どちらも毛なのに

風呂に入ってシャカシャカと頭皮を洗う
　
特にスカルプってることはなくて、
ドラッグストアーで買ってきた
市販品のシャンプーですけど、
爪を立てずに、指の腹を使って
シャカシャカと丁寧に頭皮を洗う
　
マッサージするように優しく優しく洗いながら、
徐々にモミアゲ、顎髭へと
その作業範囲を広げていく
　
（？）
　
自分の行動で自分に疑問
　
いや、自分にではないか・・・
　
アンケートをとった訳でもなく
街頭調査もしてないけど、
どうも、頭髪が淋しくなりかけている人、
または、淋しくなってしまった人は
割と髭をたくわえているような印象があるが
どうだろう？
　
僕の場合は、頭髪というよりは
少しでも顔を小さく見せたいという
他の願望のために伸ばしは始めた側面もあるけど、
伸ばし始めて、確かに
髭で顔のバランスを保っているように
思えなくも無い
　
頭髪の量が減ってくると
自然と髪型も限られてくる
長髪は、まず無理
落ち武者やバーコードだけには
落ちぶれたくないっていう、最後のプライドもあって、
短く切りそろえる
　
短髪になった場合は、
髭が多少濃いのであれば、
それを伸ばすことによって、
顔の印象も、少し違って見える
　
そんな事を色々と思っていると、
髭を伸ばして誤魔化せる（？）ってのも
職業によって、少し違うかな？と
　
落語家
　
最初に浮かんできた職業は落語家だったのだが、
確かに彼らのなかに、髭を伸ばしている人は
いないように思うし、落語家と髭が
結びつかない印象がある
　
大作が撮り終わって、短いオフを
楽しんでいる大物俳優やら、
コンサートツアーが終わったロックバンドの
ボーカルとか、
どちらにしても、仕事では髭の印象は少ない
　
落語家に限らず、漫才師らのお笑い芸人でも
髭を伸ばしている人は少ない
　
あれ？
　
そう思うと、長年第一線で活躍しているタレントさんで、
　
　
「ずいぶん薄くなりましたね！」
　
　
なんて人もいないんですよね
そういう事も重なって、髭を伸ばす人が
少ないんでしょうかね？
　
まぁ、落語家の場合は
髭を伸ばしてしまっては、
女性の登場人物を演じれなくなりますからね
　
職業柄、髭はご法度なんでしょうか？
　
　
　
それにしても、頭髪は年々淋しくなると
言うのに、
なぜ髭は生えつづける？
　
理不尽なり
　
　
　
　

後光と前頭

　
後光が射すって言うんでしょうか・・・
　
先月のブログにも書きましたが、
今日もまた、村の鎮守の神様の
ありがたい神社の清掃作業がありました
　
“祭当番”といって、五箇村の氏子が
一年ごとに交代して、神社の掃除をしたり、
秋の大祭の折には、先頭で宮入したりと
氏子にとっては、力の入る一年が始まったわけです
　
大鳥居から始まる参道はもちろん、
神社本殿から奥の院まで、落ち葉を掃き集めることを
中心に、精魂込めて掃除をさせていただきました
　
朝から気持ちのいい時間を過ごし、
さて、午後からは何をしようか？と思っていると、
おやおや、ずいぶん長い間映画を観にいってないなぁ～って
久々に映画館へ行くことを思いついた
　
早速、ネットで公開中の作品を
チェックしてみると、
ありました
　
“ミッション：インポッシブル”
　
上映時間を確認後、ガレージから愛車にて発進！
　
いつものように、途中でコーラを買って
これまたいつも通り、１時間で現地へ到着
　
上映開始時刻まで、あまり時間がなかったけど、
健康のことも考えて、離れた駐車場へ車を
滑り込ませ、
三階にある劇場までの道のりは、階段を使うことを選択
　
運動不足と正月太り（？）のためか、
少し、ほんの少しだけ息が上がります
あたりを見回し、映画館のある方角を見定め、
一歩踏み出したときでした
　
ピカッ！
　
うん？
　
光ったような、視線の端に何かが光ったような・・・
　
人が行き交う中、確かに
存在感ある光のようなモノが・・・・
　
まさにコレが後光かぁ？
　
くらむような眩しさに徐々に目を慣らしていくと、
このブログに度々登場する、電気店の社長さんのデコでした
布袋様か福禄寿か、
とにかく、光り輝くデコと、絶え間ない微笑を浮かべ
両手に女性を連れてご機嫌なご様子の社長
　
気づかれないように、そーと近づき
びっくりさせようとした瞬間、
　
「おお！」
　
僕の顔を見るなり、さらに笑顔と
頭頂部まで光らせて、驚いてくれました
　
上映開始まで時間がなかったし、
両手に花の社長をお邪魔してはいけないと思い、
そのまま別れましたが、
社長さんたちも、映画を観に来られていたことを
Facebook でのやり取りで知りました
　
“ロボジー”をご覧になったようですが、
面白かったんでしょうか？
今度聞いてみたいと思います
　
笑顔が似合う、子連れのオヤジーに
　
　
　
　

使える日が来ようとは・・・

秘密基地ですよ、秘密基地
　
唐突に何をおっしゃる？と思われましたか？
そうです、男のロマンの話ですよ
　
「男はロマンチスト」
　
これは飲み仲間のユキちゃんの名言です
　
昔、酔った彼がよく言っていた言葉です
　
“少年の心を持った大人”
　
結構むずかしいですよ、これ
バランスなんですけど、あまりにも幼稚な方へ
針が振れると、それはもう文字通り
幼稚な男でしかありませんからね
　
でも、どんなに大人になろうとも
　
“秘密基地”
　
の響きには、男心をくすぐる甘味がありますよね
　
その秘密基地に通ずるアイテムとして、
様々な工具類がありまよね
少々強引ですけど、これまた理解していただけるかと
　
ホームセンターに行って、
何気に工具類を見ているときって
ワクワクするんです
ドライバーなんて、最高です
　
セットで売ってるモノもありますけど、
大抵はバラ売りなんですよね
まぁ、一対なデザインなモノもあるんで
プラス・マイナス両方を、同じデザインで揃えることは
もちろんありますけど、
それ以外にも、使い勝手のいいものや、
珍しいモノがあれば、コレクション（？）、いや
秘密基地の必需品として購入しておくわけです
　
いつか使うために
　
そうなんですよね
　
ここら辺が秘密基地とニュアンスが同じなんでしょうけど、
こういった工具類、普段使わないモノでも
　
（これがあると便利だろう！）
　
未来への投資ですか？
未来への備えですかね？
とにかく、いま、とりあえず必要はないけど
買うんです
　
前置きが長くなりましたね
　
いつか使うだろうと思って買っていた
　
“小さなドライバー”
　
が、遂に陽の目を見る日がやってきました
　
この小さなドライバー
眼鏡のビスを回したりする、小さなドライバーなんですけど、
作業場の機械の、センサーに丁度いい大きさだと言うことが
今日判明！
　
サッと回して、サッと解決
　
解決ズバァーット！
　
よくこんなモノを買っておいたものだと
我ながら自分を褒めてやりたい気持ちになりましたが、
この分だと、
　
「いつか使う日のために」
　
そんなショッピングが今後も増えそうです
　
　
　
　

必殺仕事人

お母様とお買い物に来られているお子さんの
テンションはいつも高めです
　
走り回るのは当然で、
時には奇声を発しておられます
　
（まぁ、元気なお子様で！）
　
仮に僕が山の手に住む有閑マダムなら、
ざますざますで、お子様の頭のひとつでも
撫でるかも知れませんけど、
そこは下町育ちの田舎者
　
「なに走りまわっとんぞ！いてこますぞぉ、ガキ！」
　
もちろん声には出しません
思念を送り続けます
体調が悪く、念が伝わりにくいときには、
仕方なく、視線でその思いを伝えます
気づかれないように、周りに迷惑を掛けないように
諭すが如く、そっと睨みます
　
そんないつもの光景の中で、
珍しいシーンに遭遇した
　
スーパーでの買出し
　
レジでどこを見るとなく
視線を泳がせながら順番を待っていると
元気にはしゃぎまわるガキ発見！
　
お祖母さまかしら？
僕より少し年上と言った感じの若いお祖母さま
ガキと照らし合わせても、
お母様ではなさそうなので、たぶんお祖母さまでしょう
　
レジでの支払を済ませ
袋詰めに向かうお祖母さま
その周りを常にハイテンションで踊るガキ
　
（元気ですねぇ！）
　
まぁよく観る光景なんで
微笑ましく見てたわけですけど、
そのガキ、突然信じられない行動に出ました
　
「カンチョー！」
　
よく通る澄み切った声で、
仮面ライダーの必殺技よろしく
大きなアクションを交えて
その先を尖らせた指先を一閃！
こともあろうに、お祖母さまの下半身へと突き出した
　
　
ブシュゥ！
　
　
彼が必殺仕事人の一人なら、
これぐらいの効果音を付けてもらえるだろうし、
事実、僕の耳には確かに
その効果音が聞こえた
　
（な、なんと言うことを！）
　
が
　
しかし
　
お祖母さま、何事も無かったかのように
せっせとレジ袋に買ったモノを詰めていく
周りの人たちも、何もなかったかのように
そして、必殺技を繰り出した当のガキも
目的を果たしたように、走りさって行ってしまった
　
　
（・・・・・・ふっ）
　
　
あかん
　
声だして笑いそうになった
　
　
　

やっぱ鳴ってなかったです

りぃりぃりぃりぃりぃぃぃぃぃ！！！！
　
大音量の呼び出し音
　
背筋が伸びます伸びます
　
作業場にある電話
今は二台を使い分けているが、
そのうちの古い方はかなり前から使っているコードレス
親機に受話器が無いタイプの
まさに
　
“コードレス”　
　
って言うのを使ってるわけだが
その親機が激しく受信音を絶叫する
　
話は変わって日常の話
　
毎日、特に注意していなくても、
習慣となった日常の動作や作業をしていると、
　
（？）
　
違和感を感じることがある
　
何が違うのか？と考えても、すぐには思い当たらないが、
やっぱり、昨日までの日常とは違うのである
　
それは平凡な毎日を過ごしていても、
いや、平凡だからこそ、小さな変化に
知らずうちに、気が付いているのかも知れない
　
そんな“小さな変化”が今年になっておきた
　
コードレスの子機は機械の側に置いてあり、
親機は電話線の都合で、僕の作業部屋に設置してある
　
主に使っている電話は事務所の机の上にあるが、
機械が稼動中だと聞こえづらく、
機械の側においてあるコードレス子機が
知らせてくれるという、場面も多々ある
　
しかしだ、
今年に入ってから掛かってくるすべての電話で、
僕の部屋にある親機が鳴る
　
昨年まではなかったことだ
　
なぜだ？
　
少し考えてみたが、原因はひとつしか思い当たらない
　
子機が壊れているのか充電が出来ていないのか？
とにかく、子機にその原因があると言うこと
　
親父に確かめてみた
　
「あの子機、鳴ってる？」
　
朗らかな笑顔を携え、少し高めの声で親父が言った
　
「そんなん知らんわ！ずっと聞いてるわけでもないし」
　
そうですよね、そうでしょう
　
でもね、違和感ってありませんか？
今年になって、仕事始めから時間はずいぶん経ってますよ
　
大音量で鳴っている僕の部屋からは
対角線上、一番遠くにある子機の音は聞こえないから
確かめたんですけど・・・・
　
調べれば、やっぱり充電が出来てないようで
　
でも
　
違和感感じませんでしたか？親父殿