釉の種類は大きく分けて、透明釉、乳白釉、艶消(マット)釉に分類されます。
前者の二種類の釉は、光沢釉になります。光沢の無い釉をマット釉と言います。
マット系の釉を好んで使用する人も多いです。しかし光沢のある釉が圧倒的に多く存在しています。
尚、光沢のある釉を、他の材料を添加する事で、マット系の釉に変える事も出来ます。
1) マット釉はどうして光沢が無いのか?
光沢があるとは、光が規則的な反射をする事です。その為には、表面が平滑である事と、釉内部
に光を乱反射する物質(結晶など)が存在しないか、有ったとしても、極細かい結晶である事です。
① 光沢の無い釉(マット釉)は、釉の表面や内部で光の乱反射を起こす事で発生します。
釉は高温に熔けた段階では、液化し表面は滑らかで結晶もありませんから、光沢があります。
しかし、温度が下がるにつれて、釉は固まり始め、釉の成分によっては、光沢が徐々に無く
なっていきます。即ち、マットは冷却時に発生するものです。
② マットには表面で乱反射するものと、釉の内部で乱反射する二種類があります。
) 表面で乱反射する場合。
一般にどんな釉であっても、十分に熔けきっていない場合には、マット状態に成ります。
即ち、窯から出した場合、表面が「ざらついて」いる時は、熔け不足ですのでマット状態に
なります。表面に細かい凹凸が出来ている状態ですので、「ざらつき」が発生します。
この様な平滑でない状態の釉では、外部からの光は乱反射を起こし、マット(艶消し)状
になります。その為、ラップ(サランラップ等)が張付かない場合があります。
) 表面が平滑であってもマット状に成るのは、釉の内部で乱反射が起こるからです。
乱反射させる物質は、釉の内部に発生する結晶です。目に見える程大きな結晶の場合は
マットとは呼ばず、結晶釉として取り扱います。見た目にも結晶と確認できない程、
細かい結晶の場合には、マット釉と呼びます。その為、釉は不透明又は、半透明の釉に
成ります。
2) マット釉を作る。
① ゼーゲル式をグラフ化した「アルミナーシリカ関係図」から解かる様に、アルミナ成分
(Al2O3)を多くし、珪酸成分(SiO2)を少なくすると、マット釉に成ります。
② アルミナ質のマット釉。
韓国カオリン 30%程度と、マグネサイトと炭酸バリウム を数%添加する事で、マット釉が
出来ます。この釉は質感の柔らかい釉です。
③ 珪酸質のマット釉。やや冷たい印象を与える艶消しです。
マグネサイト 12~15%程度添加します。
④ バリウム系のマット釉。
炭酸バリウム 12~17%程度添加してます。
⑤ 石灰系の釉には蝋石(ろうせき)を添加するのが一般的です。
⑥ 滑石(タルク)を30~50%程度添加したマット釉です。
尚、タルクは生ではなく、焼きタルクを使います。
3) 窯の冷却スピードを遅くした方が、良いマットになります。
前者の二種類の釉は、光沢釉になります。光沢の無い釉をマット釉と言います。
マット系の釉を好んで使用する人も多いです。しかし光沢のある釉が圧倒的に多く存在しています。
尚、光沢のある釉を、他の材料を添加する事で、マット系の釉に変える事も出来ます。
1) マット釉はどうして光沢が無いのか?
光沢があるとは、光が規則的な反射をする事です。その為には、表面が平滑である事と、釉内部
に光を乱反射する物質(結晶など)が存在しないか、有ったとしても、極細かい結晶である事です。
① 光沢の無い釉(マット釉)は、釉の表面や内部で光の乱反射を起こす事で発生します。
釉は高温に熔けた段階では、液化し表面は滑らかで結晶もありませんから、光沢があります。
しかし、温度が下がるにつれて、釉は固まり始め、釉の成分によっては、光沢が徐々に無く
なっていきます。即ち、マットは冷却時に発生するものです。
② マットには表面で乱反射するものと、釉の内部で乱反射する二種類があります。
) 表面で乱反射する場合。
一般にどんな釉であっても、十分に熔けきっていない場合には、マット状態に成ります。
即ち、窯から出した場合、表面が「ざらついて」いる時は、熔け不足ですのでマット状態に
なります。表面に細かい凹凸が出来ている状態ですので、「ざらつき」が発生します。
この様な平滑でない状態の釉では、外部からの光は乱反射を起こし、マット(艶消し)状
になります。その為、ラップ(サランラップ等)が張付かない場合があります。
) 表面が平滑であってもマット状に成るのは、釉の内部で乱反射が起こるからです。
乱反射させる物質は、釉の内部に発生する結晶です。目に見える程大きな結晶の場合は
マットとは呼ばず、結晶釉として取り扱います。見た目にも結晶と確認できない程、
細かい結晶の場合には、マット釉と呼びます。その為、釉は不透明又は、半透明の釉に
成ります。
2) マット釉を作る。
① ゼーゲル式をグラフ化した「アルミナーシリカ関係図」から解かる様に、アルミナ成分
(Al2O3)を多くし、珪酸成分(SiO2)を少なくすると、マット釉に成ります。
② アルミナ質のマット釉。
韓国カオリン 30%程度と、マグネサイトと炭酸バリウム を数%添加する事で、マット釉が
出来ます。この釉は質感の柔らかい釉です。
③ 珪酸質のマット釉。やや冷たい印象を与える艶消しです。
マグネサイト 12~15%程度添加します。
④ バリウム系のマット釉。
炭酸バリウム 12~17%程度添加してます。
⑤ 石灰系の釉には蝋石(ろうせき)を添加するのが一般的です。
⑥ 滑石(タルク)を30~50%程度添加したマット釉です。
尚、タルクは生ではなく、焼きタルクを使います。
3) 窯の冷却スピードを遅くした方が、良いマットになります。