伝統工芸の技に魅了されているミモロ。この日は、トルコの遊牧民の手織物キリムのコレクションを見に行きました。
9月13日~20日まで、京都中京の三条通と小川通の交差点のそば「ギャラリーミラクル」で開催されている「遊牧民の手織物~草木染の貴重なアンティークキリムと絨毯のコレクション~」です。
「ここに来るの久しぶり…」とミモロ。さまざまな企画展が開催される人気ギャラリーです。
「わ~いっぱい絨毯が並んでる~」
トルコの遊牧民の伝統の技…リキム。敷物や収納袋など、さまざまな生活用具として利用されるだけでなく、自然の恵みなどのデザインを織り込むことで、幸せな暮らしを願う装飾品でもあるのです。
「すごく優しい色使い…」草木染の自然な色合いが心和ませてくれます。
このキリムを日本に紹介しているのは、トルコ出身のムスタファ アディヤマンさん。
十数年前に、日本に遊びに来て、すっかり日本が気に入って、トルコと日本を結ぶ仕事をしたい…という思いから、キリムの紹介と販売を始めたそう。
「日本は、伝統工芸を大切にする国。トルコの伝統の技にも通じます。私が誇りにするトルコの伝統の技が、将来も継続できるように、職人たちを支援すると共に、日本とトルコの繋がりもいっそう深められたらと思います」と。
そんなムスタファさんの思いは、今年、なんと「祇園祭」に…。
山鉾巡行を復活させた「鷹山」の懸装品として、トルコの織物が使われることに。
多くの織物が、昔、シルクロードを経て、日本に…。「祇園祭」の懸装品の中には、今は、失われてしまった貴重な織物などが残っています。
ギャラリーには、13~17世紀に作られた絨毯をリメイクしたアンティークキリムなども多数。
「え~これがアンティークのキリムなの?すごく素敵なデザインだね~」とミモロ。
また、新らたなデザインのモダンなキリムもいろいろあり、心惹かれます。
「こういうの、おうちにあったら、すごく素敵かも…」サイズもさまざま…
小さなサイズは、テーブルに…「なんか空飛ぶ絨毯みたい~ビューン」
織物の他に、刺繍を施したクッションなども…「すごくゴージャスな雰囲気…」とすっかり気に入った様子。
ギャラリーの一角には、天然石のアクセサリーも販売されています。
自然な姿を感じさせる、すべて一点もの…。価格もリーズナブルなのが魅力的。
「お守りにしたい…」というミモロです。
*「遊牧民の手織物」は、「ギャラリーミラクル」で9月20日まで。11:00~19:00の開催です。京都市中京区小川三条上がる西堂町510-1☎075-252-2389
詳しくは、ギャラリーのホームページで
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