おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

監督

2008年07月12日 | 日記・エッセイ・コラム
探し物はなんですか?見つけにくい物ですかぁ?
 
クーラーも扇風機もない暑い部屋の中で、
一心不乱に探し物をした。
どうしても見つけることが出来ない。
見つからなければ、諦めればいいのだが、
余計に探したくなる。
 
しかし、いつもの事だが、
いざ必要となると、決まって探さなければならない。
ちゃんと
普段から整理整頓を心掛けていればいいのだが、
 
「この部屋のどこかにある」
 
と思っているので、使うときにしか探さない。
高く積み上げた本の山を丁寧に移動させながら、
目当てのものを探していると、
 
「おぉ!こんな所にあったのかぁ!」
 
と、探している以外の懐かしい物を発掘する。
 
時には腕時計が本の間から現れる時もあるが、
今までで一番驚いたのは、野球のグローブが
出てきたときだ。
 
どうやったら本の間に埋もれることが出来るのか・・・と。
 
さて、今回の探し物。
明日のソフトボールに来ていくTシャツである。
お洒落な僕としては、スポーツとて例外ではなく、
お気に入りのTシャツでビシッと決めていく。
 
早い話が、汚れてもいい中で、
結構気に入っているTシャツをチョイスすると言う事。
その肝心のシャツがどこを探しても無い。
記憶の中では見かけた事があるのだが、
はてさて、それはどこで見かけたのか・・・
 
途方に暮れかけた時、見つかった。
衣装ケースの中に折畳んでしまっていた。
埋もれているわけではなかった。
しっかり仕舞ってあったんだ。
もちろん仕舞ったのは僕。
本当に記憶とは曖昧なものだと思った。
 
ふぅー、これで明日は無事に監督が出来そうだ。
 


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ケイゾク

2008年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム
元レスラーの元国会議員がダイエットに成功。
 
画像も見たが、50キロ痩せたそうだ。
写真はお決まりの太っていた当時のズボンをはいて
 
“こんなにやつれました”
 
って言う、精も根も尽きたような生気の無い真顔。
 
「大変だったろうな」
 
気遣う言葉しか思い付かなかった。
 
しかし、こういう話題を見ていると、
つくづく芸能界ってのは二度三度美味しい世界だと思う。
痩せただけで本を出版して一儲け。
素人が劇的&お気楽に痩せてもベストセラーになるかも
知れないが、
そこはバリバリバリュー!知名度ってのは
いい武器になるらしい。
 
この類の本は読んだ事がないと言えば嘘になるが、
どれもこれも“ごもっとも”と言うことが書かれている。
その通り実践すれば、痩せるだろうと思う。
しかしだね、ワトソン君、
それが出来ないからメタボなんだよ、僕は。
で、当の痩せた本人も、本が売れて話題にならなくなった
頃合を見計らって、また元の体型に。
 
まるで、計量を終えたボクサーだ。
痩せるだけで金儲けが出来るんだから、
金が入るまではガマンして減量すればいい。
その後は太るなり、身体壊すなり自由だ。
 
また、
実際に本に書かれている通りに実践して効果が出なくても
責任なんて取らなくてもいい。
 
「僕はこの方法で痩せた!」
 
と言われれば、それまでの事。
それに、本に書かれている通りの事を
忍耐強く続けられる精神があれば、そもそもこんな本を
買うこともないし、太ることもないかも知れない。
そう思えば、ダイエットは、本人に続ける強い意志があって
地道に続ければ、いずれ成果は表れるはず。
 
足を長くしたいとか、小顔になりたい!とかに比べれば、
努力次第でなんとかなる。
薄毛なんかだと、いくら自分で努力しても何ともならないし、
努力の仕方さえ分からない。
 
「カツラを被れ!ハゲ!」
 
って言われるかも知れないが、そう思う。
日々の変化に気付かなくても、
続けていけば、理想の体型に近づけるはずだ。
 
まぁ、僕がダイエットのことを言ってもまったく説得力がない事は
この際、無視と言う方向で。
 



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少数派

2008年07月10日 | 日記・エッセイ・コラム
多数決ってのは、時々強引やなぁーって思う事もある。
 
多い意見が正義。
そこまで露骨じゃないが、やっぱ、
少数派の意見は軽んじられる事が多い。
まぁ、会議なんかでは、結論を出さないといけないから、
多数決ってのは、民主主義的なんでしょうけど。
それでも中には自分の意見を持たず
長いモノにはマカロニ的に、流される人もいるんじゃなかろか。
 
なにゆえ、
こんな事を書いているかと言えば、
その少数派に僕が属しているからに他ならない。
何の少数派なのか?
 
“酢豚の中のパイナップル”
 
である。
 
巷ではどうもあの組み合わせが邪道だと言う風潮がある。
美味くないモノの代名詞みたいなレッテルを貼られてる。
 
「あれ、ゆるせないよね!」
 
テレフォンショッキングでも悪者扱い。
軽々しく、“許せない!”って言ってる方が許せない。 
 
「意味がわからない!」
 
深くも考えようとせず、主観だけで
全てを否定するその意見がの方がわからない。
 
ただ、世間とは悲しいモノで、
一旦こういう固定概念が固まってしまうと、
 
「あれは邪道!」
 
と言っておけば丸く収まる空気が出来上がってしまう。
 
誰かが、
そう、
影響力の大きな誰かが、
 
「僕はアレ、好きですけどね・・・」
 
って言えば、、まずは熱狂的なファンが追随し、
いつの間にか認知される結果となるのかも知れないが、
影響力のある人が、わざわざそんなリスクを犯すはずもなく。
 
僕から言わせてもらえば、
酢豚とはパイナップルが入ってこそ完成品であって、
パイナップルのない酢豚は、
シナチクが入っていないラーメンのようなものだ。
力説である。
 
ただ、ラーメンに入っているコーンは要らないような
気がする。
 
これも少数派だろうか?
 


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球宴

2008年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム
オールスターのファン投票結果が発表された。
と同時に、選手による投票結果も発表された。
 
どうやら今年からの試みのようだが、
まったく知らなかった。
これ、誰が考えたのか知らないが、
なんとも意地悪な企画だと思う。
 
だって、どう考えてもこれって、
 
「実力のある選手を選出する」
 
って言う、嫌味にしか取れない。
人気先行と言うか、騒がれてるだけの選手や、
一部の人気チームの選手が独占するのは
駄目ジャンって事で導入したんだろうけど、
どうもファンをバカにしているようで仕方がない。
 
小学生の頃はオールスターが楽しみで、
興奮しすぎて鼻血を出した時もあった。
止まるまでジッとしていたが、なんとももどかしかった。
早くテレビを見たかった。一年に一度のまさに
 
“夢の球宴”
 
だと思ってたから。
 
しかし最近のオールスター戦はつまらない。
 
試合そっちのけで、インタビュー。
一人が終わったと思ったら、次の選手。
現役選手が解説席に座らされることもあるけど、
あれって、何かを言わそうとしているか、
まったく意味が分からない。
レポーターも多いし、解説者も多すぎる。
その上、東尾は何を言っているのか聞き取りにくい。
 
もともとオールスターってのは、メジャーが発祥で、
どこぞのBoyかchildが、
 
「ベーブ・ルースとカール・ハッベルの対決が見たい!」
 
って、夢のような投書をしたってのが始まりだろ。
だったら、もっと夢のあるモノを流して欲しいと思う。
テレビ局にしても、選手会にしても、
どうも、ファンサービスってモノが分かってないような
気もする。
 
何かと言えば、
 
「未来ある子供たちのために!」
 
ってやってるけど、実際支えてるのは大人でしょ?
酒飲みながら大声張り上げてる、オッサンでしょ?
球場に行くのは、親と行くから楽しいって一面もあるんだよ。
初めてオヤジに連れていってもらったあの感動は
今でも忘れない。
 
昔の野球の映像を見てみろ。
天覧試合とか、藤村のホームランシーンとか。
スタンドで嬉しそうな笑顔ではしゃいでいるのは、オッサンだろ?
 
あの当時は圧倒的にオッサンが多かったって話じゃないぞ。
野球てのは、いつだって楽しいものなんだよ。
それが、いつのまにか
 
「子供の夢」
 
ってなってしまって。
 
子供も勿論大事だけど、
もっともっと、野球ファンを大切にしてくれないかな?
もっともっと、こう、
ワクワクするような試合が見たいんだよ。
凄い対決を見てみたいんだよ。
 
そんな事言ってると笑われるのかな。
 


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お互い様

2008年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム
自転車に乗るようになって気付いた事がある。
 
それは、アスファルトの裂け目から生えている
雑草を見つける事だったり、
蜻蛉もアスファルトの上に着地して休むんだとか言う、
穏やかな話ではない。
 
真横を通りすぎる車の事だ。
 
こっちもなるべく邪魔にならないように路肩を
なんなら、白線の外側を走っているのだが、
それでもさほど避けることなく、
まさにガニ股で漕いでいる
僕の膝をかすめるように追い抜いていく車がある。
 
恐くて仕方がない。
普通に走る分にはだいぶ慣れてきたが、
車に気をつかってなるべく端を走ろうとすると、
急にふらつく。
白線の上を走っているつもりはないが、
まるで綱渡りでもしているかのように、
ふらついてしまう。
 
対向車があるなら、わからなくもない。
しかし、前から車が来ていないのなら、
もう少し、僕を認識して少し避けてもらいたいと思う。
 
ただ、これは自転車側から見た意見だ。
僕も、車には乗る。
 
ふらふら走っている自転車は時には邪魔なモノだ。
車の中でイライラしている時もあるだろう。
車が僕を避けてくれないと憤慨しているのと同じように、
 
「最近、太った人が自転車でふらふらしてて邪魔!」
とか、
「どけよぉ!デブぅ!」
 
なんて、思われてるかも知れない。
 
お互いの気持ちが分かるからこそ、
自転車の時は車の邪魔にならないよう、
そして自分が運転している時には、
路肩を走る自転車に、もう少し余裕を持って
見てあげようと思う。 
 
自動車にせよ、自転車にせよ、
冷静さが必要だ。
 


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