「こんにちは~」とミモロが挨拶するのは、仏光寺醒ヶ井の町家の「京空間mayuko」です。
この日は、染色家である気谷麻由子さんのご指導で草木染を体験します。
作るのは、上質の晒しの草木染の手ぬぐいです。
「わ~やさしい色~手ぬぐいだけじゃなくて、スカーフみたいに使いたいなぁ~」と。
今回は、お庭の槇の葉っぱの染液を使います。
まずは、布を糸で絞って、模様を作ります。「絞りの技だね~」とミモロ。
町家の奥にあるお蔵の中で作業します。
例えば、グレーの手ぬぐいは、チューブに晒しを巻いて、ギューとまとめて、その塊のいろいろな部分を糸で絞めてゆきます。
「だいたいこういう模様にしたいなぁ~と思い描いて、糸を締めますが、染めてみないと、実際どういう模様になるかわかりません。それがまた楽しいんですよ~」と気谷さん。
「ミモロちゃんは、どんな模様を染めますか?」と、ミモロの前に真っ白い布が広げられました。
「う~どうしようかな?ミモロらしい手ぬぐい染めたいの~」と、しばしデザインを考えます。
「よし!やっぱりミモロぽいのね~」ということで、染めると消える下書き用の絵具「青花」で模様を描きます。
ミモロが描き始めたのは、ネコの肉球。それが白く染め残され、模様になる予定…。
しばらくして…「こんなんでいいかな?」
全体のレイアウトも確認し、下書きを完成させます。
「では、そこが染まらないように絞っていきましょうね」と気谷さん。
今回は、肉球の大きな部分の輪郭を運針で縫って、そこを絞ることに。
直接、絞るより、ひと手間掛けた技術です。「きっとミモロちゃんならできるから…」ということで。
いろいろな伝統工芸の体験をしているミモロは、小さいながら作業は比較的速いのでした。
「よし・・・がんばるっぞ~」ひたすら黙々と作業に没頭。
その姿は真剣そのもの。とても話しかけられる雰囲気ではありません。
運針をした部分の糸を絞り、さらに浮いた先端部分を糸でグルグル巻きにします。
「染料がしみ込まないようにしっかり絞らなくちゃ~」と。
そして肉球の指の部分は、小さな丸なので、そこは運針なしで直接糸で絞ります。
ミモロの足跡は4つつけたので、指の部分は、全部で12個。それを全部糸でしっかり絞ります。
「よかった~もっとたくさん足跡つけようと思ったけど、増やさなくて…」と。
「ミモロちゃんは、作業するのに馴れてるから細かい作業できるけど、初めての人は、何かの形を絞りで作るのはちょっと大変だと思います。だから、全体に絞りの模様が楽しめるようなものの方がおすすめですね~」と気谷さん。
さぁ、いよいよ染色の工程に入ります。
*「京空間mayuko]では、草木染体験プログラムが楽しめます。詳しくは、fbから見てください~
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