ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[風まつり」が始まった「千本ゑんま堂(引接寺)」。七夕にちなみ梶の葉に託すお願い事。

2020-07-06 | 寺社仏閣

久しぶりにお日さまが注ぐ日曜日。ミモロは、自転車で「千本ゑんま堂」(引接寺)に向かいしました。
「今年も梶の葉にお願い事書くんだ~」と、この時期、毎年、参拝するミモロです。


ここ「千本ゑんま堂」は、高野山真言宗の寺院で、ご本尊は、大きな閻魔様をお祀りしています。
 
大きな閻魔さまがいらっしゃるのは、ここが、あの世とこの世の入り口と言われる場所だから…。
平安時代、この辺りは、「化野」「鳥辺野」と並び京の三代葬送地のひとつ「蓮台野」の入り口で、宮中に仕える小野篁が、夜、閻魔様のお手伝いをするために、あの世とこの世を行き来したとの伝説が…。その小野篁が開基したと伝えられるお寺です。

毎年、夏、七夕の時期には、「風まつり」という特別祈願会が7月1日から15日の夜に行われます。
ミモロは、毎年、訪れて、梶の葉にお願い事を書いてお納めしています。
そのやり方は、境内に茂る梶の葉の面に、願い事をサインペンで書いて、それを本堂の前の麻紐に下げて祈願するのです。
 
梶の葉は、1日ほどで乾いて、丸くなり、祈願したことはその中に包まれてしまいます。


「風まつり」では、その梶の葉祈願と共に、ライトアップされた本尊の閻魔王へのご祈祷が行われるのです。
期間中夜の18時半までに受付をし、19時からご祈祷が始まります。(参加費2000円)
今年は、昨年より少ない人数で行われ、本堂の内陣でのご祈祷はなく、本堂内でのご祈祷になります。
また、その後のお香の会も、開催されません。
「でも、赤くライトアップされる閻魔様のお姿は、特別の日しか拝めないの~。すごい迫力あるんだよ~」と、怖いけれど、閻魔様が大好きなミモロなのでした。

さて、この日、ミモロは、庵主様にご挨拶に伺いました。
お目にかかる前に、アルコール消毒をして、本堂に参拝してからご挨拶を…
「こんにちは~」
「まぁ、ミモロちゃん、ようこそ~」といつも笑顔で迎えてくださる庵主さま。
「ちょっと待っててね~」と言われ、ミモロは、本堂脇に座ります。

しばらくすると、ミモロのためにお茶と桃をおやつに持ってきてくださいました。

「どうしてましたか?」「あのね~コロナの影響で、いろんなことが中止になって、ちょっとつまんないの~」とミモロは、お話します。

「あら・・・マスク忘れちゃった~」と庵主様。
本堂にマスクを取りに行かれ、それと共に、お香をお持ちになりました。

「これをちょっと包んで、マスクと口の間に入れると、香りで落ち着きますよ~」と。ミモロにもお香の紙を作ってくださいました。
「あら、ミモロちゃんには、ちょっと大きかったわね~」「うん、でもいい香りがする~」とミモロ。

「これからも、コロナに気を付けてね~」「は~い!」


そして、境内を出る前に、地蔵尊を祀るお堂に行くと、「あれ?鑑定やってるんだ~知らなかった~」と。

ここでは、週4日間ほど、お悩み解決のために、鑑定士の本間さんが研究したさまざまな資料をもとに、アドバイスをしてくれます。
「ミモロもみていただこうかなぁ~」と、中へ。そこでまず地蔵尊や小野篁の像に参拝して、心を落ち着かせました。

「すごく天から守られてる運気ですね~。自分がやってみたいと思うことをドンドンやってください~」と。

じっくりとお話を聞いてくださるので、それだけで心にある悩みが解決されるよう…

7月16日は、「ゑんまさまの日」午前10:30~ 午後14:00~ 庵主さまの法話と法要が行われます。

「また、伺おう~」と思うミモロです。

*「千本ゑんま堂」の詳しい情報はホームページで


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