今年の「京の冬の旅」もいよいよ3月18日で終了です。
ミモロが訪れたのは、「大徳寺」の塔頭「龍源院」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ca/e585ba13747a2a50d06878e0cff6ed9c.jpg)
ここは、方丈や開祖堂の天井画に龍が描かれ、また枯山水庭園など、見どころがいっぱい。
「このお庭は、相阿弥作って伝えられてるんだって~」と、対峙する景色は、「竜吟庭」という苔で覆われた庭園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c3/9bdaccc17d623bccafab47e63c73a5b2.jpg)
室町時代の枯山水庭園で、中央の高い石は、須弥山を表し、苔は、大海を表現。今は冬で、苔は茶色になっていますが、初夏に緑色に蘇った時は、そこに青々した海が蘇るのだそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/6b/fdc4bbb4797bd0a8ad8f6474bb417f34.jpg)
「いろいろな方向から眺めるとお庭の表情変わるんだって~」とミモロ。確かにそうかも…
「方丈」の北側の部屋は、住職などのプライベートスペースに使われるそう。
そのひとつに、不思議なキツネの姿を描いた屛風が置かれた部屋があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/df/f5c65fe12e8452e5ccf1d5abf48f4419.jpg)
人々を助けるために、修行僧の姿をしたキツネの伝説に基づき、明治時代に日本画の鈴木松年という方が描き、大阪の商家に置かれていたもの。なんでもその家には、不幸が続き、どうしたものかと思った主人が、僧侶に相談したところ、「家に何かキツネの屏風はありませんか?」と言われ、「それならば…」と思い出したのが、この屏風。なんでもここに描かれたキツネは、もっと修行が積みたいという願いを持っていたとか…そこで商家の主人は、屏風を京都のどこかに納めようと考え、いろいろなところを訪ねたところ、ここ「龍源院」で、屏風が動かなくなったそう。そこでここに納めることに…。
「キツネさん、落ち着いて修行ができるようになってよかったね~」と思うミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d2/26a194592274db583f9501a6c1d07067.jpg)
安住の地に巡り合え、修行を積むキツネ。ここに屏風を納めたことで、商家の問題は無事に解決。家業も栄えたそう。
「あれ~なんか小さなお部屋だね~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/24/696b139d948104350d47733b064087d1.jpg)
その隣の部屋は、2畳ほどの広さ。ご住職などが、落ち着いた時間を過ごしたり、修行をしたりするお部屋だそう。
「狭くて、あんまり明るくないスペースって落ち着くのかも…」
「龍源院」には、大きな雄大な庭園以外に、建物の間に小さな枯山水庭園があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5d/02b6533d757dd60f76966badc49105a8.jpg)
「東滴壺」という小さいけれど、広がりを感じさせる格調高い石庭です。
「あ、井戸もあるね~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ae/a36cf63c5474b2eb8d5a171760a6fbac.jpg)
このお寺が創建した時からある井戸だそう。
「さあ、他の場所にも行かなくちゃ~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8c/38ac6926bf35ed8042d26c35657ad7ca.jpg)
「大徳寺」で「京の冬の旅」で公開されているのは、お寺の中心的な存在の「法堂」と「仏殿」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/49/34f6e0357e932636409c35148dd84ae0.jpg)
「入口どこかな?」と石畳を進み、まずは、「法堂」へ
重要文化財の「法堂」は、天井に狩野探幽35歳の時の作品「雲龍図」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/4d/88c4b10e7f8a1ad40a3a9fe9a835726c.jpg)
「鳴き龍」と言われ、ミモロも天井の下で手を叩きました。「う~ミモロの拍手じゃ鳴かなかった~」と残念そう。
屋根のある通路でつながれた重要文化財の「仏殿」に移動します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/6e/f14806860559c3c5bb7d2b3d7f45ceba.jpg)
「ここにも龍がいるんだって~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c9/1a5202364ded5ca4e13703e060a41475.jpg)
「仏殿」は、寛文5年(1665)に再建された「大徳寺」の本堂に当たる建物。そこには、4代将軍の徳川家綱が寄進した「釈迦如来像」が祀られています。
その天井には、再建前の仏殿から移築した狩野元信の「天人散華図」を見ることができます。
「法堂」「仏殿」は、撮影ができないので、あしからず…。
「仏殿」の南側に大きなイブキの木が…「昔からあるでしょうが、その樹齢はわかっていないんですよ」とガイドさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/28/092545522e1700660c90cb1d64ff90d8.jpg)
幹の太さから、かなりの歳月をここで過ごした木であることが伺えます。
「いろんな人に会ったんだろうね~」と想像するミモロ。
「仏殿」の南側には、朱色の「金毛閣」が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/44/f2083b6329c78ebcb3be9396b31c1f73.jpg)
千利休を切腹に追い込んだ、きっかけとなった門で、ここには、実物大と言われる千利休の像が祀られています。
「すごく大きくて、リアルな感じの像なんだよね~」と、実は以前、ミモロは、ここに登って像を拝んだことがあるのです。
「よかった~公開中に間に合って…」とミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/243e9767169d47c20067d9eb41600330.jpg)
「やった~!」とミモロが喜んでいるのは、「京の冬の旅」のスタンプラリーで、また3個スタンプを集めたから…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/09/81f55264a0290e6f333db011864c106b.jpg)
「また、お菓子とお茶頂くんだ~今度は、どこに行こうかな?」と。
さていよいよ3月18日に最終日となる「京の冬の旅」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b8/5b380dfe7d392a14cbad6c29c04fe9c1.jpg)
今週末は、温かい天気が期待され、絶好の町歩き日和です。
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ミモロオリジナルグッズをぜひ~ご覧ください~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5c/48b585e096d198948415c70203026255.jpg)
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ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
ミモロが訪れたのは、「大徳寺」の塔頭「龍源院」です。
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ここは、方丈や開祖堂の天井画に龍が描かれ、また枯山水庭園など、見どころがいっぱい。
「このお庭は、相阿弥作って伝えられてるんだって~」と、対峙する景色は、「竜吟庭」という苔で覆われた庭園です。
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室町時代の枯山水庭園で、中央の高い石は、須弥山を表し、苔は、大海を表現。今は冬で、苔は茶色になっていますが、初夏に緑色に蘇った時は、そこに青々した海が蘇るのだそう。
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「いろいろな方向から眺めるとお庭の表情変わるんだって~」とミモロ。確かにそうかも…
「方丈」の北側の部屋は、住職などのプライベートスペースに使われるそう。
そのひとつに、不思議なキツネの姿を描いた屛風が置かれた部屋があります。
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人々を助けるために、修行僧の姿をしたキツネの伝説に基づき、明治時代に日本画の鈴木松年という方が描き、大阪の商家に置かれていたもの。なんでもその家には、不幸が続き、どうしたものかと思った主人が、僧侶に相談したところ、「家に何かキツネの屏風はありませんか?」と言われ、「それならば…」と思い出したのが、この屏風。なんでもここに描かれたキツネは、もっと修行が積みたいという願いを持っていたとか…そこで商家の主人は、屏風を京都のどこかに納めようと考え、いろいろなところを訪ねたところ、ここ「龍源院」で、屏風が動かなくなったそう。そこでここに納めることに…。
「キツネさん、落ち着いて修行ができるようになってよかったね~」と思うミモロ。
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安住の地に巡り合え、修行を積むキツネ。ここに屏風を納めたことで、商家の問題は無事に解決。家業も栄えたそう。
「あれ~なんか小さなお部屋だね~」
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その隣の部屋は、2畳ほどの広さ。ご住職などが、落ち着いた時間を過ごしたり、修行をしたりするお部屋だそう。
「狭くて、あんまり明るくないスペースって落ち着くのかも…」
「龍源院」には、大きな雄大な庭園以外に、建物の間に小さな枯山水庭園があります。
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「東滴壺」という小さいけれど、広がりを感じさせる格調高い石庭です。
「あ、井戸もあるね~」
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このお寺が創建した時からある井戸だそう。
「さあ、他の場所にも行かなくちゃ~」
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「大徳寺」で「京の冬の旅」で公開されているのは、お寺の中心的な存在の「法堂」と「仏殿」です。
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「入口どこかな?」と石畳を進み、まずは、「法堂」へ
重要文化財の「法堂」は、天井に狩野探幽35歳の時の作品「雲龍図」があります。
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「鳴き龍」と言われ、ミモロも天井の下で手を叩きました。「う~ミモロの拍手じゃ鳴かなかった~」と残念そう。
屋根のある通路でつながれた重要文化財の「仏殿」に移動します。
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「ここにも龍がいるんだって~」
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「仏殿」は、寛文5年(1665)に再建された「大徳寺」の本堂に当たる建物。そこには、4代将軍の徳川家綱が寄進した「釈迦如来像」が祀られています。
その天井には、再建前の仏殿から移築した狩野元信の「天人散華図」を見ることができます。
「法堂」「仏殿」は、撮影ができないので、あしからず…。
「仏殿」の南側に大きなイブキの木が…「昔からあるでしょうが、その樹齢はわかっていないんですよ」とガイドさん。
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幹の太さから、かなりの歳月をここで過ごした木であることが伺えます。
「いろんな人に会ったんだろうね~」と想像するミモロ。
「仏殿」の南側には、朱色の「金毛閣」が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/44/f2083b6329c78ebcb3be9396b31c1f73.jpg)
千利休を切腹に追い込んだ、きっかけとなった門で、ここには、実物大と言われる千利休の像が祀られています。
「すごく大きくて、リアルな感じの像なんだよね~」と、実は以前、ミモロは、ここに登って像を拝んだことがあるのです。
「よかった~公開中に間に合って…」とミモロ。
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「やった~!」とミモロが喜んでいるのは、「京の冬の旅」のスタンプラリーで、また3個スタンプを集めたから…
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「また、お菓子とお茶頂くんだ~今度は、どこに行こうかな?」と。
さていよいよ3月18日に最終日となる「京の冬の旅」。
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今週末は、温かい天気が期待され、絶好の町歩き日和です。
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