家人宛に、長野から林檎(リンゴ)が送られてきました。
毎年、この時期になると、親戚から、お歳暮として送られてくるのです。
今年は、台風の被害もあったようですが・・・。
私は、林檎は、ナマで、食べるより、火を通して、ジャムやコンポートに加工した林檎を使うアップルパイとか、タルト・タタンなどの焼き菓子類が好きです。
・・・という訳で、林檎を煮ました。
黒砂糖とメープルシロップと蜂蜜の甘味料トリオを適当に入れて、塩も少し。
シナモンとかは、ないので、まぁいいか・・・(適当)。
でも、日本の林檎は、そのまま食べる方が、美味しいのかもしれません。
フランスの栗は、痩せていて、あまりおいしくないので、砂糖で、煮詰めて、マロン・グラッセにする・・・なんてことを、(たぶん)獅子文六の著作で、読んだような気がします。
砂糖液に何度も何度も浸けては、乾かし・・・を、繰り返し、洋酒に浸して、手間のかかる工程を経る間に、欠けたり、割れたりして、時間もかかり、作るのが大変なお菓子でもあります。
・・・たしかに、日本の栗は、茹でて、そのまま、皮を剥いて食べたり(栗ご飯にするとか・・・)、羊羹やどらやきなどの餡に加えたりするくらいで、あまり加工しなくても、美味しいのかもしれません。
伊那など、山深い栗の産地では、加熱した栗を裏ごしし、砂糖を混ぜただけの『くりきんとん』と呼ばれるお菓子もありますが、素朴な優しい味わいで、同じ栗でも、マロン・グラッセとは、違う日本的な味わいだと思います。
・・・林檎なども、西洋の林檎は、きっと、加工しないと、不味いのでしょう(←実際に、ヨーロッパやアメリカなんかで、ナマの林檎を食べたことがないので、いい加減なコトを書いています)。
いただいた林檎には、芯の周りに、蜜だまりがある・・・所謂、蜜林檎というものだそうで、酸味の少ない林檎のようでした。
・・・やはりナマが、一番、美味しいのかもしれません。
煮た林檎は、バニラ・アイスクーム等に添えて、食べようかと思っています(食後のちょっと贅沢なデザートになります)。
・・・で、やはり。今年は、暖冬なのでしょうかね。
先週、自室の窓の外に、大きなスズメバチが単独飛行しておりました。
・・・師走になるというのに、まだ飛んでいるのか・・・と思い、窓際で、見ていると、ガラス戸に近づいてきます。
たぶん、昼でも付けている蛍光灯の光に反応しているのでしょう。
(目測なので、アテにはなりませんが)4~5cmは、あったから、時期的に、オオスズメバチの雄か新女王でしょうかねぇ。
単独飛行中は、それ程、危険ではないようで、お互い見なかったコトに、すればよさそうです。
(でも・・・女王蜂であれば、仕留めておかないと、来年、危ないかも・・・でも、オオスズメのようだし、軒下に巣をつくる種類ではないしなぁ・・・。逆に、軒下の別のスズメバチの巣を根こそぎ、襲撃して、壊滅してくれるというか・・・)
そんな思いが逡巡しているあいだに、飛行中の蜂は、飛んで行ってしまいました。
今年は、スズメバチの活動期間も、平年よりも、長いようです。