「わ~もうすぐ終わっちゃう!」とミモロが慌てて向かったのは、「大徳寺」の塔頭「龍源院」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e6/87baf45a7171492f5db9ac1f79a3d6e3.jpg)
3月18日で終了する京都の冬の観光のお楽しみ「京の冬の旅」。「いつもより早めに動いていたのに~結局、またギリギリになっちゃった~」と毎年、慌てるミモロでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c6/d2d32efdc961ba89e459cdfd767a7fd7.jpg)
訪れた「龍源院」は、「京の冬の旅」の初公開寺院。臨済宗大徳寺派大本山の塔頭で、室町時代創建で、塔頭の中でも当初から残る方丈などが訪れる人を魅了します。
慌てて走ってやって来たミモロ…でも、一歩寺内に入ったら、呼吸を整え、心を落ち着けてゆっくり進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0e/cb6724cff459760c1a3074a7fa212ef9.jpg)
受付に到着した頃は、心も鎮まり、「拝見しま~す」と言って中へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/5d/2faf4a0b9b96c1eae17a4856827a1366.jpg)
「龍源院」は、「大徳寺」の開祖大灯国師の第8代法孫である東渓禅師を開祖に、能登の領主畠山義元、九州の大友宗麟の祖父である義長らによって創建。方丈の建物を中心に、苔や白砂の庭園が囲むお寺です。
受付から寺宝が展示された書院の向こうには、阿吽の石庭が土壁沿いに広がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fb/2583a9806721c6b6e6eb37045668a3ff.jpg)
庭の奥にある石は、「聚楽第」の礎石だと伝えられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b6/5fa113c8ce8218607f3a6c5beb909d56.jpg)
「小さいお庭だけど、なんかスケールの大きさを感じさせるね~」とミモロ。
そこから廊下を進み、「方丈」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/7c/b85abab7a9993dd4c4b0bc562ffbf50a.jpg)
重要文化財の「方丈」は、6つの部屋からできていて、「扁額」が掛かる南側が表で、賓客に対応する公式の場所だそう。
東側に位置する「礼の間」には、今回の「京の冬の旅」のテーマである「辰年の御利益 京の龍めぐり」で人気となっている江戸時代に描かれた「龍と波」の襖絵が掛かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/77/980db03b450de137c4f8607e087d53e5.jpg)
ご本尊「釈迦如来」が祀られる中心の部屋と西側の部屋の襖絵も見事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/53/87e1bc8499801ef8d7b4d86b2b5616a7.jpg)
「西の部屋は、『檀那間』といって貴賓室のような場所ですよ」とガイドさんの説明。そこの襖絵も歴史を感じさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/27/b0318f23d6c2fc6be1a926e3766ca576.jpg)
さて、「方丈」の前に広がる庭は、「一枝坦(いっしだん)」という昭和55年に当時のご住職が作庭した枯山水庭園。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/43/40888715f1d9ce3e005b1148a4cbd964.jpg)
ひと際高い岩が、仙人が住むという蓬莱山を表し、白砂の大海に、鶴と亀を象徴する岩が配されています。
「あれが亀さんかな?」と想像をめぐらすミモロです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f7/1c79de512ec25a62529a6ef331e0ba03.jpg)
次に進んだのは、今回、初公開の「開祖堂」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/c2ecd65e0c8b740af04d72e58045c70c.jpg)
「京の冬の旅」の公開に当たり、ご住職が作ったヒノキ材のすのこが堂へと人々を導きます。
「ヒノキのいい香りがするね~」と。曲がりくねった配置は、龍の姿を表しているそう。
「開祖堂」は、開祖である東渓禅師のお墓の上に、昭和になって建てられたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/de/504faa73dd7223058afa6490386c695b.jpg)
正面に開祖の御像が祀られ、その下を覗くと、墓石が見えます。
そして圧巻なのが、天井の龍の図。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/64/590119ab237d542a1af2aa791a27aad6.jpg)
「わ~赤い龍だ~」と見上げるミモロ。「龍が赤く見えるのは、実は床に敷いている緋毛氈の色が影響してるんですよ」とガイドさん。「う~でも、やはりもともと赤い色を帯びた描き方をしてるんじゃないかなぁ~」と勝手に推察するミモロです。
さぁ、次は、北側のお庭を拝見しましょう。
*「京の冬の旅」の詳しい情報はホームページで
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3月18日で終了する京都の冬の観光のお楽しみ「京の冬の旅」。「いつもより早めに動いていたのに~結局、またギリギリになっちゃった~」と毎年、慌てるミモロでした。
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訪れた「龍源院」は、「京の冬の旅」の初公開寺院。臨済宗大徳寺派大本山の塔頭で、室町時代創建で、塔頭の中でも当初から残る方丈などが訪れる人を魅了します。
慌てて走ってやって来たミモロ…でも、一歩寺内に入ったら、呼吸を整え、心を落ち着けてゆっくり進みます。
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受付に到着した頃は、心も鎮まり、「拝見しま~す」と言って中へ
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「龍源院」は、「大徳寺」の開祖大灯国師の第8代法孫である東渓禅師を開祖に、能登の領主畠山義元、九州の大友宗麟の祖父である義長らによって創建。方丈の建物を中心に、苔や白砂の庭園が囲むお寺です。
受付から寺宝が展示された書院の向こうには、阿吽の石庭が土壁沿いに広がります。
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庭の奥にある石は、「聚楽第」の礎石だと伝えられます。
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「小さいお庭だけど、なんかスケールの大きさを感じさせるね~」とミモロ。
そこから廊下を進み、「方丈」へ。
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重要文化財の「方丈」は、6つの部屋からできていて、「扁額」が掛かる南側が表で、賓客に対応する公式の場所だそう。
東側に位置する「礼の間」には、今回の「京の冬の旅」のテーマである「辰年の御利益 京の龍めぐり」で人気となっている江戸時代に描かれた「龍と波」の襖絵が掛かります。
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ご本尊「釈迦如来」が祀られる中心の部屋と西側の部屋の襖絵も見事です。
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「西の部屋は、『檀那間』といって貴賓室のような場所ですよ」とガイドさんの説明。そこの襖絵も歴史を感じさせます。
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さて、「方丈」の前に広がる庭は、「一枝坦(いっしだん)」という昭和55年に当時のご住職が作庭した枯山水庭園。
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ひと際高い岩が、仙人が住むという蓬莱山を表し、白砂の大海に、鶴と亀を象徴する岩が配されています。
「あれが亀さんかな?」と想像をめぐらすミモロです。
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次に進んだのは、今回、初公開の「開祖堂」です。
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「京の冬の旅」の公開に当たり、ご住職が作ったヒノキ材のすのこが堂へと人々を導きます。
「ヒノキのいい香りがするね~」と。曲がりくねった配置は、龍の姿を表しているそう。
「開祖堂」は、開祖である東渓禅師のお墓の上に、昭和になって建てられたもの。
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正面に開祖の御像が祀られ、その下を覗くと、墓石が見えます。
そして圧巻なのが、天井の龍の図。
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「わ~赤い龍だ~」と見上げるミモロ。「龍が赤く見えるのは、実は床に敷いている緋毛氈の色が影響してるんですよ」とガイドさん。「う~でも、やはりもともと赤い色を帯びた描き方をしてるんじゃないかなぁ~」と勝手に推察するミモロです。
さぁ、次は、北側のお庭を拝見しましょう。
*「京の冬の旅」の詳しい情報はホームページで
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