京都に暮らし始めてから、必ず節分になると訪れているのが、「平安神宮」の北側に位置する「須賀神社」です。
「こんにちは~今年もよろしくお願いします」とご挨拶するのは、懸想文売り。昔、文字が書けない人に代り、恋文などを代筆したお公家さん。そのアルバイトで、素性がわからぬように、布で口を隠しています。「コロナ感染予防対策じゃないよ!あしからず…」と余計な説明をするミモロです。
「須賀神社」は、縁結び、交通安全の御利益で多くの崇敬を集める神社です。
節分の時期だけ、登場する懸想文売り。
その手に持つお札は、鏡台や箪笥に目立たぬように隠しておくと、容姿がいっそう良くなって、着物も増え、良縁に恵まれたり、商売繫盛などの願いが叶うと言われています。
「今は、クロゼットに入れとけばいいのか?」と…。このお札の御利益か、ミモロの衣装は増えるいっぽう…。お願いもう買わないで…。
「え~そんなら、別のものにしよう~」と。
ミモロは、お守りを授与する場所を見て回ります。
「あ、これ初めて見た~」と目にしたのは、懸想文売りさんの姿のストラップです。
あまりに小さくて、見えないかもしれませんが、なんとも愛らしい姿です。
さっそくそれを求めます。「リュックにつけよう…」と、そう、ちょうどミモロのリュックにピッタリの大きさ。
本殿への参拝を済ませ、ミモロは、神社を後にします。
「また、来年ね~」と懸想文売りさんと手を振ってお別れしました。
「ちょっとお腹空いちゃった~」と、次にミモロが向かったのは、同じ通り沿いにある「本家西尾八つ橋」です。
節分やお正月など、ここの駐車場では、お餅つきが行われ、訪れる人に善哉やきなこ餅の接待が…。それを知っているミモロ・・
「お餅つきやってる~よかった~」と。
コロナで中止されたこともあったお餅つき。ミモロのように楽しめにしている人にとっては、今年は嬉しいこと。
つきたてのお餅…
それをきなこ餅か善哉に…
「あの~きなこ餅ください~」とお願いして、お茶も頂きながらひと休み。
「よくここでミモロのこと知ってる人に会うんだけどなぁ~」とキョロキョロしますが、今回はどなたともお目にかかれませんでした。残念…口の周りをきなこにしながら、目を細めて頂きました。「やっぱり撞きたてのお餅って美味しいね~」と。
さて、落ち着いたミモロは、隣りのお店へ…
「本家西尾八つ橋」の創業は、1689年という江戸の元禄時代。当時、米粉を使った白餅など、東海道の旅人の携帯食を商っていたそう。それを現在の橋の形の焼き菓子にしたのが、このお店だそう。京都の銘菓の八つ橋の誕生です。
八ッ橋は、中央部分が膨れたアーチ構造。それは、平面よりも割れにくい構造なのです。なるほど力学上の工夫があったとは知りませんでした。この形で、携帯しても割れにくいのです。「え~知らなかった~」と、今まで知らずに食べている人がミモロのようにいるのでは?
さて、そんな京都を代表する銘菓の八つ橋にも、近年、さまざまな変化が…。
それは、硬い焼いた八ッ橋より、ソフトな食感の「生八つ橋」の人気が急増。今やそのバラエティーも豊富に…。
でも、この節分の時期だけの味を求めたいもの。それが、懸想餅ややき餅など…。
「あ、試食もある~」と、さっそくひとつ頂くことに…
「どうぞごゆっくり~」とお店の方にお茶まで頂きました。「あ、それ焼き餅…」ともうひとつ頂きました。
ミモロは、この時期限定の「チョコミント風味生八つ橋」を求めて、お店を後にしました。
*「本家西尾八つ橋」の詳しい情報はホームページで
「もうすぐ、聖護院門跡で、豆まき始まるね~」と、同じ通りを東へと向かいます。
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