友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ルーム長からのメールとハガキ

2013年10月09日 19時06分09秒 | Weblog

 朝、台風の影響で空は曇っていたが、雨はまだ降りそうになかった。春日井市での井戸掘りは苦戦続きで、6日に埋めた穴をもう一度掘り直した。今日中に初めに水が出た深さまで掘りたい、そう思って出かけた。何とか順調に進み、水面が見えてきた。ところが雨が降り出した。丁度、昼食時間だったから、食事をしてから考えることにした。食事を終わって現場に戻るが、雨は止みそうにない。予報では、今日の午後からは雨、でも明日は晴れるとあったので、作業は明日に延ばした。

 私のブログを見ている生徒だった60歳になるオジさんが、体育祭を懐かしんでメールをくれた。来年、高校受験を控えた「息子が超反抗期だが、受験勉強は親がすることではないですから」と冷静に息子を見ている様子が分かる。それでも「来年から彼がどんな高校生活を送るのか、楽しみだったり不安だったり」と本音を吐露していた。そしてまた、先日クラス会を開いた生徒からもハガキが来て、「同級生と共に語り合い、大変な感動を受け、貴台並びに‥とお会い出来た事に大変うれしく思い一筆したためました」とある。

 ふたりともルーム長を務めたしっかり者で、クラスのみんなから人望があった。メールの主はギターを弾いてバンドも組んでいたから、息子もきっと女の子にモテルだろう。デザインのセンスも良くていい仕事をしていたから、いいオヤジを続けて欲しい。ハガキの主は昔から堅かったが、気が回る男だった。それにしても私よりも年上かと思うほどの文面に驚いた。私の方がみなさんにお礼状を出さなくてはいけないのに、こういうところも彼らしい。

 生徒たちが制作したアニメ『ハチのむさし』をDVDにしたように、私が撮った子どもたちの8ミリフィルムもDVDにした。それを見た長女は「まだゆっくり見てないけれど、自分の多動にびっくりだわ」と感想をメールしてきた。私はすぐに「多動性症候群と思ったかも知れませんが、ただ、ひょうきんだったのだと思います。受け狙いですね。大きくなるにしたがって、ひょうきんなことをしなくなりましたからね」とメールした。

 自然児であれと育てたけれど、子どもは大人の受けを気にする。それが自由奔放でオーバーな表現になった。長女は明るいだけでなく、思いやりのある人に成長した。それで充分だと思う。

コメント (1)
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