わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

電動ロクロ (湯呑み5)

2008-09-28 17:40:02 | 電動ロクロ入門
7) 形を作る の続きです。

  ③ 形作りの注意点

   a ) 初心者の方は、いっきに目的の形にしないで、徐々に形を作ります。

     土から手を離す場合は、振れを防ぐ為に、最上部でゆっくり手を離してください。

   b) まず、口の大きさを決めます。次に胴、腰と上から形作ります。

     特に下膨れの形の場合、下から作ると、土が落ち、寝てしまいます。

     (いわゆる腰が据わった状態になる)

     ・ 下膨れの形作りは、最後に張り出し、形が出来たら、直ぐにロクロを止めます。

   c) 湯呑み用のコテも有りますが、初心者の方は、自分の手(指)の感覚を

     習得する為にも、コテを使わない方が良いと思います。

   d) おおよその形が出来上がったら、口縁部の高さの狂いを見、狂っていれば高さを

     揃えて針または弓で切ります。

     (口縁の高さに狂いが有ると、底削りの際、やり難くなります。)

      ・ 針は「切る専用」の細い物を使います。径の大きい作品は、内側から、

      径の小さい作品は、外側から針を、やや斜めに当てて、切ります。

    ・ 針を使うと、弓よりも幅狭く(必要な部分のみ)、切取る事が出来ます。

    ・ 細い針が振動しない様に、根元を指で押さえます。針の反対側に違う手の

      人差し指を当て、切る部分を安定させてから、指に向かって少しずつ針を進めます。

      針先が指に触れれば、切れた事になります。
   
    次に弓の使い方(注意点)を説明します。(弓は、初心者に向いています)

    ・ 弓の糸が弛んでいたら、ピンと張るようにします。

    ・ 糸が水平に成る様にし、口縁から垂直に降ろしていきます。

    ・ ロクロの一回転目は、糸の位置が安定しませんので、二回転目に所定の高さに

     なる様に固定し切ります。必ず、片手で行わず、他の手を添えて下さい。

    ・ 更に一回転したら、素早く真上に、弓を引き上げます。何回も回転させると

     切り口が複数になりやすいので注意。

    ・ 糸の位置は、口縁の一番低位置よりも、更に低い位置にします。

     即ち、切った土が円に成る様にし、三日月型に成らない様にします。

 尚 一つの作品に、針や弓を何回も使うと、高さはどんどん低くなります。

   なるべく、回数を減らす様に、作陶してください。

    
コメント
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