中山7R 3歳以上1勝クラス(芝2500m)で8着となったセントアイヴスの関係者コメントです。
◇吉田豊騎手のコメント 「今日のスタートであれば、内枠が欲しかったところ。大外枠だと下げて内に入れるしかないですからね。そんななか1勝クラスでも競馬のカタチにはなっていましたし、これで馬場が荒れてきて外差しが決まるようになれば、もっと着順を上げられるようになるのではないでしょうか。今日も最後まで止まることなくこの馬なりにジリジリと伸びていますので、あとは馬場と展開でしょう」
◇中舘調教師のコメント 「スタートが良く、中団からの競馬になりましたが、やはり勝負所でどうしてもモタモタしてしまいますので、そのぶんの差ですよね。あそこでスーッと動けるようになれば、今日だって4着ぐらいはあったのでは。そのあたりの成長待ちかなと思います。それに馬場が荒れて時計がかかった方が、この馬にとっては良いはずです」
◆クラブのコメント 「なるべくロスなく経済コースを通り、3~4コーナーでは促される形。ラストは切れる脚がない分、先行勢を交わせませんでしたが、馬自身は少しずつ着実に力をつけているように思われます。なお、このあとは、「いったん放牧を挟んで軽くリフレッシュを図り、新潟最終週(10/28)に向けてやっていきましょう」と調教師。成長度がスローなため、まだ際どい勝負とまではいきませんが、このクラスでもそれほど差のない競馬ができたことは次への収穫となりました」
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ついつい、何とか早く『未勝利馬の格上挑戦』から抜け出さなきゃ…と考えてしまうのですが、中館先生、吉田豊騎手が考えているのは、「そんなに慌てなくても、続けていれば必ずチャンスは来る』という作戦(?)のようですね。
それが『馬場と展開』によるものなのか、『セントアイヴス自身の成長』なのかは別として、確かにあともう少しのプラスアルファがあれば、このクラスで勝ち負けをする可能性があるような気もします。
それにアレですよね、未勝利戦を勝てなかった馬を何とか勝たせようと頑張ってくれるなんて、なかなか他の厩舎では考えられないこと。中館先生、吉田豊騎手が『このままで何とかなる』と仰るのであれば、それを信じて応援したいです。
ということで、とりあえず次は(ひと息入れたあと)新潟の最終週へ。出走チャンスが巡ってくることを祈りつつ、その間にセントアイヴスが少しでも成長してくれるよう期待したいと思いますm(_ _)m
中山7R 3歳以上1勝クラス(芝2500m)に出走したセントアイヴスは8着でした。
【レース内容】まずまずのスタートから先行勢の後ろに入って中団後方の位置取り。前半はゆったり流れるスローペースでしたが、折り合いがついてリズムよくに追走できていました。勝負どころの3角から押して進出を図りましたが、ここで位置を上げられないのはいつものことで…。10番手で直線に入ったあとも、この馬なりにバテずに脚を伸ばしていたと思いますが、大きく着順を上げるには至らず、結果、8着での入線となりました。
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1勝クラスでも大差はないんですけどねぇ…。
勝つにはどうしたらいいんでしょう(^^;)
今日もスタートからずっと上手に競馬ができていましたし、未勝利馬の格上挑戦であることを差し引けば、セントアイヴスはとても良く頑張ってくれたと思います。ただ、この状況(未勝利馬の格上挑戦)から抜け出すには、どこかでひとつ勝つか、あるいは障害入りなど別の作戦を考えるのか、いつかは決めなければいけませんからね。
それを考えると、何とも言えないモドカシさを感じてしまいます。馬っぷりは悪くないし、マジメさもあるし、これから良くなる余地もたくさんありそうですが、如何せん決め手が不足していて…。
まあ、とにかく今回は最終追い切りでもあまり動けていませんでしたし、正直、状態面は今ひとつだった気もしますので、それでこの着差、着順なら御の字でしょう。先々のことは(私は入障ぐらいしか思いつかないので)中舘先生に考えて頂くとして、まずはレース後の無事確認、関係者コメントを待ちたいと思いますm(_ _)m
**2023/9/16中山7R3歳以上1勝C(芝2500m)・良**
競馬ラボ:https://www.keibalab.jp/db/race/202309160607/
シュウジデイファーム在厩のマジックブルーは、現在はおもにBTCのダートトラックでハッキングキャンター2500mの後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。8月下旬の馬体重は461kgです。
◇岸本担当のコメント 「再びペースを上げており、今週は坂路の1本目に15-14、2本目に3F39秒台をマーク。終い2Fを12秒台ラップで行きました。脚質的には瞬発力というよりも、長くいい脚を使ってくれそうなタイプでしょうか。未知の部分が多い段階ですが、ダートでクオリティの高い走りを見せてくれるかもしれません」
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前回(9/1)近況時点でソエの心配はなくなっていましたが、再度のペースアップもとても順調のようで、「坂路の1本目に15-14、2本目に3F39秒台(終い2Fを12秒台ラップ)をマーク」するところまで進んでいますね。
このあたり、多少休んでもすぐに速いところまで戻って来られるのは、基本的に走りに関する能力値が高いからだと思いますし、『優等生』と言われる落ち着いた気性も良い方向に作用しているのだと思います。
ちなみに岸本さんは「ダートでクオリティの高い走りを見せてくれるかも」みたいなことを、単なるリップサービスでは仰らない方だと思いますので、おそらくかなりの手応えを感じておられるのではと。。芝路線はアスロスやリヤンイヴェール、ピークブルームといった馬たちに任せるとして、本馬は『ダートの王道をめざす』でOKではないでしょうか。
あとはもう、本当にアクシデントなく無事に進んでもらえれば…ですm(_ _)m
【シュウジデイファーム在厩のマジックブルー:公式HP(2023/9/1更新)より】
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、日に2~3時間のパドック放牧を行い、安静にしています。
◇稲村場長のコメント 「触ってもまだ張りは残っていますが、発症直後に比べて、2回目のPRP治療の直前に撮ったエコー画像の方が良くなっていたことは確かですからね。次回の3回目も治療前にエコーを撮って注入箇所を定めていく流れ。そこでもさらなる修復が見られるのではと期待しています」
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引き続きパドック放牧のみでの管理が続いています。
屈腱炎は短期間に劇的に回復するものではないですが、少しでも患部の修復が進むようにPRPを選択したわけで、今はただ、その効果が大きいことを祈るのみです。月末にはひと区切りとなる3回目のPRPが行われますから、その前後の様子を確認したうえで、今後の見通し(全治期間とか復帰時期の目標とか)などが聞けたらありがたいですm(_ _)m
**2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝クラス(ダ1400m)16:10発走**
◎ メリタテス
○ ララマルシュドロワ
▲ インヒズアイズ
△ ダノンミカエル
△ ロードアウォード
△ ワックスリリカル
メリタテスは5枠10番になりました。
ということなのですが、メリタテス&古川奈穂騎手としては、枠がどこでも『基本的に前で勝負』は変わらないと思いますので、正直、枠番よりもライバルとの位置関係が気になっていました。
その点では未勝利戦を強い内容で勝ってきたララマルシュドロワ、同じ矢作厩舎で坂井瑠星騎手騎乗のインヒズアイズが内と外にいるという、なかなか面白そうな枠順で…。いや、面白がっている場合じゃなくて、今回は何とかゲートを頑張って、できればララマルシュドロワより先にコーナーに入りたいですし、インヒズアイズの坂井騎手には多少忖度頂いて…
と、そんな都合の良い話はないワケですが、とにかくこちらには4kg減の恩恵がありますし、古川奈穂騎手も今度こそしっかり先手を取り切るつもりで頑張ってくれると思います。
あとは状態面さえ問題なければ、そして本来の力を出し切れば、一気にこのクラスを卒業する可能性もあるでしょう。最終追い切りの動きが今ひとつだったので、多少(だいぶ?)心配な面はありますが、ここはAmerican Pharoah×Tapitの力を信じて応援したいと思います。(レベルは別にして、マル外、マル地が多くて賑やかな感じが楽しい(^^ゞ)
**2023/9/16中山7R 3歳以上1勝クラス(芝2500m)13:25発走**
◎ レヴォルタード
○ ノーブルクライ
▲ ルーチェロッサ
△ レストア
△ タイセイアーサー
△ ボンベール
☆ セントアイヴス
セントアイヴスは8枠14番になりました。
中山芝2500mは大外枠不利の印象がありますが、実際の成績はそれほどでもなく、むしろ内枠より真ん中から外の方が良いぐらい。馬のタイプもあるので一概には言えませんし、そもそも今回のセントアイヴスに限って言えば、外だろうが内だろうがレースに出られるだけでありがたい…と思わなければいけないんでしょうね(^^ゞ
とは言え、レースに出る以上は勝つ可能性はゼロじゃないのが競馬の面白いところでして…。
まあ、それなりに頑張って未勝利戦を戦い、結果、勝てなかった馬が簡単に1勝クラスを勝てるほど甘くはないでしょうが、この先どうするかを考える上でも『何とか掲示板ぐらいはめざしたい』というのが本音です。
ただ、中館先生が「少し楽をさせたぶん重たくなった」とコメントされた13日の最終追い切りは、私の目には過去最低レベルに見えたので、実際にどこまでやれるかについては全く自信がありません。。それでも出る以上は…と思考がループしてしまいますが、とにかく次に繋がる走りを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
バスラットレオンは12日午後に帰国しており、現在は三木ホースランドパークで輸入検疫中となっています。
◇岡助手のコメント 「検疫が明けるのは19日の火曜日。その後はチャンピオンヒルズへ放牧に出る予定となっています」
◇荒木助手のコメント 「1200mは少し忙しかったでしょうか。ハナに行ければ良かったのかもしれませんが、韓国の馬も速かったですからね。結果を出せず、申し訳ございませんでした」
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韓国遠征(遠足?)から帰国、無事に三木ホースランドパークで検疫に入ったようで安心しました。
コリアスプリントでは期待した結果は得られませんでしたが、荒木助手のコメントにあるように『バスラットレオンに1200mは忙しい』という事っがハッキリ分かって良かったです。(私が言うのもなんですけれど(^^;))
あとは、バスラットレオンはパワーがあるのでダートもこなしてしまうものの、本領が発揮されるのはやはり芝じゃないかと思うんですよねぇ…。キレ味勝負になると分が悪いとか、速すぎる時計勝負はどうなのか…みたいな話はあるにせよ、さきたま杯、そしてコリアスプリントを見る限りでは、少なくとも地方のダート向きには… どうなんでしょうね。
まあ、次走に関してはこれから考えて頂くとして、個人的には、場所が東京であっても京都であっても(サンタアニタであっても)、次は芝のレースを走るバスラットレオンを見たい気持ちが強いです(^^ゞ
【2023/9/10ソウル7R コリアスプリント(G3/ダ1200m)でのバスラットレオン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のアスロスはおもに坂路でて調整されており、週末に速めを乗る予定となっています。
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水曜想定では17日の阪神3レース(未勝利/芝1400m)に出走予定(鞍上・坂井騎手)と伝えられたアスロスですが、背腰の左側に少し疲れが残っているとの理由で今週の出走は回避となりました。
まあ、アスロスは2日にデビュー戦を走ったばかりですし、中間に札幌から栗東への輸送を挟んでいますので、あえて中一週の強行軍にこだわる必要はありませんからね。しっかり態勢を整えたうえで中二週となる来週、あるいは中三週で再来週のレースに出走してもらえれば充分です。(言うてもメリタテスは3歳、こちらはまだ2歳ですからね)
ちなみに「レース選択は調教師とよく相談してから」とのことですが、来週であれば9/24阪神2レースにちょうど芝のマイル戦が組まれています。せっかく前走(芝1500m)できちんと折り合う競馬をさせたことを考えると、次で距離短縮するのはもったいない気もしますので、個人的には今週の芝1400m戦じゃなくて良かったと思っています(^^ゞ
【2023/9/2札幌5R 2歳新馬(芝1500m)でのアスロス:公式HPより】
メリタテスは、9月16日阪神12R 1勝クラス(ダ1400m)に古川奈穂騎手で出走します。
- 23.09.13 助 手 栗東坂良 1回 54.0-39.6-25.9-13.1 一杯に追う
◇福岡助手のコメント 「札幌帰りですが、輸送も問題なくクリアしてくれました。北海道で勝ち上がるまでの3戦を担当した感触で言えば、本質的には芯が強く、回復が早くてへこたれないタイプかと。13日の追い切りの動きは勝った時を上回るほどではありませんでしたが、稽古駆けするほうではないですからね。決して体調が悪いわけではないですし、息の入りも良くなっていますよ。今回は距離短縮になるものの、芝1200mで3着にきていたのですから問題はないはず。前走が大敗だっただけに半信半疑な部分はありますが、まだ良くなる余地を残している馬ですし、改めて期待したいと思います」
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メリタテスの出走が確定しました。
私の予想ではアスロスは続戦、メリタテスは放牧かな?だったのですが、見事に真逆のカタチになってしまいました。でもまあ、細かいところは現場でしか分かりませんし、結果としてメリタテスが出走してくれるのは嬉しい限りです。
そのあたり、福岡助手はメリタテスについて「本質的には芯が強く、回復が早くてへこたれないタイプ」かもと仰っていて。。確かに函館へ移動したあとも、函館-札幌を行き来しながら未勝利を連戦した時も全然馬体減りはなかったですし、さらに札幌から栗東に移動して、すぐにレースを使えるのですから大したものです。
前走の昇級戦が大敗だっただけに、確かに『半信半疑』な部分はありますが、馬が元気で出走チャンスがあるのであれば、『迷った時は前に進もう!』の精神で押していくのはアリだと思います。
今回は初のダート1400m戦になるものの、ザッと見たところでは前々走だけ走れば何とかなりそうなメンバー構成ですし、今後は福岡さんから『半信半疑』などと言われないように頑張って欲しいです!(^^ゞ
**2023/9/16阪神12R 3歳以上1勝C(ダ1400m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のメリタテス:公式HP(2023/9/14更新)より】
【2023/9/2札幌12R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのメリタテス:公式HPより】
セントアイヴスは、9月16日中山7R 3歳以上1勝クラス(芝2500m)に吉田豊騎手で出走します。
- 23.09.13 助 手 美南W良 5F 70.0-54.4-39.7-12.9(8) 強めに追う
グシュタッドパレス(新馬)馬ナリの外0.2秒先行0.8秒遅れ
◇中舘調教師のコメント 「少し楽をさせたぶん重たくなったのですが、二度レースをして新潟から帰ってきた経緯もありますからね。歩様は気になるほどの硬さではなく、13日にウッドで15-15程度をやっておきました。予想していた通り、未勝利馬でも1勝クラスに入れましたからね。可能であればここから10月の新潟あたりへ向かい、レースぶりを窺っていければと思っています」
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セントアイヴスの出走が確定しました。心配された出走優先順位による除外については、本馬の他に未勝利馬が3頭も入っており、結果的には全く問題ありませんでした。もちろん、いつもそうなるとは限りませんが、超距離路線は比較的手薄になりがちですし、まずは中舘先生の目論見が当たって良かったです。
ただし未勝利クラスでも動きたいところで動けず、決め手不足を露呈していたのは事実ですし、1勝クラスでいきなり一変を期待するのも可哀相かなと…。まあ、中山の芝2500mは新潟の芝2400mとは違う特性が求められるはずなので、そのあたりがプラスに働くことを祈りつつ、まずは1勝クラスでの走りを確認する一戦になりそうです。
ちなみに中館先生は、「ここから10月の新潟へ向かい、レースぶりを窺っていければ…」と仰っていますので、当面は未勝利馬としての格上挑戦を続行するおつもりのようです。将来どうするかについては、今回、そして次走でレースぶりを窺ったあとに判断されるのでしょうから、そういう観点でも注目・応援していきたいと思います。
**2023/9/16中山7R 3歳以上1勝C(芝2500m)出走馬**
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2023/9/14更新)より】
【2023/9/3新潟4R 3歳未勝利(芝2200m)でのセントアイヴス:公式HPより】