前回(土殺し1)の続きです。
尚 粘土を3~5kg程度をロクロに据え、上部より作陶し、切り離し次々と作
陶する方法では、作品に使う量の1.5倍程度の上部の土が、土殺し出来て
いれば十分です。
1) 土殺し(延べ上げ、述べ下げ)
土を上に延ばしたら(延べ上げ)、次に土を下に降ろします。(延べ下げ)
① 延べ上げは、なるべく高くします。水切れに注意し「ドベ」を出しておきます。
② 延べ下げは、土の頭を右手で包み込み、親指の付け根で、左前方に倒す様に押します。
左手は、軽く右手に添えます。右手の肘は、体に固定します。
③ 力を強く入れなくとも、土は自然に回転しながら、綺麗に下に降りていきます。
力任せに、上から押し潰そうとしないで下さい。形が「いびつ」になります。
④ 土が下に降りたら、土の外周(裾野)をしっかり押さえ、綺麗な丸(円)を
出します。
⑤ 更に、両手に水(ドベが望ましい)を着けて、延べ上げをします。
⑥ 土殺は、左手で抱え、その手が振れ無ければ、完了です。
⑦ 延べ上げ、延べ下げの回数は3~5回程度にします。
3回で終われば最高です。回数が多いと、土が水を吸い、腰がなくなります。
2) 土殺しの注意点
① 延べ上げの際、両手の肘は体の一部に必ず固定してください。
② 水が切れない様にして下さい。(ドベを使うと良い)
又 水を使い過ぎない様にします。
(左手に濡れた布を巻き、延べ上げ、延べ下げを行う方法も有ります)
③ ロクロの回転スピードは、作陶する時の速さより、若干速くします。
④ 延べ上げは、手の力は左右同じにします。
⑤ 土殺しの時間は、出来るだけ短くします。
⑥ 土の量は、1kg程度がやり易いです。慣れて来たら量を増やします。
少ない量での土殺しは、意外と難しいものです。
私のHP明窓窯です 興味が有りましたら御覧下さい。
尚 粘土を3~5kg程度をロクロに据え、上部より作陶し、切り離し次々と作
陶する方法では、作品に使う量の1.5倍程度の上部の土が、土殺し出来て
いれば十分です。
1) 土殺し(延べ上げ、述べ下げ)
土を上に延ばしたら(延べ上げ)、次に土を下に降ろします。(延べ下げ)
① 延べ上げは、なるべく高くします。水切れに注意し「ドベ」を出しておきます。
② 延べ下げは、土の頭を右手で包み込み、親指の付け根で、左前方に倒す様に押します。
左手は、軽く右手に添えます。右手の肘は、体に固定します。
③ 力を強く入れなくとも、土は自然に回転しながら、綺麗に下に降りていきます。
力任せに、上から押し潰そうとしないで下さい。形が「いびつ」になります。
④ 土が下に降りたら、土の外周(裾野)をしっかり押さえ、綺麗な丸(円)を
出します。
⑤ 更に、両手に水(ドベが望ましい)を着けて、延べ上げをします。
⑥ 土殺は、左手で抱え、その手が振れ無ければ、完了です。
⑦ 延べ上げ、延べ下げの回数は3~5回程度にします。
3回で終われば最高です。回数が多いと、土が水を吸い、腰がなくなります。
2) 土殺しの注意点
① 延べ上げの際、両手の肘は体の一部に必ず固定してください。
② 水が切れない様にして下さい。(ドベを使うと良い)
又 水を使い過ぎない様にします。
(左手に濡れた布を巻き、延べ上げ、延べ下げを行う方法も有ります)
③ ロクロの回転スピードは、作陶する時の速さより、若干速くします。
④ 延べ上げは、手の力は左右同じにします。
⑤ 土殺しの時間は、出来るだけ短くします。
⑥ 土の量は、1kg程度がやり易いです。慣れて来たら量を増やします。
少ない量での土殺しは、意外と難しいものです。
私のHP明窓窯です 興味が有りましたら御覧下さい。