おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

あいさつ

2008年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム
「おはようございます」 「こんにちは!」
 
昨今、いろいろと言われているが、
まだまだ田舎の中学生あたりは、カワイイもんだ。
朝、夕、すれ違いざまに挨拶をしてくれる。
学校帰りの一団に遭遇したら大変だ。
 
「こんにちは! こんにちは! こんにちはぁ!」
 
丁寧に挨拶をしてくれるが、こっちは一人。
 
「あっ、こんにちは、はい、こんにちは、おっ!こんにちは!」
 
忙しい。
数人分まとめて返せばいいのだが、
均等に並んでいるわけもなく、
馴れるまでは、返答も中々難しく思う。
 
大人を見れば挨拶をするって事なんだろうけど、
近所の子どもも挨拶をしてくれる。
親しげに
 
「こんにちはぁ!」
 
と笑顔。こっちも勿論フル笑顔ぉ!ニカァーな笑顔。
で、振り返った後で思う。
 
(どこの子?)
 
向こうは知ってくれているようなのだが、
こっちは笑顔で挨拶をされても誰だかわからない。
村の青年団に居た時、集まって話していると、
よく老人たちが集まってきて、
 
「あんた、誰の子?」
 
と聞かれて、素直に親の名前を言うと、
 
「あぁ!○○さんとこやね!」
 
と、お爺さんの名前。
自分と関係のある人を引っ張ってこないと
わからない。
最近、どうもその感覚が理解できるようになってきた。
 
そんな話を親父にすると、
 
「おぉ、ワシもすれ違ってから、“誰?”ってことあるわ!」
 
って、それは物忘れでしょ!
僕が言ってるのは、付き合いがないから
どこの子か判らないって言ってるの!
 
まぁ、大声だして訂正することでも
無かったんだけどね。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする