鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

隠れ家的フレンチ・ランチ

2018-12-07 12:00:07 | 食・料理

昨日の雨はあがり、くもりがちな週末。


5日の映画の上映終了は、12:50分だったので、そのあと、ランチを予定しておりました。
この映画館は、県庁所在地と隣接といえば、隣接なのですが、市街地の渋滞などを考えると、隣接であっても、30~40分。
ラスト・オーダーが、13:30くらいのお店なら・・・。ちょっと気の利いたレストランなど予約を・・・と思い、グルメサイトなどで、探して、何軒かのフレンチ・レストランのランチをピックアップ。

有名店などは、1週間前でも、既に満席(・・・というか、予約の電話のときも、話中で、つながらず、つながったと思えば、『今頃、遅いんだよ?』的な・・・言葉は丁寧ですが、そんな雰囲気がアリアリと伝わってくる・・・?考えすぎ?かなぁ・・・)状態。

しかも、何故だか、この周辺のフレンチ・レストランを標榜する処は、ラスト・オーダーが、早すぎて、時間的に合わない・・・というか・・・。
住宅街の隠れ家的な座席数も多くなく・・・なんてところが、多いからなのか・・・。

時間的に間に合わないし、ラスト・オーダーが、14時とかいうところは、レビューが、低かったりで。

条件にあうお店が、なかなか見つからず。

相方の家から、それ程遠くなく、割と老舗的なレストランに、予約を入れました。

お店のホームページには、ラスト・オーダーが、13:30ということで、映画館より15分程度の距離。
お店の対応は、最後の2席が空いておりますが、駐車場が、1台しか残っておらず相乗りでお願いしたく、ラスト・オーダーが、13:15になったということで、ナントカ、間に合いそう・・・。

当日、静かな住宅街のどん詰まりに、フランスの国旗はためく、小さなレストランに、予定時間の10分前に到着。

お店のドアに、『本日、満席のため・・・』の札が・・・。平日の水曜日の13時過ぎで・・・。
お店の中は、妙齢のご婦人だけ・・・でした(男性客は、相方たったひとり)

13時を過ぎていたため、私たち以外のテーブルのお客さんは、既に、食事、デザート、珈琲を終えて、会話に華が咲く・・・状態。
相方、一言、ぼそっと・・・

『うるさすぎ・・・。』

相方は、食事を静かに食べたいタイプです。


前菜が、運ばれてくる頃が、もっとも、賑わいをみせておりました。

野菜料理に定評のあるお店なので、ローストした10種類くらいの野菜に、バジル風味のジェノベーゼソースいただく、どちらかと言えば、イタリアンというか、プロヴァンス風というか・・・。

ブロッコリーのクリームスープ、メインは、真鯛のムースをキャベツ巻きクリームソースは、フレンチの一皿。
(相方は、チキンのグリエ)。

パンは、熱々で、バターも美味しい。

デザートは、フレンチローストの珈琲、カシスシャーベット、苺のムース、小さな玉子の形をした焼き菓子。

メインが運ばれてくる頃には、食事を終えた妙齢のご婦人方が、席を立ち始めたので、静かになり、店内には、シャンソンが、流れ始めました・・・。

たしかに・・・このお値段で、このランチですから、リーズナブル・・・なんですが・・・。暮らしに余裕あるご婦人が、ご主人のお給料および、年金で、平日優雅に、お友達とフレンチランチ(・・・なんだろうなぁ)。

いいなぁ・・・と思います。

そいういう客層のお店のようです。

この『隠れ家的』フレンチとかイタリアンって、味よりも、一種のステータスなんかいな?と思います。

『ワタシね、こういうレストラン知っているんだけれど・・・。今度みなさんで、食べにいかない?』みたいな感覚で。

それにつけても・・・。
昼飯喰うにも、予約で一杯・・・っつか。

予約してまで、食べたいお料理でもなくて・・・(最近、フレンチランチは、食傷気味というか・・・)。

最近は、少しだけ高めの和食店のランチの方が、良くなってきて・・・(歳くったな・・・としみじみ思う)。