ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロのおすすめランチ。食育インストラクターが作る野菜たっぷりのおばんざい定食。東山「ゆたか屋」

2016-05-29 | グルメ

「ミモロちゃん、ちゃんとお野菜たくさん食べてる~?」とある日、五条通エリアに住むお友達に言われたミモロ。
「う~そういえば、最近、ちょっと不足気味かも…」と、お肉やお魚などタンパク質が大好きなネコですから…。

「美味しいおばんざいのお店があるから、ランチに行きましょう…」ということで、五条通を一本北に進み、東大路通から堀川通方向に東西に走る「松原通」で待ち合わせすることに。

 
「六波羅蜜寺のすぐ近くだ…」この辺りは、京都でも古い町…松原通は、かつて「祇園祭」の山鉾も巡行。今も、歴史あるお店が点在しています。

ミモロが訪れたお店は、「おばんざいのお店 ゆたか屋」。この建物も、築120年の大正ロマン風の町家です。
店の前には、おばんざい定食の写真が…「ほかにも料理あるのかな?」

「こんにちは~」と中に声をかけながら、ミモロたちは中へ。
「中、こんな雰囲気なんだ~」


奥行きの深いお店は、カウンター席とテーブル席があります。
「どこに座る?」

長い木製のカウンターテーブル…「ひとりで来ても、気兼ねなくお食事できるね~」

「いらっしゃいませ~」笑顔で迎えてくださったのは、ここのオーナーさん。以前は、和服の着付けを教える先生を指導したり、また茶道の指導などもなさっていたそう。食育インストラクターの資格も取得し、以前から興味があった料理をお仕事にすることに…。このお店も3年ほど前に、始めたのだそう。

古い町家を改装し、家の歴史を感じさせるように、大正ロマン風のインテリアで…

  

明るすぎない照明が、落ち着いた雰囲気にしています。


おばんざいは、京都の家庭料理。煮物や焼き物など、その時期の食材を使った飾り気のない料理です。

「でも、一人暮らしの人が、家で作ろうとすると結構大変だよね~お鍋いっぱいできちゃって、何日も食べ続けなくちゃいけないもの…」とミモロ。そう、確かに煮物などは、家族が多いおうちはいいんですが、一人暮らしや、日中、働いている人たちには、調理時間もかかりますし、また、一度にたくさん作らなくては美味しくない…ということも。

「でも~ちょこっと食べたいよね・・・いろんな種類のお料理…」と思うミモロです。


ここの「おばんざい定食」には、ごはん、味噌汁などを含め10種類の小鉢やお皿がお盆の上に…

「わ~いろんな料理がのってる~。お魚料理がメインなんだ~」
この日は、白身魚のムニエルがメインに…ほかには、ブロッコリーと御豆の和え物や、小エビとキャベツの和え物、お野菜の煮付けなど、野菜がたっぷり味わえる定食です。

「これ、自分でつくると、大変なのよね~」とお友達。近所に住む彼女は、ここからすぐ近くにある「ハッピー六波羅」というスーパーマーケットにお買い物に来て、食材を買っても、ついここで食べてしまうのだそう。

「ときどき、料理の作り方もおそわってるんですよ」と。

「あの~これで1000円ですか?わ~食べ応えある~。野菜不足になったら、また食べにきちゃおう~」とミモロ。

営業時間は、11:30~20:00 「お昼食べそこなった15時くらいでも来れるんだ~」とよくランチタイムを逃すミモロにとっては、大切なポイント。「はい、やってますけど、ときどき買い物に行ったり、いないこともあるんですよ」と。

夜にもこのおばんざい定食1000円が味わえます。


「清水寺もここからは歩く距離だよね~」

1000円(税込み)で、味わえる京都のおばんざいです。





*「おばんざいのお店 ゆたか屋」京都市東山区松原通ろくろ町108-6 070-5665-6868 11:30~20:00
火曜・水曜休み 八坂神社から徒歩8分。
 



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