11月17日(金)から20日(日)は、恒例若越城の会の城めぐり旅行です。
今回は、以下の日程でした。
1日目 竹田城
2日目 姫路城、大阪市立東洋陶磁資料館
3日目 黒井城、篠山城
東洋陶磁資料館は、知っている人には素晴らしい企画だったようですが、私には全く分かりませんでした。陶器や磁器の価値が分かるようになりたいとは思いますが、現段階では猫に小判の状態です。
さて、一日目の竹田城は以前にも訪れたことがあり2回目の訪問ですが、やはり素晴らしかったです。
「竹田城 兵庫県」
竪堀発見
2回目には新しい発見がありました。まずは、竪堀です。
駐車場付近の竪堀
中腹でも見つけることができました。これはおそらく南千畳から延びている竪堀だと思われます。
中腹で見つけた竪堀
登城口
前回は気づかなかった階段です。ボランティアの方が「ここが以前の登り口です。」と教えてくれました。大手門のすぐ下にありました。大手門がどうして北千畳にあるのか不思議でしたが、登城ルートが以前にはここにあったと聞いて納得しました。
以前の登り口
算木積み
北千畳から三の丸に上がる時に枡形虎口がありますが、その石垣は隅が算木積みになっていました。これも発見でした。
算木積みの石垣について説明しているガイドの方(黄色い線は画像を加工したものです)
鉄砲狭間
また、花屋敷の北側の石積みですが、あれは鉄砲狭間だそうです。ふつうは壁などに穴をあけて狭間を作るのですが、花屋敷では石垣をヨーロッパの城のように凸凹状にして狭間を作ったそうです。
花屋敷の鉄砲狭間
そういえば、名古屋城にも「南蛮たたき鉄砲狭間」と呼ばれるものが二の丸にあったことを思い出しました。
「名古屋城二之丸 名古屋市中区」
扇の勾配
最後、南千畳への虎口の石垣ですが、「ちょっと雑ですね」とボランティアの方が言っておられましたが、確かにそういわれるといい加減に見えます。
南千畳の石垣
この時代にはない「そり(扇勾配)」が入っているのもおかしいそうです。ちょうど西尾城(愛知県)の復元した二の丸丑寅櫓台のように見えました。(西尾城関係の人、ごめんなさい。でも改めてみると、西尾城にもお扇の勾配が入っていました。)どうして、こんなふうに復元したのか疑問に思っていらっしゃいました。
「西尾城(2) 西尾市」
城めぐり旅行 続く
今回は、以下の日程でした。
1日目 竹田城
2日目 姫路城、大阪市立東洋陶磁資料館
3日目 黒井城、篠山城
東洋陶磁資料館は、知っている人には素晴らしい企画だったようですが、私には全く分かりませんでした。陶器や磁器の価値が分かるようになりたいとは思いますが、現段階では猫に小判の状態です。
さて、一日目の竹田城は以前にも訪れたことがあり2回目の訪問ですが、やはり素晴らしかったです。
「竹田城 兵庫県」
竪堀発見
2回目には新しい発見がありました。まずは、竪堀です。
駐車場付近の竪堀
中腹でも見つけることができました。これはおそらく南千畳から延びている竪堀だと思われます。
中腹で見つけた竪堀
登城口
前回は気づかなかった階段です。ボランティアの方が「ここが以前の登り口です。」と教えてくれました。大手門のすぐ下にありました。大手門がどうして北千畳にあるのか不思議でしたが、登城ルートが以前にはここにあったと聞いて納得しました。
以前の登り口
算木積み
北千畳から三の丸に上がる時に枡形虎口がありますが、その石垣は隅が算木積みになっていました。これも発見でした。
算木積みの石垣について説明しているガイドの方(黄色い線は画像を加工したものです)
鉄砲狭間
また、花屋敷の北側の石積みですが、あれは鉄砲狭間だそうです。ふつうは壁などに穴をあけて狭間を作るのですが、花屋敷では石垣をヨーロッパの城のように凸凹状にして狭間を作ったそうです。
花屋敷の鉄砲狭間
そういえば、名古屋城にも「南蛮たたき鉄砲狭間」と呼ばれるものが二の丸にあったことを思い出しました。
「名古屋城二之丸 名古屋市中区」
扇の勾配
最後、南千畳への虎口の石垣ですが、「ちょっと雑ですね」とボランティアの方が言っておられましたが、確かにそういわれるといい加減に見えます。
南千畳の石垣
この時代にはない「そり(扇勾配)」が入っているのもおかしいそうです。ちょうど西尾城(愛知県)の復元した二の丸丑寅櫓台のように見えました。(西尾城関係の人、ごめんなさい。でも改めてみると、西尾城にもお扇の勾配が入っていました。)どうして、こんなふうに復元したのか疑問に思っていらっしゃいました。
「西尾城(2) 西尾市」
城めぐり旅行 続く