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たかが切り抜き されど切り抜き

2010年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム
龍馬伝の劇中で
岩崎弥太郎が商売に目覚めるシーンがあった
 
「モノの価値は人によって違うぜよぉ!」
 
商売とはそういうもの
そしてもっと如実に現れるのはオークションだ
ある人にとっては価値のないものでも
それを欲する人にとっては
高価なモノになりうる
実際、コミック本を一冊3000円で購入した
僕が言うんだから、間違いない
 
今回もお宝を、ヤフーオークション、通称ヤフオクで
見つけた
今回のお宝は雑誌の切り抜き
 
お宝として探す場合は、その大半は
昔のモノか、流通量が極めてすくない
希少価値のある物が多い
 
昔のモノ
例えば、写真集なり
今は珍しくなってしまったビデオ類など
オークションでなければ出回ってないもの
これをヤフオクで見つけた時には
すぐさま入札を検討するのだが
これは、オークションの中を覗いていれば
また、流通するときがある
 
言わば、数こそ少ないけれど
幻と言うほどのものでもないものだ
 
しかし、雑誌の切抜きとなれば
これは圧倒的に数が少ないと
言わざるを得ない
 
古雑誌自体が年々少なくなって行くなかで
その中の、特定のタレントのスクラップなど
コシヒカリの米俵の中に落ちた
あきたこまちの米粒を探すに等しい
 
そこまで極端でなくても
早々出回るモノではない
まして、松田聖子や河合奈保子、甲斐智枝美と言った
メジャーどころならいざ知らず
コレクター冥利に尽きるといった
マイナーなタレントの切り抜きなら
オークションに出品されていれば、それだけで
価値があるような代物
 
しかもご丁寧なことに
誰も見向きもしないであろうマイナータレントの
切抜きであっても
入札するのは僕だけではない事実
 
どうしても欲しいのだが
雑誌の切り抜きに出せる金は
悔しいけれど、自分なりには天井があるのである
 
ちなみに今回の商品のタレント名だが
マイナーと書いた以上、一応名前だけは
伏せさせていただく
 
次、このタレントの切抜きが出品されるのは
いや、出品される日は来るだろうか?