「もう見るところたくさんあって、とても全部見学できないよ~」と、いくらミモロが精力的に見学してまわっても、「明治村」には、67の歴史的建造物があるのです。
ミモロがその中で見学して、特に印象に残っているのは…。
明治20年ごろに建てられた、神戸の「大井牛肉店」です。
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西洋化が加速する明治の日本。建物や鉄道などと共に、大きな変化が訪れたのは、食生活です。それまで日本では肉食は一般的ではありません。でも、外国人の食べる牛肉は、文明開化を象徴するものとして、次第に普及してゆきます。
「ミモロ、牛肉大好き~。牛鍋食べるの?」とお店へ。でも、ここでゆっくりお食事するとほかの場所見学できなくなりますよ~。「え~そう…じゃ、お家に帰ってからね~」と、牛鍋を食べることはお預けです。
「わ~りっぱな教会がある~」敷地内の小高い丘の上に聳えるのは、明治40年、京都の河原町五条に建てられたプロテスタントの一派、日本聖公会の「京都五条教会」です。
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中世ヨーロッパのロマネスク様式を基調に、細部にゴシックの意匠を施した教会です。
次にトコトコ歩いて向かったのは、重要文化財になっている洋館です。
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「わ~なんか素敵な雰囲気~とてもエレガントなお部屋…いいなぁ~こういうお部屋に暮らしたい~」と目をキラキラさせたのは…明治10年に東京目黒に建てられた「西郷従道邸」です。
「え?あの西郷隆盛の弟さんのお家なの?なんかイメージ違う~」とミモロ。
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「東京の高級住宅地のひとつ西郷山って、このお屋敷があったところなんだ~」とミモロ。
現在の政府の大臣たちが住まう家よりは、かなり文化度が高い住宅です。
「あれ~ネコが縁側に座ってる~」と駆け寄ったのは…
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明治20年に医学博士中島襄吉の新居として建てられた木造平屋の住宅です。実は、この住宅、明治23年から1年半、森鴎外が借家し、また明治36年から3年間、夏目漱石が住んでいた家なのです。
「二人の文豪が同じ家に住んでたんだ~。ここに住むと、文才アップするのかな?」とミモロ。
夏目漱石が「吾輩は猫である」と執筆したのは、この家です。
「ここにも京都の教会がある~」と、次に訪れたのは、河原町三条に明治23年に建てられら「聖ザビエル天主堂」です。
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美しい教会…中にはいると厳粛な思いになります。
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「あの『ロイヤルパークホテル』の隣りのモダンな教会だよね~」とミモロ。そう、今はとてもモダンな建築になっている教会で、かつてはこんな姿だったのです。
「わ~もうすぐ閉園だって~急がなくちゃ~」と、袴の裾を翻しながら向かったのは、「帝国ホテル」の中央玄関部分です。
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大正12年の建築で、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって設計され、4年の歳月をかけて完成したもの。
日本におけるライトの建築を代表するもののひとつです。
ライトは、建物だけでなく、内装、家具、そしてホテルの備品までトータルにデザインしました。
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「ライトのデザインの品々って、復刻版買えるよね~」とミモロ。今も、家具などは人気で、復刻版が作られています。
さぁ、そろそろ明治村からでなくちゃ~
「え~もう行くの…ここにお泊りしてもいいよ~ホテルだし…」
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ここには、ゲストルームはないの…玄関だけ…「あ、そう…残念~」
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とても1日では、回り切れない「博物館 明治村」。
明るい未来をめざし、人々が新しい社会システムに果敢に挑戦した姿を感じます。
*「博物館 明治村」の詳しい情報はホームページで
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