この前、強豪チームとソフトボールの合同練習ってのをした。
さすが強豪だけあって手際のいい練習が続く。で、ノック。
なかなか癖のあるノッカーで、イヤラシイ打球をくれる。
僕は僕で蝶のような軽快なグラブさばきを見せていたが、
何球目かに突っ込まず、むしろ後退して球を捕ってしまった。
「おいおい! 今、下がったんちゃうか~?」
ノッカーの叱咤激励が飛ぶ。
一緒にノックを受けている強豪君たちも声を出す。
この強豪チーム、顔は知っているが、
親しい人は少ない。ほとんど初見の人も居た。
そんな中の一人が、下がって捕球した僕に
「最後には外野に行ってしまうでぇ!」
とおっしゃった。
普段なら、
(何を言うてけつかりますのん?)
てな具合に不機嫌になり、オレは怒ってるんだぞぉ!っと
プンプン光線でもまき散らしている所だが、この日は
(そうですね!)
と素直に聞いた。そして笑った。
で、思った。
たまには知らない人との交流もいいかなと。
人見知りの激しい僕ではあるが。
おっと、今日は気にいっている本の紹介をしようと思っていたが、
ついつい感じた事を書いてしまった。
まぁ、僕があれこれ感想をのたまうよりも、実際読まれた方が
いいかも知れない。
簡単に。
大和書房 死にカタログ
寄藤文平著 (本体1,500円+税)
僕、この人のイラストが特に好き。
軽いタッチで描かれてますけど、結構、心に響く本ですよ。