2) 炭化焼成。前回の続きです。
③ 炭化焼きの窯出し。
窯の温度が100℃以下になったら行います。出来るだけ低い温度の方が、火傷の恐れは低くなり
ます。軍手などの手袋は必需品です。
) 大きさにもよりますが、匣鉢は重たいですので両手で支えながら、窯から引き出します。
何処に置き作業するかは、最初から決めて置く事です。
a) 匣鉢の蓋を取り除きます。匣鉢を逆さにして蓋にしている場合は、真上に持ち上げて、
作品に当たらない様にします。棚板などを利用する場合には、両手を添えます。蓋は所定の
場所に置きます。足元に置いておくと、不測の事態を招く恐れがあります。
b) 背の高い作品の場合、底の無い匣鉢を重ねて使う場合があります。その際にも作品に
当たらない様に取り除きます。
) 作品を取り出す。
匣鉢に入れた籾殻やはほとんど燃え尽きているか、燃えカスとして残っています。
a) 作品の底には、籾殻の残りカスが付いているはずです。これは後で紙ヤスリ等で取り
除きますが、その前に器の内側の燃えカスを取り除きます。内側に道具土を煎餅状にした
ものを入れた場合、取り除きます。
c) 作品の表面や底に付いた不要なものを、紙ヤスリで取りさります。
強く擦ると、黒さが減少する場合もありますので、最低限で止めておきます。
但し、素手で表面を撫ぜた際、引っ掛かりや「ばり」が無ければ、紙ヤスリの必要はあり
ません。しかし底は引っ掛かりがなくても、紙ヤスリや砥石を掛けて置いた方が、テーブル
を傷付けずにすみます。
d) 匣鉢の掃除を行う。次回も気持ち良く使うためには、掃除が必要です。
木炭や籾殻の燃えカスは勿論、珪砂などは綺麗に取り除きます。木炭や籾殻は容易に取れ
ますが、珪砂に木炭の灰が熔けたガラス質が、こびり付いている場合には、「タガネ」
等で強制的に取り除く必要があります。前回述べた様に珪砂は消耗品ですので、再利用は
出来ません。
) 作品の出来具合を観察する。
a) 木炭が作品に触れた所と、触れない部分とは違いが出るはずです。即ち接した部分は、
焦げが出来ている可能性があります。
又、赤土のみの場合は全体に黒く炭化しますが、白土などを練りこんだ部分は、褐色に
なっています。出来上がり具合を見て、次回の参考にします。
b) 施釉していませんので、ガラス質で覆われていません。それ故、水を入れると水を透す
恐れがあります。特に花瓶などは要注意です。その為にも水を透さない処理をする必要が
あります。水漏れ防止剤などを利用する事です。
④ 籾殻を利用しない炭化焼成。
籾殻を使用すると、真っ黒く炭化しますが、木炭のみの炭化焼成では、それほど黒くならない
炭化を得る事が出来ます。
) 作品は棚板やサイコロ支柱(窯道具)の上に載せる。
上記では、珪砂の上に籾殻を入れ、その上に作品を置きましたが、籾殻を使わない場合は、
棚板やサイコロの上に作品を置きます。珪砂の上に直接作品を置く事は、珪砂と癒着する
恐れがありますので、必ず浮かせる必要があります。
) 棚板の場合、棚板に接触している部分と、高台内は炭化できません。サイコロの場合も
接している部分は炭化現象は起こりません。丸い匣鉢を使う場合、丸い棚板が必要に成り
ますので、サイコロを使う方が、融通がききます。使う数は1~3個です。匣鉢の大きさに
よって決まります。
) 匣鉢詰めの方法。
a) 匣鉢の底の全てに珪砂を敷き詰め、平らに均し(ならし)ます。
b) サイコロを珪砂の上に1~3個並べます。並べ方は作品が安定して置ける様にします。
c) 作品をサイコロの上に置きます。
d) 作品の周囲と匣鉢の間に木炭を並べます。この時、木炭が作品に触れない様にします。
木炭が作品に近付け過ぎると。焼き焦げや窯変を起こし易くなります。
木炭の量で炭化の度合いを調節します。
e) 匣鉢に蓋をして完了です。
③ 炭化焼きの窯出し。
窯の温度が100℃以下になったら行います。出来るだけ低い温度の方が、火傷の恐れは低くなり
ます。軍手などの手袋は必需品です。
) 大きさにもよりますが、匣鉢は重たいですので両手で支えながら、窯から引き出します。
何処に置き作業するかは、最初から決めて置く事です。
a) 匣鉢の蓋を取り除きます。匣鉢を逆さにして蓋にしている場合は、真上に持ち上げて、
作品に当たらない様にします。棚板などを利用する場合には、両手を添えます。蓋は所定の
場所に置きます。足元に置いておくと、不測の事態を招く恐れがあります。
b) 背の高い作品の場合、底の無い匣鉢を重ねて使う場合があります。その際にも作品に
当たらない様に取り除きます。
) 作品を取り出す。
匣鉢に入れた籾殻やはほとんど燃え尽きているか、燃えカスとして残っています。
a) 作品の底には、籾殻の残りカスが付いているはずです。これは後で紙ヤスリ等で取り
除きますが、その前に器の内側の燃えカスを取り除きます。内側に道具土を煎餅状にした
ものを入れた場合、取り除きます。
c) 作品の表面や底に付いた不要なものを、紙ヤスリで取りさります。
強く擦ると、黒さが減少する場合もありますので、最低限で止めておきます。
但し、素手で表面を撫ぜた際、引っ掛かりや「ばり」が無ければ、紙ヤスリの必要はあり
ません。しかし底は引っ掛かりがなくても、紙ヤスリや砥石を掛けて置いた方が、テーブル
を傷付けずにすみます。
d) 匣鉢の掃除を行う。次回も気持ち良く使うためには、掃除が必要です。
木炭や籾殻の燃えカスは勿論、珪砂などは綺麗に取り除きます。木炭や籾殻は容易に取れ
ますが、珪砂に木炭の灰が熔けたガラス質が、こびり付いている場合には、「タガネ」
等で強制的に取り除く必要があります。前回述べた様に珪砂は消耗品ですので、再利用は
出来ません。
) 作品の出来具合を観察する。
a) 木炭が作品に触れた所と、触れない部分とは違いが出るはずです。即ち接した部分は、
焦げが出来ている可能性があります。
又、赤土のみの場合は全体に黒く炭化しますが、白土などを練りこんだ部分は、褐色に
なっています。出来上がり具合を見て、次回の参考にします。
b) 施釉していませんので、ガラス質で覆われていません。それ故、水を入れると水を透す
恐れがあります。特に花瓶などは要注意です。その為にも水を透さない処理をする必要が
あります。水漏れ防止剤などを利用する事です。
④ 籾殻を利用しない炭化焼成。
籾殻を使用すると、真っ黒く炭化しますが、木炭のみの炭化焼成では、それほど黒くならない
炭化を得る事が出来ます。
) 作品は棚板やサイコロ支柱(窯道具)の上に載せる。
上記では、珪砂の上に籾殻を入れ、その上に作品を置きましたが、籾殻を使わない場合は、
棚板やサイコロの上に作品を置きます。珪砂の上に直接作品を置く事は、珪砂と癒着する
恐れがありますので、必ず浮かせる必要があります。
) 棚板の場合、棚板に接触している部分と、高台内は炭化できません。サイコロの場合も
接している部分は炭化現象は起こりません。丸い匣鉢を使う場合、丸い棚板が必要に成り
ますので、サイコロを使う方が、融通がききます。使う数は1~3個です。匣鉢の大きさに
よって決まります。
) 匣鉢詰めの方法。
a) 匣鉢の底の全てに珪砂を敷き詰め、平らに均し(ならし)ます。
b) サイコロを珪砂の上に1~3個並べます。並べ方は作品が安定して置ける様にします。
c) 作品をサイコロの上に置きます。
d) 作品の周囲と匣鉢の間に木炭を並べます。この時、木炭が作品に触れない様にします。
木炭が作品に近付け過ぎると。焼き焦げや窯変を起こし易くなります。
木炭の量で炭化の度合いを調節します。
e) 匣鉢に蓋をして完了です。