訪問日:2022年2月28日(月)
2月の最終日、青空が広がり、撮影意欲を掻き立てる朝でした。このところ午後から風が強くなり、雲が広がる傾向があるため、早めに家を出発することにしました。
久しぶりに総社市の備中国分寺と鬼ノ城(きのじょう)を訪ねることにしたのです。
向かう途中、いつものように矢掛の町並みにある老舗のお店で旬の“いちご大福”を買い求め、すぐに倉敷市真備町を経由して吉備路・国分寺に向かいました。
備中国分寺五重塔周辺を歩く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f0/c6089643ec1c521170718f3600e2594d.jpg)
菜の花畑と備中国分寺五重塔はこの季節の定番カット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/10/578ca13726a3c0cbcb84283c8ccf0075.jpg)
吉備路自転車道
緩やかな丘陵地の田んぼの向こうに、堂々とそびえる重要文化財の五重塔が実に絵になります。その田んぼの一角に、菜の花が植えられており見ごろとなっていました。
この季節を象徴する菜の花と五重塔は、カメラマンお決まりの構図です。
こうもり塚古墳
菜の花畑を撮影したあと、散歩がてらに、こうもり塚古墳を訪ねてみることにしました。
小山のように見える前方後円墳。後円部石室の巨大な石組と石棺には驚くばかりです。その大きさは奈良の石舞台古墳にも匹敵するといわれています。
6世紀後半、古代の人はどのように運び積み上げたのでしょうか。また貝殻石灰岩をくり抜いて造られた石棺は、現井原市野上町から運ばれたとありますが、その距離も気になるところです。
このあと、国分寺の梅林を訪ねましたが、残念ながら見ごろはもう少し先のようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/dd/4b03e6ea585b1e2dcfee422f02d27f1a.jpg)
石室の入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9a/fc94184887af4d5f9e74f80f2ec7e5fd.jpg)
堅牢な石組
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/34/5300c2a764a2f1ec96acbb3ca4896158.jpg)
石棺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/4e/6d77781e1d182baf9fdca91aec618fb2.jpg)
出口付近 スケールの大きさに圧倒される
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b9/55b6b952547e7d0354e9092d89b71740.jpg)
備中国分寺正面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/14/be0b41f93dcf5d86e4b7fd0ceed4b72f.jpg)
梅園の白梅と五重塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/af/715ab9b168b7f4f32a2d0778ca872868.jpg)
境内の地蔵様
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/95/9e3976befa1c0209b5ab1b5565cd45dd.jpg)
こんもりと繁るモンキーポッドのような巨木
日本百名城 鬼ノ城(きのじょう)
そして次に向かったのが、鬼ノ城です。平野部からも山の頂上にその姿を確認することができます。
つづら折りの山道を、対向車が来ないことを祈りながら進むこと10分。やっと駐車場に到着しました。周辺には民家も見られ驚きます。駐車場からきつめの坂道を歩いて進むと、脇道にそれる感じで学習広場があり、ここからの眺めが一番のビュースポットになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1d/e8f77a8de311d6c63dff2b25385c07bd.jpg)
古代山城 鬼ノ城遠景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/06/d1cc1063342ed59b476a1aa63f46da76.jpg)
復元された西門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/eb/c6bab30fd1e5fc8b10cdb258074b6bf8.jpg)
学習広場に続く散策路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/df/2d3d393cb45b0d2435891914f7734598.jpg)
7世紀後半に築かれた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/0b/7d36d22f51a18582433f205e9f6d0e77.jpg)
西門を内側から見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a8/2bf13deb98c9c1ddbc8d8653c15ec01d.jpg)
素晴らしい眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c6/be8b7698ecd3c68ef4b8385092848daa.jpg)
逆方向から見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b5/49b1f90397b93068b1216bb94f0ffa47.jpg)
城壁の内外に敷石を残す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/30/eee46dd98f13bcf6bd189893592a8ad3.jpg)
高さ約6mの版築土塁
鬼ノ城は、古代の山城で大和朝廷が倭国防衛のため、7世紀後半に築城したと伝えられています。
遺構は保存状態がよく、西門付近では、柱の本数や大きさ、土塁や石垣が完全な形で残されていました。城の周囲は、2.8㎞、この西門が木造で復元されており、古代の山城を象徴するシンボルとなっています。
眺望は実に素晴らしく、森林浴で気分もリフレッシュ、おまけに他の観光客の姿はほとんどなく、たまにすれ違うハイカーとの、「こんにちは!」と交わすあいさつも心地よいものでした。
2月の最終日、青空が広がり、撮影意欲を掻き立てる朝でした。このところ午後から風が強くなり、雲が広がる傾向があるため、早めに家を出発することにしました。
久しぶりに総社市の備中国分寺と鬼ノ城(きのじょう)を訪ねることにしたのです。
向かう途中、いつものように矢掛の町並みにある老舗のお店で旬の“いちご大福”を買い求め、すぐに倉敷市真備町を経由して吉備路・国分寺に向かいました。
備中国分寺五重塔周辺を歩く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f0/c6089643ec1c521170718f3600e2594d.jpg)
菜の花畑と備中国分寺五重塔はこの季節の定番カット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/10/578ca13726a3c0cbcb84283c8ccf0075.jpg)
吉備路自転車道
緩やかな丘陵地の田んぼの向こうに、堂々とそびえる重要文化財の五重塔が実に絵になります。その田んぼの一角に、菜の花が植えられており見ごろとなっていました。
この季節を象徴する菜の花と五重塔は、カメラマンお決まりの構図です。
こうもり塚古墳
菜の花畑を撮影したあと、散歩がてらに、こうもり塚古墳を訪ねてみることにしました。
小山のように見える前方後円墳。後円部石室の巨大な石組と石棺には驚くばかりです。その大きさは奈良の石舞台古墳にも匹敵するといわれています。
6世紀後半、古代の人はどのように運び積み上げたのでしょうか。また貝殻石灰岩をくり抜いて造られた石棺は、現井原市野上町から運ばれたとありますが、その距離も気になるところです。
このあと、国分寺の梅林を訪ねましたが、残念ながら見ごろはもう少し先のようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/dd/4b03e6ea585b1e2dcfee422f02d27f1a.jpg)
石室の入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9a/fc94184887af4d5f9e74f80f2ec7e5fd.jpg)
堅牢な石組
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/34/5300c2a764a2f1ec96acbb3ca4896158.jpg)
石棺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/4e/6d77781e1d182baf9fdca91aec618fb2.jpg)
出口付近 スケールの大きさに圧倒される
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b9/55b6b952547e7d0354e9092d89b71740.jpg)
備中国分寺正面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/14/be0b41f93dcf5d86e4b7fd0ceed4b72f.jpg)
梅園の白梅と五重塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/af/715ab9b168b7f4f32a2d0778ca872868.jpg)
境内の地蔵様
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/95/9e3976befa1c0209b5ab1b5565cd45dd.jpg)
こんもりと繁るモンキーポッドのような巨木
日本百名城 鬼ノ城(きのじょう)
そして次に向かったのが、鬼ノ城です。平野部からも山の頂上にその姿を確認することができます。
つづら折りの山道を、対向車が来ないことを祈りながら進むこと10分。やっと駐車場に到着しました。周辺には民家も見られ驚きます。駐車場からきつめの坂道を歩いて進むと、脇道にそれる感じで学習広場があり、ここからの眺めが一番のビュースポットになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/1d/e8f77a8de311d6c63dff2b25385c07bd.jpg)
古代山城 鬼ノ城遠景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/06/d1cc1063342ed59b476a1aa63f46da76.jpg)
復元された西門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/eb/c6bab30fd1e5fc8b10cdb258074b6bf8.jpg)
学習広場に続く散策路
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7世紀後半に築かれた
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西門を内側から見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a8/2bf13deb98c9c1ddbc8d8653c15ec01d.jpg)
素晴らしい眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c6/be8b7698ecd3c68ef4b8385092848daa.jpg)
逆方向から見る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b5/49b1f90397b93068b1216bb94f0ffa47.jpg)
城壁の内外に敷石を残す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/30/eee46dd98f13bcf6bd189893592a8ad3.jpg)
高さ約6mの版築土塁
鬼ノ城は、古代の山城で大和朝廷が倭国防衛のため、7世紀後半に築城したと伝えられています。
遺構は保存状態がよく、西門付近では、柱の本数や大きさ、土塁や石垣が完全な形で残されていました。城の周囲は、2.8㎞、この西門が木造で復元されており、古代の山城を象徴するシンボルとなっています。
眺望は実に素晴らしく、森林浴で気分もリフレッシュ、おまけに他の観光客の姿はほとんどなく、たまにすれ違うハイカーとの、「こんにちは!」と交わすあいさつも心地よいものでした。
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