初春の陽光が降り注ぐ中、ミモロは、兵庫県の宝塚市にある「大本山 中山寺」に参拝しました。
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阪急宝塚線で、大阪梅田から約30分の「中山観音駅」で下車。そこからお寺まで参拝者をもてなすお店が軒を連ねる参道を進みます。
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「あ、炭酸せんべいだって…なんか懐かしい~」とミモロ。え?いつ食べたの?
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サクサクとした食感の薄焼きの煎餅。「ゴーフルの皮みたいなのでしょ!」と。う~確かに少し似てるかも…。
昔から、温泉地などでよく見られた品。
また梅干などのお店も…
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「中山寺」には、梅林があり、今、梅の見ごろを迎えている…ということでやって来たミモロです。
さて、「大本山 中山寺」は、真言宗中山寺派の大本山で、聖徳太子が創建した最初の観音霊場だそう。
かつては、西国三十三所の観音巡礼の第一番札所で、後に花山法皇の巡礼の道順で、西国二十四番札所になったとか。
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ご本尊は、十一面観音菩薩立像で、仏法に深く帰依するインドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)が女性救済の悲願を込めてご自身の姿を写し刻まれたという観音像です。
女性を守る仏様ということで、昔から「子宝・安産守護」の御利益で知られ、多くの崇敬者が今も後を絶ちません。その中には、かつてここに祈願し、秀頼を授かった豊臣秀吉、明治天皇の生母も…。
「関西を中心に全国から、子供が授かりますように…安産でありますように~と参拝する人が多いのよ」と宝塚に住む友達。なんでも彼女の妹さんも、ここに参拝し、安産祈願の腹帯を頂き、無事に男の子を出産。それからも子供の成長の節目には、必ずご両親揃って参拝に訪れているそう。
「ここに参拝すると、少子化対策になるのかな?」とミモロ。子宝に恵まれるからね…
江戸時代に徳川家光により再建された山門の両側には、山門と同じ時期に大阪の仏師によって、製作された仁王像が訪れる人に睨みをきかせています。
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「わ~このお寺大きいね~」と、初めて訪れたミモロにとって、予想外の広さ。なんでも、昔は、比叡山や高野山と肩を並べる大きさを誇る寺院だってとか。
「本堂は、もっと先らしいよ~」と。
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本堂に続く道の両側には、塔頭寺院が並びます。塔頭には、生まれ年の干支の守り本尊が祀られています。
「ここは、未と申年の人の守り本尊の大日如来さまをお祀りしてるんだって~」と、「宝蔵院」で。
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「開運にご利益あるんだ~」と、そこで熱心に手を合わせます。
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授与品もそれぞれの塔頭で異なります。
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向かい側には、戌と亥年の守り本尊 阿弥陀如来さまをお祀りする「華蔵院」が。
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ここは、交通安全と共に水子供養などでも知られます。
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ミモロは、その境内に入ると、トコトコと奥へ…
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そこにあったのは、「動物供養塔」です。ここにあるって、わかったの?ネコの勘でしょうか?!
家族として愛され続けたペットを供養するもの。手を合わせるミモロです。
「あ、お花が流れてる~」
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供養塔の周りを流れる水に浮かぶ蓮の花…「なんか流しそうめんみたい~」と、なんでも食べ物に結び付けるミモロ。
「浮蓮華」といい、動物への供養のために流すのだそう。
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両側の塔頭を次々に参拝…
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「クンクン…なんか香ばしい匂いがする…」と鼻をピクピクさせたのは、ここの名物の伊賀屋の「かたやき」という焼きせんべいの屋台です。
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「美味しそう…」と興味津々。参道名物の「かたやき」です。
「これ昔からあるんですか?」とお店の方に尋ねます。
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「はい、私で、3.5代目です」と。「なに3.5代目って…」と首をかしげるミモロ。
「まぁ、4代目なんですけど、まだそこまで熟練していないと思うので…」となんとも謙虚なお答え。
そもそも「かたやき」は、伊賀忍者の携帯食で、伊賀地方の名物とか。日本一硬いせんべいと言われ、忍者は、刀の鍔や石に打ち付け割って、口に含んでふやかして食べたそう。「手裏剣みたいに投げるのかと思った~」とミモロ。
「どうぞ試食してください~」とかたやきを1かけ頂きます。
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「ギャ~硬い!噛めない…」と、なんでもボリボリ食べるミモロも降参する硬さ。さすが「かたやき」名の通り。でも、小さな欠片を口に含むうちに、ほんのりとした甘さが広がってきました。「これ、手裏剣みたいに投げたら、絶対当たったら痛いよ!」とまだ想像してる~~
「丸い部分を内側に向けて、2枚重ねて叩くと割れますよ~」とお店の人に言われ、やってみますが、ミモロの力ではビクともしません。でも「半焼という半分くらいの硬さのありますよ」とのことでした。
「硬くて歯が折れそうだけど、この味、好きかも…」と購入。6枚入りで500円。
「なんでここにかたやきあるのかな?」と、参道を「かたやき」の欠片を口に含みながら歩き、ふと思うミモロでした。
さぁ、本堂が見えてきました。
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*「大本山 中山寺」の詳しい情報はホームページで
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