6) 土を薄く上に延ばす。
最初にロクロで作った作品は、結構重い物です。肉が厚い為です。
・ ロクロは古くからある道具です。それ故、各自が作品を作り易い様に
色々な手法(技法)を使っています。(統一した方法は無いのです)
① ロクロの回転による遠心力(径を拡げようとしている力)と、それを阻止する
器の外側を触っている手(右回転では左手)との力関係で、土は上に延びます。
・ それ故、左手は基準になる手です、肘を体の一部に付け、振らつか無い様に注意。
② 両手の指を向かい合わせ、両方から土を締め付けますと、土は上に延びていきます。
・ 直径が広からない様に注意。
③ 土は上の部分から、薄く延ばします。上が薄くなったら、下部を薄くします。
・ 下部から薄くすると、手がスムーズに上に動かず、途中で止まりその部分が
薄くなり、最悪その部分で、撚れやネジ切れる場合が有ります。
④ ロクロで難しいのは、いかに振れずに、土を高く上げられるかと言う事です。
その要点を幾つか挙げます。
a) 両手の指の締め付けを強くする事。(初心者は力不足になりがちです。)
・ 特に外側の手(左手)をやや強めにし、直径が拡がらない様にする。
b) 手は時計の針で8~9時の位置で作業をします。
・ この位置が一番力が入ります。10~11時と体が伸びると力が入りません。
c) 口縁の径は、左手が入る程度の大きさにする。(拡げ過ぎない事)
d) 左右の手は届く範囲ないでは、繋げて下さい。
・ 背が低い場合には必ず、左右の手を連結する事。
e) 粘土はやや硬い方が、伸びます。又水を使い過ぎて土に水が回らない様にします。
水よりも「ドベ」を多く使ってください。
f) 何よりも速く作業をする事です。
・ 土殺し、土を薄く延ばす、形を作る等、全ての作業を時間を掛けない事です。
最初にロクロで作った作品は、結構重い物です。肉が厚い為です。
・ ロクロは古くからある道具です。それ故、各自が作品を作り易い様に
色々な手法(技法)を使っています。(統一した方法は無いのです)
① ロクロの回転による遠心力(径を拡げようとしている力)と、それを阻止する
器の外側を触っている手(右回転では左手)との力関係で、土は上に延びます。
・ それ故、左手は基準になる手です、肘を体の一部に付け、振らつか無い様に注意。
② 両手の指を向かい合わせ、両方から土を締め付けますと、土は上に延びていきます。
・ 直径が広からない様に注意。
③ 土は上の部分から、薄く延ばします。上が薄くなったら、下部を薄くします。
・ 下部から薄くすると、手がスムーズに上に動かず、途中で止まりその部分が
薄くなり、最悪その部分で、撚れやネジ切れる場合が有ります。
④ ロクロで難しいのは、いかに振れずに、土を高く上げられるかと言う事です。
その要点を幾つか挙げます。
a) 両手の指の締め付けを強くする事。(初心者は力不足になりがちです。)
・ 特に外側の手(左手)をやや強めにし、直径が拡がらない様にする。
b) 手は時計の針で8~9時の位置で作業をします。
・ この位置が一番力が入ります。10~11時と体が伸びると力が入りません。
c) 口縁の径は、左手が入る程度の大きさにする。(拡げ過ぎない事)
d) 左右の手は届く範囲ないでは、繋げて下さい。
・ 背が低い場合には必ず、左右の手を連結する事。
e) 粘土はやや硬い方が、伸びます。又水を使い過ぎて土に水が回らない様にします。
水よりも「ドベ」を多く使ってください。
f) 何よりも速く作業をする事です。
・ 土殺し、土を薄く延ばす、形を作る等、全ての作業を時間を掛けない事です。