「わ~キレイな青空…秋だね~」とミモロが感激した景色は、京都の中心部「京都仙洞御所」でのこと。
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「京都御苑」の東側に位置する「京都仙洞御所」は、皇位を退かれた天皇の御所。寛永7年(1630)に後水尾上皇の御所として造営されました。そのそばには、同時期に、徳川家から嫁ぎ皇后となった東福門院(和子)さまの女院御所も建てられたのです。
「ここのお庭、素敵なんだ~」と、四季折々、時間を見つけては見学に出かけるミモロです。この日も午後2時過ぎに前を通りかかったミモロ「あの~参観できますか?」と「京都仙洞御所」の入口にある受付用の仮設テントにいくと…
「はい、まだ大丈夫です。15:30からなら参観できますよ」と言われ、申し込むことに。
当日の参観申し込みは、通常11時。この日は、午後まで枠が埋まっていなかったよう。
でも、集合時間に行くと、
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「もう、いっぱいになってる~よかった~申し込めて…」と。
当日申し込みの枠は、多くはありませんが、タイミングが良ければ、参観可能に。申し込んでから、他のところに出かけたり、ランチをして戻ってくるのが、ミモロスタイル。
参観は、参加者が全員そろって、ガイドさんの後に続き、参観コースを巡ります。
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見学できるコースがあるのは、「仙洞御所」と英照皇太后(明治天皇の皇后)のお住まいだった「大宮御所」を併せた約10万㎡の広大な敷地内です。
見学には、1時間ほどかかります。
「さぁ、出発しましょう。みなさん、遅れないように…最後尾には、警備の方がいますから、その指示に従ってください~」と。
「は~い」
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すごく詳しい案内を聞きながら、みんなでコースを巡ります。
「京都仙洞御所」は、何度も火災に遭い、創建当時の建物は焼失しています。
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大正期に内部を洋風に改装した「大宮御所」。「京都迎賓館」ができるまで、京都にいらした皇族の方々が滞在なさっていました。
「あれ?なんか木が細くなってる~」とミモロ。以前あった紅梅が枯れて、新たな苗が植わっています。
「京都仙洞御所」参観は、お庭の美しさを見るのがポイント。
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回遊式庭園の変化に富んだ景色を、ゆっくり見てゆきます。春は桜、初夏は藤、秋は紅葉が訪れる人を魅了する場所。
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「あんまりゆっくりしていると、遅れちゃう…」と、すぐ後ろに警備の方の姿を見て、慌てて前に進むミモロです。
「あ、彼岸花だ~」
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つい足を止めたくなる景色に出会うミモロです。
庭園の南に位置する茶亭の「酔花亭」は、書院をもつ建物。
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池を一望する場所にあります。
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州浜が続く、まるで海岸にいる心地にさせる景色…岸には、桜並木が続き、春の艶やかさには、感激したものです。
でも…
「あれ?桜の木が、少なくなってる~それに、州浜の石が黒っぽい…前はもっと白かったのに~」と、10年ほど前に初めて訪れて感激して以来、ここに来るのを楽しみにしていたミモロ。久しぶりに訪れたら、なんか景色が変わっています。
なんでもここ何年かで、桜が枯れてしまったそう。新たな苗を植えるかは、未定と。つまり、以前の桜並木はなくなってしまったのです。「う~残念…でも、初めて来る人は、こういうもんだって思うから、それなりに感激するね~」とあくまで冷静なミモロ。
広大な庭園の維持は、それは大変。専任の職員の方は2名ほどで、管理は、毎年、入札で請け負う業者を決めるそう。
参観料金は無料。「ここを維持する費用って、宮内庁が払うのかな?」とミモロ。「こういうところに税金使って欲しいかも…」と、税金を払ってないネコのミモロでした。
約1時間かけて廻った参観コースの最後は、明治17年(1884)に近衞家から献上された茶室「又新亭」です。
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現在、修繕中でした。
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「やっぱり仙洞御所の自然っていいよね~」というミモロ。
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「秋の紅葉になったら、また来たいなぁ~」
そのころは、当日申し込みもすぐに満員になってしまうかも…
「そう、外国人観光客すごく増えたね~バスとか混んできたし~」と、コロナが落ち着き、ドッと外国人観光客が訪れはじめた京都です。
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のんびり観光ができるのも、あとわずかかも…。静かな京都とも、いよいよお別れですね。
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*「京都仙洞御所」の参観の詳しい情報はホームページからどうぞ
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