12月14日、ミモロは、京都のJR円町駅にほど近い丸太町通り沿いにある「手編み糸、手芸ハマナカ」の本社を訪れました。
手芸好きなら、1度は手にしたことがある手編み糸。まさに昭和30年代からの手芸ブームを起こしたのが、「ハマナカ」です。
生誕100年を迎える創業者 濱中利基男さんは、多くの人が気軽に楽しめ、生活を豊かにする手芸製品開発をめざします。その熱い思いは、美しいものを、生活を豊かに彩るものを求める日本中の女性たちの心を捉えてゆきました。そして、全国に「ハマナカ手芸」を扱う店舗が、次々に生まれ、手芸ブームは広がってゆきます。「ハマナカ」が手掛ける上質なウールの毛糸、コットンの編み糸などをはじめ、さまざまな用途で楽しめるものの数は膨大です。
「ミモロのママも、子供の頃にアンダリヤっていう化繊の糸をザルの目にさして、小物入れ作ったんだって~」とミモロ。どこの家にも、カラフルな小物入れがテレビや食卓のテーブルの傍らにあったものです。懐かしい~
さて、全国に知られる「ハマナカ」の本社は、ここ京都にあるのです。
数年前にも訪れたことがあるミモロですが、今回も久しぶりに楽しいイベントがあるというので出かけました。
「こんにちは~」と本社の玄関に到着したミモロ。
「あれ?誰かが見つめてる~」受付デスクの上から視線を感じます。
「いらっしゃいませ~ミモロちゃん、また会いに来てくれたんだ」と並んで迎えてくれたのは、「ハマナカ」のマスコットのネコのマナちゃんとユウくんです。先日の「ミモロ展」で再会し、このフェスに行くことを約束したのでした。
「ミモロちゃん、ようこそ~」と迎えてくださったのは、いつも優しい笑顔の濱中知子さん。3代目の社長です。
「ゆっくり楽しんでいってね~」と、ミモロを会場へと案内してくださいました。
ミモロが今回楽しみにするイベントは、「あみだおれフェス」。
編み物好きの人が訪れて、自分が編みたいものを持参し、午前中から夕方まで、存分にひたすら編み続けるという編み物ファンにとって至福の時間がそこに…。2016年から始まったイベントで、京都をはじめ、東京や札幌など全国に会場を設け行われています。
「おうちで編むだけじゃ足りないの?」とミモロ。そう、編み物好きは、編み物に集中する時間が大切…でも、実際、暮らしの中で、なかなか集中できる時間がとれないという人も多いのだそう。そこで、存分に編み物ができる会場と時間を提供することを企画したところ、とても人気に…。開催会場によって、多少利用の条件が異なりますが、ともかく編み物に集中できることに変わりありません。
この日も本社会場には、80人を超える人が訪れていました。「満席だ~」と驚くミモロ。
「自分の好きなものを作っていただけるんですよ」と濱中さん。このフェスの特徴は、自分が編みたいものを編めること。「ハマナカ」の製品を使ったものでなくてもOK。長い間、編みかけのまま放置されたセーターなどを持参する方や、40年ぶりに編み棒を握るという人など、編み物の初心者も大勢。ここでは、訪れた人同士が、編み物を教え合ったり、交流することも楽しみに。受付で、それぞれの編み物のレベルを示すシールをもらい、初心者からベテランまで、知らない人同士が一緒に、編み物に没頭します。
本社での「あみだおれフェス」は、参加料は無料。開催時間の10時~17時までの出入りは自由。編み物集中できる環境が整っています。尚、「ハマナカ」の社員は、編み物に関わることはないそう。つまり全部参加者のみで教えたり、教わったり…。
「ミモロちゃんは、どのレベルですか?」「う~ん、一応やったことあるけど…」という言葉で、「あ」というとにかく編み物をしたい!というシールを貼ることに…。「どうしよう~ホントは、編み物、あんまりやってないけど…初心者シールがよかったかも」と。まぁ、そこは気にせず…。
手ぶらで参加した人は、会場で、手芸のキットの購入可能。
「このバッグ可愛い~」
「わ~ネコの形の毛糸のバッグ…いいなぁ~このサイズからミモロも入れる…」と、太目の毛糸を使うので、初心者でも、比較的短時間で完成できそう。
最近、特に人気なのが編みぐるみ。いろいろなクマ、ネコ、犬をはじめ動物がカギ編みで作られます。
来年の干支の「ヘビ」も編みぐるみだと愛らしく。
「編みぐるみもって、京都旅をしてる人よく見るよね~」とミモロ。小さな編みぐるみは、毛糸の感触がソフトで温か…握ると心が鎮まるという人も多く、旅のお供に人気のよう…。
「コロナで家にいる時間が多くなったころから、いっそう編み物をする人が増えています。編み物って、心を落ち着かせる効果があり、脳波でも測定されているんですよ」と濱中さん。
「確かに、編み物に集中してるとき、「無」の境地になってるかも…」とミモロ。
最近は、男性の編み物ファンも多く、オリンピックの飛び込み選手も注目されました。
今、若い世代に編み物ファンが増えているそう。ますますこのイベントへの人気は高まりそう。
年内には、札幌での開催も…詳しくは、「ハマナカ」のホームページからどうぞ~
「ミモロちゃん、こんにちは~いっしょに手芸しようよ~」と、声を掛けてくれたのは、濱中さんのお嬢さんとお友達。
「うん、いいよ~」と、ミモロ。さて、なにを作るのかな?
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[ミモロの京都暮らしカレンダー2025」可愛いミモロをおそばに…
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
手芸好きなら、1度は手にしたことがある手編み糸。まさに昭和30年代からの手芸ブームを起こしたのが、「ハマナカ」です。
生誕100年を迎える創業者 濱中利基男さんは、多くの人が気軽に楽しめ、生活を豊かにする手芸製品開発をめざします。その熱い思いは、美しいものを、生活を豊かに彩るものを求める日本中の女性たちの心を捉えてゆきました。そして、全国に「ハマナカ手芸」を扱う店舗が、次々に生まれ、手芸ブームは広がってゆきます。「ハマナカ」が手掛ける上質なウールの毛糸、コットンの編み糸などをはじめ、さまざまな用途で楽しめるものの数は膨大です。
「ミモロのママも、子供の頃にアンダリヤっていう化繊の糸をザルの目にさして、小物入れ作ったんだって~」とミモロ。どこの家にも、カラフルな小物入れがテレビや食卓のテーブルの傍らにあったものです。懐かしい~
さて、全国に知られる「ハマナカ」の本社は、ここ京都にあるのです。
数年前にも訪れたことがあるミモロですが、今回も久しぶりに楽しいイベントがあるというので出かけました。
「こんにちは~」と本社の玄関に到着したミモロ。
「あれ?誰かが見つめてる~」受付デスクの上から視線を感じます。
「いらっしゃいませ~ミモロちゃん、また会いに来てくれたんだ」と並んで迎えてくれたのは、「ハマナカ」のマスコットのネコのマナちゃんとユウくんです。先日の「ミモロ展」で再会し、このフェスに行くことを約束したのでした。
「ミモロちゃん、ようこそ~」と迎えてくださったのは、いつも優しい笑顔の濱中知子さん。3代目の社長です。
「ゆっくり楽しんでいってね~」と、ミモロを会場へと案内してくださいました。
ミモロが今回楽しみにするイベントは、「あみだおれフェス」。
編み物好きの人が訪れて、自分が編みたいものを持参し、午前中から夕方まで、存分にひたすら編み続けるという編み物ファンにとって至福の時間がそこに…。2016年から始まったイベントで、京都をはじめ、東京や札幌など全国に会場を設け行われています。
「おうちで編むだけじゃ足りないの?」とミモロ。そう、編み物好きは、編み物に集中する時間が大切…でも、実際、暮らしの中で、なかなか集中できる時間がとれないという人も多いのだそう。そこで、存分に編み物ができる会場と時間を提供することを企画したところ、とても人気に…。開催会場によって、多少利用の条件が異なりますが、ともかく編み物に集中できることに変わりありません。
この日も本社会場には、80人を超える人が訪れていました。「満席だ~」と驚くミモロ。
「自分の好きなものを作っていただけるんですよ」と濱中さん。このフェスの特徴は、自分が編みたいものを編めること。「ハマナカ」の製品を使ったものでなくてもOK。長い間、編みかけのまま放置されたセーターなどを持参する方や、40年ぶりに編み棒を握るという人など、編み物の初心者も大勢。ここでは、訪れた人同士が、編み物を教え合ったり、交流することも楽しみに。受付で、それぞれの編み物のレベルを示すシールをもらい、初心者からベテランまで、知らない人同士が一緒に、編み物に没頭します。
本社での「あみだおれフェス」は、参加料は無料。開催時間の10時~17時までの出入りは自由。編み物集中できる環境が整っています。尚、「ハマナカ」の社員は、編み物に関わることはないそう。つまり全部参加者のみで教えたり、教わったり…。
「ミモロちゃんは、どのレベルですか?」「う~ん、一応やったことあるけど…」という言葉で、「あ」というとにかく編み物をしたい!というシールを貼ることに…。「どうしよう~ホントは、編み物、あんまりやってないけど…初心者シールがよかったかも」と。まぁ、そこは気にせず…。
手ぶらで参加した人は、会場で、手芸のキットの購入可能。
「このバッグ可愛い~」
「わ~ネコの形の毛糸のバッグ…いいなぁ~このサイズからミモロも入れる…」と、太目の毛糸を使うので、初心者でも、比較的短時間で完成できそう。
最近、特に人気なのが編みぐるみ。いろいろなクマ、ネコ、犬をはじめ動物がカギ編みで作られます。
来年の干支の「ヘビ」も編みぐるみだと愛らしく。
「編みぐるみもって、京都旅をしてる人よく見るよね~」とミモロ。小さな編みぐるみは、毛糸の感触がソフトで温か…握ると心が鎮まるという人も多く、旅のお供に人気のよう…。
「コロナで家にいる時間が多くなったころから、いっそう編み物をする人が増えています。編み物って、心を落ち着かせる効果があり、脳波でも測定されているんですよ」と濱中さん。
「確かに、編み物に集中してるとき、「無」の境地になってるかも…」とミモロ。
最近は、男性の編み物ファンも多く、オリンピックの飛び込み選手も注目されました。
今、若い世代に編み物ファンが増えているそう。ますますこのイベントへの人気は高まりそう。
年内には、札幌での開催も…詳しくは、「ハマナカ」のホームページからどうぞ~
「ミモロちゃん、こんにちは~いっしょに手芸しようよ~」と、声を掛けてくれたのは、濱中さんのお嬢さんとお友達。
「うん、いいよ~」と、ミモロ。さて、なにを作るのかな?
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