仕事を終え、朝来た一本道を帰っていると、
プップー!
不意にクラクションで呼び止められた。
ワタさんだ。
ブログで本名を書くのも如何なものかと思うので、
ここは通称で表記させていただくが、彼の場合、
“ナベさん”
と、呼ばれる事が多い苗字だが、
それでは本名がばれてしまうので、
ここはあえてワタさんと呼ばせていただく。
そのワタさん。
エロい笑顔で車から降りてきた。
いつ見ても爽やかなエロ野郎だ。
「どうでした?旅行」
そういえば、馬鹿の旅のことを自慢げに話したんだった。
で、旅行がどれだけ楽しかったのかが聞きたいらしい。
「あぁ、あれ、アレね!」
ほころぶ笑顔。思い出し笑い。
色々と報告していると、ご近所の奥様達が
ウォーキングをされていた。
徐々に近づく人影に、声のトーンを抑える。
「やっぱり人気があるようで、結構待たされますよぉ」
「やはり予約はして行く方がいいでしょうか?」
「そうですね、最初から訪れる予定があるなら、予約するべきです。」
「ありがとうございます、参考にします。」
と、
エロな会話ながら、
エロに聴こえないように、
お互い真顔で奥様達が遠ざかるまで演技をしてみたが、
誰が見てもあれが演技であったことは
言うまでもなく、
笑い出さなかったのは、僕達自身、不思議だった。
お互い、エロ話はもう少し小声でね、ワタさん。
プップー!
不意にクラクションで呼び止められた。
ワタさんだ。
ブログで本名を書くのも如何なものかと思うので、
ここは通称で表記させていただくが、彼の場合、
“ナベさん”
と、呼ばれる事が多い苗字だが、
それでは本名がばれてしまうので、
ここはあえてワタさんと呼ばせていただく。
そのワタさん。
エロい笑顔で車から降りてきた。
いつ見ても爽やかなエロ野郎だ。
「どうでした?旅行」
そういえば、馬鹿の旅のことを自慢げに話したんだった。
で、旅行がどれだけ楽しかったのかが聞きたいらしい。
「あぁ、あれ、アレね!」
ほころぶ笑顔。思い出し笑い。
色々と報告していると、ご近所の奥様達が
ウォーキングをされていた。
徐々に近づく人影に、声のトーンを抑える。
「やっぱり人気があるようで、結構待たされますよぉ」
「やはり予約はして行く方がいいでしょうか?」
「そうですね、最初から訪れる予定があるなら、予約するべきです。」
「ありがとうございます、参考にします。」
と、
エロな会話ながら、
エロに聴こえないように、
お互い真顔で奥様達が遠ざかるまで演技をしてみたが、
誰が見てもあれが演技であったことは
言うまでもなく、
笑い出さなかったのは、僕達自身、不思議だった。
お互い、エロ話はもう少し小声でね、ワタさん。