鞍上の作戦がバッチリハマった結果だったと言えそうです。
そう言えば、クレッシェンドラヴが福島競馬場の誘導馬になるとの発表が(JRAから)ありましたが、デビューがいつになるかはまだ分かりません。来年の七夕賞では、堂々と後輩たちを誘導するクレさんの雄姿が見られるかもしれません(^^ゞ
**2023/7/9福島11R 七夕賞(G3/芝2000m)・良**
七夕賞【2023年7月9日福島11R】:競馬ラボ
福島で重賞2勝(19年福島記念、20年七夕賞)を挙げた #クレッシェンドラヴ も誘導練習中です🔰 pic.twitter.com/aql19lh1yc
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) July 8, 2023
大事にされているようで何より♪
しかし誘導馬が務まるのか心配(笑)
誘導馬が務まるかどうか…
マジメに練習中のハズですが、デビューが決まっていないあたりが心配です(^^;)