いつもの風景に溶け込むように
車をスタンドにすべり込ませた
セルフスタンドが巷に溢れるガソリンスタンド
時代の流れに抗うわけではないが
僕は近くに行きつけのガソリンスタンドを
持っている
GWも無事に終え、残り寂しくなった
ガソリンを給油するために
いつもの風景に溶け込むように
愛車をスタンドへとすべり込ませた
「いらっしゃ!」
いつもと同じ笑顔
カードを差し出し、満タンにするのは言わずもがな
笑顔のまま作業が進んでいく
その時、前方からホンダ・ダックス50に跨った
ライダーが同じようにガソリンスタンドに
すべり込んできた
目つきの悪いオッサン
ずっとこっちを見ている
が、そんな事は気にせずに
そのダックスに視線を集中させた
今、原付で通勤しているが
僕の愛機はホンダDioだ
どうもスクーター風情ってのが、気になる所で
出来れば、ダックスかモンキーの購入も
脳裏を過ぎるのである
そんな注目の単車が目の前を通り過ぎ
向かいの給油機の陰に隠れたかと思うと
フルフェイスをかぶったそのライダーが
おもむろに僕の方に向ってくるではないか!
フルフェイスから覗く目は鋭く
こっちは涙目
(なんですか?急に)
身に覚えのない
いわば、カツアゲにも似た唐突感
見詰め合う二人
メットの奥の目が少し和らぐ
「あぁ!」
知り合いだった
何歳上だろうか?
とにかく、昔からお世話になっている人だ
「これで通勤してんねん!」
そうらしい
何歳上だったか忘れたが
少し手の加えられたダックス50
息子さんの友人に改造を御願いされたらしい
いかにも的な感じに仕上がっているが
嫌味ではなく、乗るならノーマルよりも
アレぐらいの主張がある機体が
いいものだと感じた
「また、50cc倶楽部を作ってツーリングでもしましょ!」
「おぉ、ほんまや!しよかぁ!」
誰か、50cc倶楽部の発起人になってくれる人
いませんか?
車をスタンドにすべり込ませた
セルフスタンドが巷に溢れるガソリンスタンド
時代の流れに抗うわけではないが
僕は近くに行きつけのガソリンスタンドを
持っている
GWも無事に終え、残り寂しくなった
ガソリンを給油するために
いつもの風景に溶け込むように
愛車をスタンドへとすべり込ませた
「いらっしゃ!」
いつもと同じ笑顔
カードを差し出し、満タンにするのは言わずもがな
笑顔のまま作業が進んでいく
その時、前方からホンダ・ダックス50に跨った
ライダーが同じようにガソリンスタンドに
すべり込んできた
目つきの悪いオッサン
ずっとこっちを見ている
が、そんな事は気にせずに
そのダックスに視線を集中させた
今、原付で通勤しているが
僕の愛機はホンダDioだ
どうもスクーター風情ってのが、気になる所で
出来れば、ダックスかモンキーの購入も
脳裏を過ぎるのである
そんな注目の単車が目の前を通り過ぎ
向かいの給油機の陰に隠れたかと思うと
フルフェイスをかぶったそのライダーが
おもむろに僕の方に向ってくるではないか!
フルフェイスから覗く目は鋭く
こっちは涙目
(なんですか?急に)
身に覚えのない
いわば、カツアゲにも似た唐突感
見詰め合う二人
メットの奥の目が少し和らぐ
「あぁ!」
知り合いだった
何歳上だろうか?
とにかく、昔からお世話になっている人だ
「これで通勤してんねん!」
そうらしい
何歳上だったか忘れたが
少し手の加えられたダックス50
息子さんの友人に改造を御願いされたらしい
いかにも的な感じに仕上がっているが
嫌味ではなく、乗るならノーマルよりも
アレぐらいの主張がある機体が
いいものだと感じた
「また、50cc倶楽部を作ってツーリングでもしましょ!」
「おぉ、ほんまや!しよかぁ!」
誰か、50cc倶楽部の発起人になってくれる人
いませんか?