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日々の暮らしのなかで

トマソン

2007年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム
面白い記事を見つけた。

ネットを彷徨っていると、大人心を刺激する記事。

“ショッカー幹部パーティーワインセット予約受付中”

なんて心惹かれる商品だろう。

ボトルとグラスにはショッカーの紋章が入っている。
なんと招待状までセットされている。

本放送の第39話を再現したモノだそうだ。
思えばワイン消費年代が30~40歳代なら、
ぴったり“ライダー世代”と当てはまる。

いい商売だ。

ただ、よくこの企画が通ったなとも思った。
敵方、いわば“悪役”なのだが、殺伐とした現実の中では
彼らは

“愛すべきキャラクター”

なのかも知れない。

ただ、僕はこういう発想は好きである。

1週間程前、飲んでいる時に
何か新しい事を始めたいと言う会話になった。

その内の一人が建設業を営んでいたので、

 
「しゃぶコンってどう?」

 
実に素晴らしい発想だと感心した。

水分が多い、しゃぶしゃぶのコンクリート。
新しい食べ物じゃない。
決して固まる事はないが、その正体はコンクリート。

何に使うのかと聞かれれば、答える事が出来ない。

 
ただ、僕はこんな発想が好きだ。

使いようがないのに、いい味だしているモノ。
トマソンって言うだったかな、これ。
わざと造りだしては“トマソン”とは言えないかも
知れないが、発想としては面白いと思う。

考えだしたとしても実用性はない。
そんなモノを真剣に考えるのも、また面白いではないか。