わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

電動ろくろの操作方法

2008-09-04 23:00:05 | 陶芸入門(初級、中級編)
 電動ろくろは、作品を綺麗に、速く作る道具です。

勿論 これはろくろを上手に使える技術を、習得した人のことで、技術習得までは

かなり練習が必要です。

 貴方がろくろの初心者である事を前提に、話を進めたいと思います。

 電動ろくろには、簡単な小さな物から、プロ用の力の強い物まで色々有りますが

 共通の一般的な事を述べます。

 1) 回転速度は、低速から高速まで無段変速です。

 2) 変速は、足又は手で行います。

 3) 回転方向は、左右どちらでも可能です。

   イ) 日本では、一般的に右回転(時計方向回転)です。

   ロ) ヨーロッパ、アメリカ等では左回転(反時計回転)です。

   理由は、ろくろは電気の無い時代から有りました。その際、人の手又は足を

   使って回転させる事に成ります。  その伝統を引き継いています。

   ・ 日本では、ろくろの前で胡坐をかいて、手(右手)で棒を持ち、鏡(天板)の

    縁にある穴に、差込み回転させました。その際回し易い方向は右回転です。

   ・ 一方ヨーロッパなどでは、椅子に腰掛けるスタイルですので、足で蹴って

    回転させました。その際回し易いのは、左回転です。

  (勿論 我が国でも、左回転で作陶する人もいます。これは慣れの問題です。)

 4) 回転スピードについて

   スピードは、手(レバー)又は足(ペダル)で操作します。

   イ) 基本的には、回転する粘土を触る手のスピ-ドを一定にする事です。

    即ち、直径の大きな物は、回転を遅く、径の小さな物は回転を速くします。

   ロ) ろくろに慣れてくると、作陶中でも、場面に応じてスピードを変化させます。

    ・ 土殺しは回転を速めに、土を上に延ばした際、最上部では回転を遅くする。

   ハ) 最初の方は、スピードをコントロールするのに、苦労します。

    ・ 足の爪先に力が入り、どんどん回転が速くなる人。

    ・ 逆に踵に力が入り、どんどん遅くなる人。

    ・ 速度が、「フラフラ」して安定しない人。

     (手の方に気を取られて、足元がおぼつかない人です)

    スピードは、人により速い回転を好む人と、逆に遅い回転を好む人がいます。

    それはその人の好みの問題ですが、常に足元にも注意を向けてください。

  5) 注意事項(機械の故障の原因)

    イ) クラッチを切てから、スイッチをOFFにする。

      無段変速は、ゴムのベルトに、円錐形の回転子を押し当た構造になって

      います。回転子をゴムに押し当てたままにして置くと、ゴムが変形し

      使用時に「ゴトゴト」異音がします。

    ロ) スイッチOFFのまま、レバー(ペダル)を動かさない。

      これも上記の理由からです。

     
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