「久しぶりに参拝しま~す」とミモロが、1月29日に訪れたのは、京都の西に位置する「石清水八幡宮」です。
ここでは、節分に先立ち、厄払いの「鬼やらい神事」が行われます。
「石清水八幡宮」は、平安時代、貞観元年(859)に奈良の大安寺の僧、行教がお告げを受けて、大分の「宇佐神宮」を勧請。伊勢神宮と共に、朝廷に崇敬され、歴代の天皇が参詣。また武家の信仰も篤く、源氏の氏神として八幡信仰が全国に広まります。
ご祭神には、応神天皇、神功皇后、比め大神が祀らています。
ミモロは、神奈川から来たお友達といっしょに、京阪電車「石清水八幡宮駅」で下車。
そこから、参道ケーブルに乗って、八幡山上駅へと向かいます。
令和元年にデザインをリニューアルした京阪によって運営されているケーブルカー。
赤をベースにした「あかね」と黄色をベースにした「こがね」の2車両があり、太陽と月の光をコンセプトにデザインされたのだそう。
そもそもこのケーブルカーができたのは、大正15年。男山索道株式会社によって参拝の移動手段として設置されました。戦時中は、資材供出のため、廃止に追い込まれ、昭和30年に京阪電鉄が営業を再開。その後、大規模な施設などのリニューアルが行われ、いっそう快適なものに。
「出発~!」運転席のそばに立って、動くのを待つミモロ。
高低差は、82m。移動距離は、400m。山の下と上にある駅で同時刻に発車した車両が、途中でそれ違います。時速は、約8キロ。所要時間は、約3分。
あっという間に到着してしまいます。
「あ、景色見える~」というのも一瞬のことでした。
「ケーブルカーって、鞍馬山や近江の八幡山、生駒山、高野山、六甲山でも乗ったよね~」とミモロ。思ったより、結構乗ってる感じです。
八幡宮山駅から本殿へ向かい、山の道を進みます。
目的の「鬼やらい神事」が始まるのは13時。今は、まだ12時前…「ねぇ、今のうちにお昼食べようよ~」と、まずは腹ごしらえを。
そこで境内にある休憩所へ。
ここの2階は食事処になっていて、名物の「厄払いうどん」や「男山カレーうどん」などが味わえます。
お友達が注文したのは、大きなかき揚げがのったのは「厄払いうどん」。「ちょっとお汁飲ませて~」とミモロ。
「お汁美味しいね~」と。
ミモロは、「男山カレーうどん」を注文。
「あれ?普通のカレーうどんと違う…カレーがおうどんにかかってるみたい…」と。
カレーは、キノコやお肉が煮込まれ、だしの味もするもの。程よい歯ごたえのうどんも、とても美味しくて…。
「これ、すごく美味しい!」と、感激するミモロ。「また、食べに来たい!」というほど。いらしたら…ぜひ…。
お腹がいっぱいになって、落ち着いたミモロ。「これも名物なんだよ~」とお友達を走井餅の出店へ。
山の麓、神社の一の鳥居のそばにある「やわた走井餅老舗」の名物です。
そもそも江戸時代中期の明和年間に大津で創業し、明治43年に創業者の親族によって、やはり名水のあるこの地に開業。以来、この地の名物になりました。「大津で、走井のところ行ったことあるね~」と思い出すミモロ。「美味しいお水で作る御餅なんだ~」
さぁ、また神事が始まるまで時間があるので、境内を歩きましょう。
まずは、本殿に参拝。
ここの授与品である「八幡御神矢」。神前には、弓矢が御神宝として祀られています。
平成28年に国宝に指定された本社10棟。現在の社殿は、徳川三大将軍家光の造営です。
「鎌倉の鶴岡八幡宮は、ここを勧請したんでしょ!」と神奈川に住むお友達は、感激した面持ち。そう、源頼義が、ここを篤く信仰し、鎌倉由比ガ浜に祀り、頼朝が鎌倉の中心部へ移動させ、街づくりを行います。
社殿の後ろに並ぶ社のひとつ「若宮殿社」は、女性を守る神様。
女の子のミモロも真剣に祈ります。
「あ、鳩さんだ~」
人気の愛らしい鳩の土鈴です。
さぁ、そろそろ「鬼やらい神事」が始まる時刻が近づきました。本殿の周囲には、参拝者がいっぱい…
「見えるかな?」と小さなミモロは心配そう…
*「石清水八幡宮」の詳しい情報はホームページで
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