ミモロのクリスマスイブ。師走の京都…今年は中止の「矢田寺」のカボチャ供養。年末のご挨拶に「京都鰹節株式会社」へ

「メリークリスマス…」クリスマスイブに、ミモロはお友達といっしょにクリスマスディナーを楽しみます。

毎年、クリスマスには必ず食べるのが、京都東山の「肉の荒井亭」の鶏もも肉のから揚げ（350円）です。

骨付きのもも肉をそのまま揚げるもので、この時期だけの品。いつも予約して受け取りに行くのです。「これ食べないとクリスマス気分にならないんだよね～」という京都暮らしを始めてからのミモロの定番なのでした。「本当に美味しいよね～カリカリの衣に甘い蜜が掛かっていて、その調和がたまりません。

＊「肉の荒井亭」京都市東山区三条通白川橋東入る中之島町185　☎075－771-3797　10：00～19：30頃　水曜休み

今年は、出張料理人の三田（さんだ）さんが、わざわざ届けてくださった料理も…。
「え？サンタさんが持ってきてくれたの？」とクマのお友達。「違うよ～サンダさんだよ、でも、サンタさんみたいだね～」とミモロ。

ごちそうを前に、まずはクリスマスソングを歌ってから…「真っ赤なお鼻のトナカイさんは…」と声を揃えて歌います。

「ところでミモロちゃん、三輪恵比須神社に置いてきぼりにされて、誰かに連れていかれなくて本当によかったね～もしそうなったら、今夜はみんなで一緒にいられなかったもの…」とクマのメディーちゃん。「う～それを言わないで～思い出したくないから…」と1時間以上、撮影現場に放置され、宮司さんに保護されたミモロは、それを思い出すと今も涙がにじみます。「あ、ごめんね～つらい思い出だよね～」「クスン…でも、大丈夫…神様が守ってくれたから…」と、「捨て猫みたいだったんだ～」ともうひとりのお友達のクマのリンク君。「失礼ね！絶対、ママ、戻ってくるって信じてたもの…捨て猫じゃないよ！」と、悲しみはリンク君の言葉で怒りに代わります。「まぁまぁ、ともかくよかったね～神様に感謝しながらご馳走いただこうよ」と、大人の対応のメディーちゃん。
気持ちを切り替えて、もう1曲クリスマスソングを歌って、みんなでご馳走をいただいたクリスマスイブです。

さて、24日の昼間、ミモロは、「京都文化博物館」のそばにある「京都鰹節株式会社」の毎月24日に店頭販売へ。

この日は、営業所の前で、削りたての鰹節が購入できます。「お雑煮にたっぷり掛けるんだ～」と、大好物の鰹節を前に喉を鳴らすミモロでした。

「あ、ミモロちゃん、今年はブログで紹介してくれてありがとうございました」と社長の志村さん。
なんと壁に、ミモロのブログの記事のコピーを展示。社員の方々が作ってくださったのだそう。

「わ～ありがとうございます～うれしいねぁ～」と感激するミモロ。
「これ、お礼に…」と、人気のお出し「京の出会い」の写真パネルをプレゼントしました。

「わ～すごくかわいい～」と喜んでくださった、会長さんと社長さん。

「やっぱりネコと鰹節は相性抜群ですね～」と。会社に飾ってくださるそう。
来年は、工場見学も予定されています。「来年もよろしくお願いします。」と年末のご挨拶をして、大晦日の年越しそばの具材なども購入したミモロです。


＊「京都鰹節株式会社」の詳しい情報はホームページで

ところで、毎年この時期に訪れていた三条のアーケードにある「矢田寺」の「カボチャ供養」。
　
「わ～今年は中止だって～」コロナの影響で…。


いつもなら大勢の参拝者で賑わう境内には、誰の姿もありません。

「お詣りしよう…」と、ミモロはひとしご本尊の地蔵菩薩さまに無病息災を祈ります。


ご住職ご夫妻の手作りのぬいぐるみの地蔵守り。「いろいろな表情があってかわいいね～」

そばには地獄の様子を描いた絵馬が…「しっかり暮らさないとね～」と人々に伝える絵馬です。


あっという間に訪れた今年の師走…「ホント、なんか実感ないんだよね～」と今もあと1週間でお正月になるのが信じられないミモロなのでした。

コロナのオミクロン株の京都での発生で、年末年始はいっそう自粛が望まれている今年。毎年恒例の行事や祭事の中止や縮小などは避けられません。来年こそ、みんながもっと平和に暮らせますように…そう願うばかりです。


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