ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[第1回ご当地おむす美大賞」で大賞を受賞したのは、8歳の料理好きの男の子。プレゼンターは、文楽のスターのお染さん

2024-02-29 | イベント
大阪で開催された「第1回ご当地おむす美大賞」。その選考会に招待客として参加したミモロ。
選考結果が発表されるまでの時間、ステージに登場したのは、大阪の文化を代表する文楽の人形です。

文楽人形遣いの吉田玉助さんが、人形の動作などを教えて下さいました。

「お染さんって素敵~」と、その優美な動作、艶っぽい視線…すべてがミモロにとっては憧れの存在なのでした。

「ああいう風に動けたらいいなぁ~」と。う~ちょっとミモロとは違うと思う…それぞれの良さがあるんじゃないの?

ステージには、招待客のおひとりが上がり、お染久松の見せ場の一部を再現。

美しいお染さんに慕われる役で、ドキドキしていらっしゃる様子が伝わってきます。
「だって、あんな風に迫られたら、誰でもドキドキしちゃうよね~」と思うミモロです。

ステージは、いよいよ大賞の発表へ。
受賞したのは、「北海道・東北ブロック 福島県」の永岡皐(ながおかこう)さんの「ふくしまリンゴおむす美」です。
本選進出6作品の中で、最年少8歳の永岡さん。

地元のリンゴと皮を刻み、醤油、酢、だしの素などに漬け込み、鰹節やゴマと共に握ったもの。

皐さん自身が大好きなリンゴを使った作品で、ほんのりとした甘さが感じられる斬新なおむすびです。

凖大賞は、「関東ブロック 千葉県」の佐藤安さんの「九十九里 海と里の恵み」で、地元の産品のピーナッツと九十九里で豊富に獲れるいわしを使い、みそ味のバターでこんがりと焼き上げた香ばしいおむすびです。

大賞を受賞した皐さんを笑顔で祝福なさる佐藤さん。


本選に進出した他の4作品にも、それぞれ特別賞が授与されました。

記念の盾とカップのプレゼンターを務めたのは、お染さん。
「すごく大阪らしいプレゼンターだね~」とミモロ。

大賞の受賞者には、表彰状、大賞杯、そして賞金50万円が授与されました。

賞金には、あまり実感がなさそうな皐さんでした。

この「ご当地おむす美大賞」通称オーワングランプリ。「おむすびのオからのネーミング…わかりやすい!」とミモロ。
主催の一般財団法人農林水産協会が、公益財団法人公益推進協会の助成を受け、日本の食を支える「米」を基本に、地域の食材と食文化を活かした美味しいおむすびを公募するコンクール。


「このコンクールを通じ、おむすびの魅力を再発見し、さらに自分でにぎることの楽しさも感じて欲しいですね。ご当地おむすびで、将来は、地域の活性化にも役立てれば…」と、公益財団法人公益推進協会の福島代表理事。

「ミモロもおむすび大好きです。山に自然観察に行くときは、よく持っていきます。ミモロが好きなのは、ネコだからかな…やっぱり鰹節が入ったの…でも、今度は、もっといろいろなものを入れたオリジナルのおむすび作ってみようかな?」と。

おむすび好きの方は、ぜひ、次回応募してみては?

記念撮影の準備が行われている間に、ミモロは、憧れの文楽のスターのお染さんのそばへ。

「京都でも、文楽の公演ありますよね~ぜひ、伺います~」と、ミモロ。
お染さんに抱っこしてもらって、夢見心地に…。

「第1回ご当地おむす美大賞」の選考委員、受賞者、そして関係者のみなさんの記念撮影で幕を下ろしました。


「お腹いっぱい~」久しぶりの大阪の町へ、腹ごなしの散策に出かけるミモロです。


*「ご当地おむす美大賞」の詳しい情報はホームページで
これからの発展が楽しみです。

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