「ふ~ここまで来ると、涼しいね~」とミモロが訪れたのは、哲学の道近くにある「法然院」です。
この日も猛暑の京都。自転車でやってきたミモロは、汗びっしょり。でも、山際に位置するお寺には、木々を渡り涼しい風が吹き抜けます。
鹿ケ谷にある「法然院」は、元は浄土宗でしたが、現在は、独立し、単立宗教法人です。
ここには「法然院サンガ」という「法然院ファンクラブ」のような活動をしていて、コンサート、個展、シンポジウムなどに積極的にお寺を提供したり、環境学習活動を主宰したりと、多くの人が集う開かれたお寺になっています。
7月22日から24日の3日間は、「第21回悲願会」という東日本大震災の追悼法要をはじめ、被災地の方々に心を寄せるコンサートなどが次々に行われます。
ミモロが訪れたのは、24日の午後に行われた「インドの舞踊と音楽」です。
以前にも伺ったことがあるミモロ「あのね~お友達が出演するの~」と、インド舞踊を普及させる活動をしている「インドアーツサンガム京都」で活動する金澤さんの舞踊を楽しみにやって来ました。
「本堂で今、準備していますから、ここでしばしお待ちください~」と通されたお座敷で、汗をふきふき待つことに。
「いい風~ここでお昼寝したい~」と危険な発言。
「準備ができましたら、本堂へどうぞ~」と言われ、昼寝に落ちる前に移動できました。
本堂の仏様の前で奉納されるインド舞踊と音楽。「きっと仏様もうれしいね~」
最初に登場なさったのは、野中ミキさん。インド舞踊ならではステップで足の鈴がリズミカルに響きます。
「北インドの舞踊なんだって~」とミモロ。大きな国のインド、それぞれの地方には、それぞれの文化があるのです。「そうだよね~北の方って、結構寒いんでしょ…」
どのような違いがあるのかはミモロはよくわかない様子です。
次にいよいよお友達の金澤さんが登場です。
本堂の席の一番前に陣取ったミモロ。「金澤さん、ミモロのことわかるかな?」
金澤さんは、東インドの舞踊を披露。クリシュナという女性たちに絶大な人気を誇るイケメンの神様のお話で、彼が吹く笛に女性たちがうっとりする姿などを表現した踊りです。
楽しいステップや、うっとりする女性たちの表情がとても魅力的な踊りでした。
「楽しい踊りだね~」と、ミモロも思わず、体を動かしリズムを…
そして後半は、インドの音楽が演奏されました。
サーランギという不思議な形の楽器は、インドの伝統音楽には欠かせない弓奏楽器。独特の旋律は、広がりを感じさせ、まるでインドの雄大な山々の景色が目の前に広がるような心地になります。「演奏するの難しんだって~」と。奏者はナカガワユウジさん。
そして、打楽器のタブラは、藤澤ばやんさんが演奏します。「この音も深いね~」と、余韻が続く深みのある音色は、やはり雄大なインドの自然を彷彿とさせるもの。
お二人のセッションは、楽譜がなく、即興なのだそう。息の合った演奏にミモロ達は、引き込まれてゆきます。
「これがタブラ?」演奏後、近くで見せていただきました。
「ヤギの皮でできてるんだって~」
「この楽器は、寺町の「民族楽器のコイズミ」で「タブラワンコイン体験教室」っていうのもやったりしてますよ~」と藤澤さん。
「今度、行っていたいなぁ~」と思うミモロです。
[ミモロちゃん、来てくれてありがとう~」と金澤さん。
「わ~お目めぱっちりしてる~いいなぁ~」と小さい目のミモロは羨望のまなざし。
「すごくパフォーマンスよかった~感激しちゃった~。ところでミモロのことわかった?」と聞くと…。「もちろん、すぐにわかったわよ」とのお返事に思わずニッコリするミモロです。
帰る前にご住職の「共に生きる~絆と縁、愛と慈悲~」のお話を伺います。
「ミモロちゃんに声かけてもらって、よかった~」とお友達。
「法然院サンガ」では、8月も様々な文化講座や講演などが行われます。
ぜひ、参加してみては~
「じゃ、近所でお茶して帰ろうか~」とミモロたちは、境内を後にしました。
*「法然院」の詳しい情報はホームページで
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