ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

近江商人の大きな邸宅「藤井彦四郎邸」、「近江商人博物館」、見所豊富な東近江

2016-05-24 | 奈良、近畿

「滋賀県って、ホント、歴史的に興味深いところいろいろあるね~」と、滋賀県東近江市をめぐるバスツアーに参加したミモロ。
 
情緒ある町並みが残る五箇荘は、全国的に活躍した近江商人を多く生み出した町です。
現存する歴史的建造物の中でも、客殿と洋館が県指定の文化財、庭園が市指定文化財、そのほかは、国登録文化財に指定されているのが、「藤井彦四郎邸」です。
 
「なんかすごく立派なお家・・・門から玄関まで広い…車寄せもあるんだ~」とその規模に驚くミモロ。
ミモロが驚くの当たり前で、その敷地面積は8155平方メートル 建物面積は710平方メートルに及びます。
つまり70平米のマンション10室分ということ。

さて、近江商人の典型と言われる 藤井彦四郎は、近江商人3代目となる藤井善助の次男として誕生。明治32年に23歳で分家して、明治40年に藤井糸店を創業します。当時珍しかった人造絹糸(レーヨン)の普及や毛糸の製造という画期的な製品を生み出し、一代で財を築きます。
 
「スキー毛糸っていうブランドなんだって~」

日本家屋の客殿は、広い縁が座敷を囲む造り。
 
現在、5月に因み、兜や甲冑、郷土玩具の小幡人形などが展示されていました。
 
「広い縁側だね~」
「ここに座ってお庭拝見するの~」

そのお庭は、変化に富んだ築山や銘木、銘石を配したもの。池は、琵琶湖を模したものだそう。


客殿に隣接して別荘ログハウス風の洋館があります。
  
室内には、ヨーロッパなどから持ち帰った品々がいろいろ。「グランドピアノやオルガン、レコードプレーヤーもある…きっと音楽好きだったんだね~」きっと音楽家呼んでコンサートなども行われたのでは…。「華麗なる一族って感じ~」

敷地内には、彦四郎の生家を移築した本屋という場所もあるそう。「そこ見てない…」とミモロ。
なんでもそこは、倹約・勤勉・誠実を旨とする近江商人の生活を物語る、質素な佇まいの場所だそう。
「う~また、ゆっくり見に来なくちゃ~」

バスツアーの最後に訪れたのは、「近江商人博物館」です。
  
近江商人ゆかりの品々をはじめ、その暮らしぶりや商いの様子などを展示。同館には、滋賀出身の画家 中路融人の記念館もあります。

「質実剛健…質素倹約…誠実勤勉…近江商人って偉いね~」ミモロも近江商人の衣装で、その気分を味わいます。


*東近江市の観光に関しては、「東近江観光ナビ」で詳しい情報をご覧ください。

「今回の京都滋賀県人会のバスツアーはここで終了です。みなさんお疲れ様でした~」
京都滋賀県人会の藤原さん
「ミモロちゃん、楽しかったですか?」「はい、いろいろ東近江のこと知って楽しかったです。また今度ゆっくり見にきます」

バスは、一路京都を目指します。夕日に輝く麦畑ともお別れです。


京都滋賀県人会が主催した「滋賀県を再発見!東近江市を巡る旅」のバスツアー。かなり盛りだくさんの内容を急ぎ足で回ったツアーですが、また行ってみたい…と思わせるもの。

バスの中で配られたお菓子を食べながら、バスに揺られます。


あれ、ミモロが静か…さっきまでお菓子を食べていたのに…

たくさん歩いて、たくさん見て…疲れて眠ったミモロです。京都に着くまで、おやすみなさ~い。 

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コメント
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