前置きが、長くなりましたが、いよいよ実技編に入ります。
手捻りでも、電動ロクロでの作陶のどちらでも、土練りは基本中の基本です。
最初の第一歩が、初心者にとってかなり難しい作業となり、脱落する要因と成ります。
土練り、特に菊練りは時間をかけて、習得する物と思ってください。
土練りは、荒練と菊練が有ります。
荒練は割合簡単容易ですが、菊練かなり難しい作業となります。
(特別自分で土を作るのではなく、市販の粘土を使用する場合には、荒練は不要です)
(私の30数年の経験から、全く荒練の必要性は感じませんでした)
菊練りの目的は、
① 土の中の空気を抜く事です。
特に電動ロクロで作陶する場合、完全に空気が抜けていないと、空気が閉
じ込められている所が、まるで石が入っている様に、硬く強く指に当たります。
作陶し難く、土も均等に延びません。空気を見つけたら、針(剣先)で
突いて空気を抜きますが、中々抜けないものです。複数個ある場合には、
最初の土練りから、やり直した方が速いです。
② 土の硬さを調節する。
古い土と、新しい土を混ぜ合わせる場合や、二種類以上の土を混ぜて使う
場合など、硬さの異なる土の硬さを均一にする、働きが有ります。
尚 空気が入っていないかを、確かめるのには、練り上げた土を、糸でスライス
して見ることです。粘土に穴が開いている所が、空気です。
菊練りに自信が無い場合には、指導者にやってもらうのも、一つの手です。
(あくまでも、最初の数回のみにして下さい。)
脅かすようですが、5~6回の練習で習得出来るものでは有りません、少なくと
も数十回の練習が必要です。
本などでは、「練習すれば誰でも必ず出来る様になる」と書かれていますが、
実際は、数年やっていても出来ない人もいます。
(一般に、若い方は習得が早いですが、年配の方はかなり苦労しています)
菊練りの実技は、指導者によって、千差万別です。
例えば ① 主に使う手が、右手の人、左手の人
② 土の回転方向が、右回り、左回り
③ 一度菊練をした土を、天地逆さにして、もう一度練る人、
天地逆さに練らない人、
④ 練る回数も30回程度の人~100回必要と言う人
⑤ 最後の練り上げは、砲弾型にするのが一般的ですが、三角に仕上
げる人(その他の形に仕上げる人)もいます。
以上指導者によって、菊練りの仕方色々有ります。
それ故 指導者を変えたり、本(書籍)を参考にしようとすると、かえって混乱
します。 なるべく一人の指導者のやり方を守って行くのが、早道です。
手捻りでも、電動ロクロでの作陶のどちらでも、土練りは基本中の基本です。
最初の第一歩が、初心者にとってかなり難しい作業となり、脱落する要因と成ります。
土練り、特に菊練りは時間をかけて、習得する物と思ってください。
土練りは、荒練と菊練が有ります。
荒練は割合簡単容易ですが、菊練かなり難しい作業となります。
(特別自分で土を作るのではなく、市販の粘土を使用する場合には、荒練は不要です)
(私の30数年の経験から、全く荒練の必要性は感じませんでした)
菊練りの目的は、
① 土の中の空気を抜く事です。
特に電動ロクロで作陶する場合、完全に空気が抜けていないと、空気が閉
じ込められている所が、まるで石が入っている様に、硬く強く指に当たります。
作陶し難く、土も均等に延びません。空気を見つけたら、針(剣先)で
突いて空気を抜きますが、中々抜けないものです。複数個ある場合には、
最初の土練りから、やり直した方が速いです。
② 土の硬さを調節する。
古い土と、新しい土を混ぜ合わせる場合や、二種類以上の土を混ぜて使う
場合など、硬さの異なる土の硬さを均一にする、働きが有ります。
尚 空気が入っていないかを、確かめるのには、練り上げた土を、糸でスライス
して見ることです。粘土に穴が開いている所が、空気です。
菊練りに自信が無い場合には、指導者にやってもらうのも、一つの手です。
(あくまでも、最初の数回のみにして下さい。)
脅かすようですが、5~6回の練習で習得出来るものでは有りません、少なくと
も数十回の練習が必要です。
本などでは、「練習すれば誰でも必ず出来る様になる」と書かれていますが、
実際は、数年やっていても出来ない人もいます。
(一般に、若い方は習得が早いですが、年配の方はかなり苦労しています)
菊練りの実技は、指導者によって、千差万別です。
例えば ① 主に使う手が、右手の人、左手の人
② 土の回転方向が、右回り、左回り
③ 一度菊練をした土を、天地逆さにして、もう一度練る人、
天地逆さに練らない人、
④ 練る回数も30回程度の人~100回必要と言う人
⑤ 最後の練り上げは、砲弾型にするのが一般的ですが、三角に仕上
げる人(その他の形に仕上げる人)もいます。
以上指導者によって、菊練りの仕方色々有ります。
それ故 指導者を変えたり、本(書籍)を参考にしようとすると、かえって混乱
します。 なるべく一人の指導者のやり方を守って行くのが、早道です。