ZBAT!競馬 『【AJCC】今週もルメール!アリストテレスが重賞初V』
第62回アメリカジョッキークラブカップ(4歳以上、G2、芝2200m)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気アリストテレス(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)がまずまずのスタートを切ると道中は折り合って中団やや前を追走。3コーナー過ぎから鞍上の手が動くなか、直線に入ると外から豪快に脚を伸ばしてゴール。春の古馬中長距離戦線につながる伝統の一戦を制し、昨年の菊花賞2着馬が重賞初制覇。騎乗したC.ルメール騎手は11日のフェアリーS(ファインルージュ)、17日の京成杯(グラティアス)に続く3週連続重賞Vとなった。タイムは2分17秒9(不良)。半馬身差の2着にはヴェルトライゼンデ(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にラストドラフト(6番人気)が入った。
AJCCを勝ったアリストテレスは、父エピファネイア、母ブルーダイアモンド、母の父ディープインパクトという血統。通算成績は10戦4勝。重賞は初制覇。AJCCは管理する音無秀孝調教師は18年ダンビュライトに次いで2勝目、騎乗したC.ルメール騎手は初勝利。
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菊花賞2着から直行してきたアリストテレスが勝ちました。臨戦課程から今回は8割程度のデキと言われていましたが、2分17秒9もかかる不良馬場をこなしての勝利はさすがだったと思います。まあ、コントレイルとタイム差なしだった菊花賞のパフォーマンスを額面通りに受け取るならば、ここでの単勝2.3倍はむしろついた方なのかもしれません。(疑いたくなる気持ちも分かります(^^ゞ)
アリストテレスをマークして2着に入ったヴェルトライゼンデ、最後までしぶとく伸びた3着ラストドラフトも力のあるところを見せましたが、このあたりは馬場適性も大きく作用したように思います。
ちなみにクレッシェンドラヴの物差し役(失礼m(_ _)m)で4着に入ったステイフーリッシュまでの父を並べてみると、エピファネイア、ドリームジャーニー、ノヴェリスト、ステイゴールド。。中山2200mの不良馬場でやると、こういう馬が上位に突っ込んでくるんだろうなぁという顔ぶれですよね。
有馬記念に出てしまうとチャンスがないので微妙ですが、もともとAJC杯って、一度クレッシェンドラヴにも出て欲しかったレースなんですよねぇ(^^;)
**2021/1/24中山11R アメリカジョッキーC(G2/芝2200m)・不良**
ただ、出資者的には、賞金より勝つ姿が見たいという願望からすると、難しい問題だと思います。
いずれにせよ、ライバル(こっちが勝手に思ってるかも)ステイフーリッシュさんの頑張りは、心強いです。
有馬記念は賞金高いですからね。
今回のAJCはメンバーも揃っていましたし、有馬記念で正解だったのでしょう。
それもこれも、クレッシェンドラヴが8着に頑張ってくれたからですけど(^^ゞ