ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

5年に1度 披露される京の伝承の技と匠の味。料理、嗜好品、菓子などが一堂に。「京名物 百味展」。

2024-10-25 | イベント
「キャ~可愛らしいクマちゃんどすなぁ~ええべべ着て~」と舞妓さんに言われたミモロ。

「あの~ネコですけど…」「いや~かんにんどすえ~」「いいえ、全然気にしてませんから…」と、きれいな舞妓さんに抱っこされて感激したのか、いつも違う対応。すぐ態度変えるんだから…

ここは、祇園花見小路にある「祇園甲部歌舞練場」です。10月22日と23日に、ここを会場に、5年ぶりに、京都の味の老舗が集う「百味会」の75周年記念「京名物 百味展」が開催されました。


ミモロは、お友達に誘われて会場へ。「美味しいものがたくさんあるし、お茶もいただけるんだって~」と、会場に合わせて自慢の着物で出かけました。


23日の最終日。午後2時近くになっていたので、「まずは、お茶席行かないと終わっちゃうんだって…」と。展示を拝見する前に。
 
用意されたのは、「えくぼ」という銘のお菓子と深い味わいのお抹茶です。

「ミモロちゃん、ゆっくりいただいていいのよ」と、ここに誘って下ったお友達の創業300年の材木商「千本銘木商会」の中川さんと久しぶりにお目にかかった「妙心寺 退蔵院」の松山さん。お二人とも、昔からのミモロのお友達です。

「百味会」は、京都の老舗が集う会。味の町、京都に店を構えていても、それなりの歴史がないと会員にはなれないのです。
時代を越えて技と味を伝承し続ける方々は、それぞれのお付き合いも深く、子供の頃から知っている間柄。「昔、おじいさんに可愛がってもらった…」とか、「赤ちゃんだった息子さんが、大学生?大きくなったんですね~」と、ここに集った方々の話題は、お仕事以外にも尽きません。「これが、京都なんだよね~とても外部の人が簡単に入れない関係ができてる…ネコでよかった~」とミモロ。ネコなので、可愛がっていただいてます。

会場に展示された会員のリスト



そうそうたる名前が並んでいます。

菓子の部では、秋を感じさせる菓子などもいろいろ…
  
また、老舗の歴史を物語る展示も…

「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と声を掛けてくださったのは、「聖護院八ッ橋総本店」の鈴鹿さん。
 
貴重な道具を展示。「へぇ~こうやって八ッ橋って作られたんだ~」と興味津々のミモロです。

嗜好品の部には、酢や醤油などの調味料をはじめ、漬物、日本酒などの老舗がそれぞれの展示を…
 
日本酒の「山本本家」の山本さん。「お久しぶりです。以前、酒造り体験に参加させていただきました。楽しかったです!」と、田植えから稲刈り、酒の仕込みなどを1年を通じに体験させていただいたミモロです。今は、残念ながら、酒造り体験はなさっていないそう。

料理の部では、ここにももちろん老舗がずらり…秋の味がそこに・・・。
 
「美味しそう…」と今にも涎が…。「お腹空いちゃった~」と、あまりに美味しそうなものばかり見たミモロは展示だけでは我慢できなくなったよう。

そこでお食事が頂ける場所へ移動します。
「う!このお弁当スゴイ!」とミモロがビックリしたのは…老舗が集まって、ひとつのお弁当を作る、ここだけでしかないお弁当。

でも、さすがにそこまでは食べられず…「お寿司にする~」と「いづう」の鯖寿司といなりずしの詰め合わせに。

「鯖寿司もいいけど、このいなり寿司美味しいね~」とペロリ。「今度、いなり寿司買いに行こう…」と。

たくさんの京都の老舗の味を見物した「百味展」。当日券もあり、入場料は1200円。一般の人でも入場可能です。
また、ぜひ5年後に…


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