友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

やっぱり面白いことを言う

2011年10月24日 19時12分19秒 | Weblog

 うつ状態になっている。膝が痛い、胸が苦しい。そんなことも作用しているのだろう。それに肉体的な疲労も重なって、何もしたくない病に陥っている。首長選挙が終わって、何かが変わった。波があって、きわめて意欲的な時もあれば、今日のように何もしたくない時もある。うまくいっている時は気にも留めないのに、落ち込んでくると自分で先が見えなくなってしまうようだ。

 

 昨日は午前7時ごろから土砂降りになってきたので、もう運動会は中止になるだろうと誰もが思っていたのだが、自治会長さんは「なんとしてでもやりたい」意向だった。午前8時の集合時点で雲は切れて青空が現れてきた。しかし運動場は水が溜まり、運動会が出来るような状態ではなかった。それで、開始を1時間遅らせ、午前10時半より体育館で行い、天気がよければ午後からは運動場で行うということになった。午前中は体育館の中だったので、長女一家にはちょうどよかったのかも知れない。2歳の孫娘はどんなに走り回ってもよいと分かって、「ちょっと様子を見てきます」と言ってはあちらこちらと走っていた。

 

 午後からは運動場で行った。その中の「シェフにお任せ」という競技は、用具係りの私たちは大変だが、袋に詰まった野菜を持ち帰ることが出来るので、出場者が多い。誕生日会のメンバーがマツタケをゲットしたのに、「ひとりでは食べられないから、どうしよう」と電話をかけてきた。「マツタケは焼いて、醤油で食べるのが一番うまいよ」と答えると、「あなたのところでやってくれる」と言うから、「ああ、いいですよ」と答える。運動会の後、組長さんを集めて「ご苦労様でした」と反省会が開かれ、私も彼女もビールを飲んで、ちょっと物足りない気持ちでいたから、我が家での反省会2次会となった。

 

 誕生日会のメンバーに招集がかかり、ビールや焼酎やワインでマツタケを肴におしゃべりが始まった。急な召集だったから、1組の夫婦は参加できなかったけれど、その娘さんが来てくれた。娘さんのお父さんは宇宙人の愛称がある。ちょっと普通の人には理解できない発想や行動が見られるからだ。ルーフバルコニーで作業をしていると、彼がベランダで話しているのが聞こえる。はじめは独り言のように思っていたけれど、カミさんが合いの手を入れている。彼女は「ウチの父さんはちょっと変わっているところがあるけど、とってもいい人よ」と言っていた。ダンナを心から尊敬し、最高の理解者であるようだ。

 

 それは娘さんの話からも伺うことが出来た。彼女の母親は「お父さんは家で一番偉い人」と子どもたちに言い聞かせ、子どもの教科書の名前は高校を卒業するまで、全て父親が書いてくれたそうだ。「お父さんは大事な人、子どもは命」と言って子育てをしてきた母親もいるけれど、この娘さんの母親は「お父さんは偉い人」と教えてきた。専業主婦だからという考え方も出来るかも知れないが、むしろ彼女が生まれ育ってきた環境にあるように思うし、実際、結婚した相手は彼女の考えたとおりの人だったのだろう。

 

 娘さんも面白い人で、2番目の子供を妊娠した時、「両親と自分の家庭をつなぐ子になって欲しいと願った」と言う。「でも、生まれてきた子は、朝青龍のような女の子でがっかりしてしまったのに、どんどん可愛らしい女の子に成長してくれたので、ちゃんと願いを叶えてくれたのだと思った」と話す。やっぱり面白いことを言う。

コメント
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