「今日のランチは、ここにしようかな?」と、ある日、大阪、北浜に出かけたミモロが、1軒のレトロな建物の前に立ち止まります。
京都、出町柳駅から京阪電車で、約1時間。大阪、北浜エリアは、大阪証券取引所などをはじめ、レトロな建物が残っている場所です。
ミモロが、足を止めたのは「青山ビル」という国の登録有形文化財に指定されている大正10年(1921)に建てられた優美な装飾が施されたスパニッシュスタイルで、西園寺公望の渡欧に同行した野田源次郎が、その時見た建物をイメージして大林組が設計した個人邸宅でした。
「ここおうちだったの?すごいね~」と、ミモロは、建物のそばにある説明を見て…。
「すごくレトロな建物に興味あるけど、まずはランチにしようよ~お腹空いちゃったもの…」とミモロは、その建物の1階にある洋食屋さん「北極星」により心惹かれたよう。(お腹が引かれた~)
「ほら、オムライスの写真がある~美味しそうだよ~」というと、中へ進みます。
店内は、レトロな外観と同じように、落ち着いたレトロな雰囲気。
「どうぞ奥へ~」とお店の人に促され、調理場の様子を横目で見ながら、さらに奥へ進みます。
「へぇ~奥は、なんか昔のダイニングルームみたい~」
オーク材のシックな色合い…壁面には、飾り棚も
「わ~照明もいい感じ~」と上を見たり、横を見たり、キョロキョロあちこち店内を見渡すミモロです。
「ここのお店、歴史ありそう~」とミモロ。
そう、ここは「北極星」は、大正11年の創業で、大阪の洋食の草分け的存在。大阪人なら誰もが知っているお店とか。
現在の本店は、心斎橋にあり、大阪市内を中心に、西宮や、なんと京都にもお店を展開しています。
「え~京都にもあるんだ~」京都駅のポルタと四条河原町の商業ビルにもお店があります。
「あの~ここのお店も古いんですか?」とお店の方に…
「いいえ、ここは昨年(2020)の7月にオープンしたんです」と。「あ、そうなんだ~でも、お店の歴史とこの建物の雰囲気すごくマッチしてて素敵ですね~」とミモロ。「はい、建物の趣に合わせて、内装もしているんですよ~」と。
「北極星」で特に有名なのは、創業者である先代が、大正14年(1925)に考案したという「オムライス」。「え~ここがオムライス発祥のお店なの?」と、ミモロの目が輝きます。今や洋食を代表する料理のひとつでもある、フワフワ卵の「オムライス」は、大阪生まれだったのでした。
メニューにもひと際大きな写真のオムライス。
「う~食べたいけど…ちょっと大きいかも…」とミモロ。お友達といっしょで分け分けするなら…。
そこで、ミモロが注文したのは、平日のAランチ950円
それは、ハンバーグとカニクリームコロッケとサラダ、そして味噌汁とご飯のセット。「大好きなものがいっぱい~」と。
「でも、今度、お友達誘って、京都のお店でオムライス食べよう~」というミモロです。
レトロな建物でいただく洋食って、やっぱりいいものです。
*「北極星 北浜店」の詳しい情報はホームページで
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