周防優美 様より、以下のご質問をお受けしました。
近年、あちこちで酸化でも焼ける青磁釉というのを目にする機会が非常に多くなりました。
これのカラクリが気になっています。鉄で発色させているのではないのでしょうか?
お答え出来る範囲で構いませんので、ご教授いただけると有難いです。
明窓窯より
ご存知の様に、青磁釉には1%程度の酸化鉄が含まれます。還元焼成する事で、所定の色に発色
しまうが、 酸化焼成では、黄色やクリーム色になり、青磁の色にはなりません。
現在では、酸化焼成でも各種の青磁に発色する釉薬が市販されてます。場合によってはご自分で
調合する事も可能との事です。
◎ 但し、これらは本来の青磁ではありません。
即ち、人工的に作られた青磁色の顔料を釉に添加した物です。
銅青磁と呼ばれる釉は、酸化銅を呈色剤として青磁色に発色させたものです。
これらの生の釉を見ると、すでに青磁色をしていますので、容易に見分ける事が出来ます。
本物の青磁を発色させるには、かなり難しい為、どなたでも容易に青磁らしき色を出す為に、
この様な釉が開発されたものです。
以上、参考まで!
近年、あちこちで酸化でも焼ける青磁釉というのを目にする機会が非常に多くなりました。
これのカラクリが気になっています。鉄で発色させているのではないのでしょうか?
お答え出来る範囲で構いませんので、ご教授いただけると有難いです。
明窓窯より
ご存知の様に、青磁釉には1%程度の酸化鉄が含まれます。還元焼成する事で、所定の色に発色
しまうが、 酸化焼成では、黄色やクリーム色になり、青磁の色にはなりません。
現在では、酸化焼成でも各種の青磁に発色する釉薬が市販されてます。場合によってはご自分で
調合する事も可能との事です。
◎ 但し、これらは本来の青磁ではありません。
即ち、人工的に作られた青磁色の顔料を釉に添加した物です。
銅青磁と呼ばれる釉は、酸化銅を呈色剤として青磁色に発色させたものです。
これらの生の釉を見ると、すでに青磁色をしていますので、容易に見分ける事が出来ます。
本物の青磁を発色させるには、かなり難しい為、どなたでも容易に青磁らしき色を出す為に、
この様な釉が開発されたものです。
以上、参考まで!